Classic Lucha:Best of Classic Lucha 1988の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@カベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:ローラ・ゴンザレスvs.パンテラ・スレーニャ(2-1)(9/12/88)
観客席にぶつけ、鉄柱にぶつけ、と荒々しさは十分。
アクションを絞って限定する分、
憎しみたぎらせ全力で行っていますね。
お互いが流血しても動きは衰えず。
時に執拗さがしつこくも見えますが。
場外へのダイブやコーナー上投げなど
迫力あるスポットも重ねて
女性の命の髪がかかっているだけある
ニア・フォールに次ぐニア・フォール。
少し自分たちのスキルを超えた攻防で無理もしていますが、
女性でもここまでの試合が出来るんだと証明した歴史的な試合でしょう。
試合後は観客が熱狂してリングまで押しかけてましたからね。
中々良い試合。
Aマスカラス・コントラ・マスカラス、3本勝負:ヴィジャノスvs.ブラゾス(10/21/88)
まずはオーソドックスなレスリング。
伝統的ですね。
体重のせいでブラゾの動きが鈍いものの
それでも体型からありえないと考えてしまう技、
ヴィクトリー・ロールなどを決めたりと持ち味は発揮している。
控えが後ろのコーナーから飛ぶ定番の流れでヴィジャノスが1本。
2本目は軽快な攻防から始めつつ
サブミッションにシフトさせて魅せます。
3本目は控えが入って殴り倒しあうと
ヒート・アップし6人で?み付き、マスク引き裂きなど
レフェリーが統率できない乱戦状態になります。
ただ本当にアクションにはなっていないので
乱戦表現としては合格点を与えることはできない。
ダイブ連発から終盤戦に突入ですが
画質が悪い上、観客が移りこんでいるので
その攻防をちゃんと見る事はできませんでしたね。
名のあるトリオの全員のマスクが賭けられており有名な一戦ですが
思ったよりヒート・アップするのに時間がかかったし
それぞれの上手さも十分に発揮されていなかった印象があります。
とりあえず、中々良い試合としておきます。
(執筆日:?/?/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@カベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:ローラ・ゴンザレスvs.パンテラ・スレーニャ(2-1)(9/12/88)@マスカラス・コントラ・マスカラス、3本勝負:ヴィジャノスvs.ブラゾス(2-1)(10/21/88)