TOPルチャ・リブレClassic Lucha 1984年 →Classic Lucha:Best of 1986

Classic Lucha:Best of 1986の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ケージ・マッチ:サングレ・チカナvs.ペロ・アグアーヨ(Monterrey、日付不明)
 コントラ戦と同じくアグアーヨの気性の荒さが活きる形で乱戦はできています。
 ケージという要素を加えてチカナは戦い方に幅を出して
 よりアグアーヨの単純性を補う試合運びを見せています。
 ドロップ・キックを放ったアグアーヨの股間を蹴り上げたシーンも印象的。
 ただ後半にかけてレフェリーに暴行を加えたりと良く分からない展開に。
 ルードがやるなら良いんだけどアグアーヨも劣らずに暴れるからカオスに。
 まとまりのつかないまま発散した印象を払拭できず。
 まあまあ良い試合。

Aカベジェラ・コントラ・カベジェラ:サングレ・チカナvs.ペロ・アグアーヨ(2/28/86)
 レフェリーを引き離して襲いかかったり、
 チカナが受けの際、大きく後退するふらつきようを見せたりして
 喧嘩的な雰囲気を上手く作り出しています。
 アグアーヨの気性の荒さが活きていますね。
 エプロンの看板をはきとってそこにボディ・スラムを決めたのは面白かったものの
 打撃偏重で終盤にかけての二ア・フォール技も
 大して凄いと思わせるものではないので
 時代が時代とはいえ長ったらしく思える。
 中々良い試合。
 (執筆日:?/?/12)

Bカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:ラ・フィエラvs.ベビー・フェイス(8/15/86)
 開始するなり打撃技を打ち合い。
 インパクトある出だしで飛ばし、
 フィエラがミサイル・キックを決めて一本。

 2本目はフィエラがベビー・フェイスを鉄柱にぶつけて流血させ、雰囲気寄りに。
 これなら確かに技を出し惜しみせずに使っても問題ないですね。

 3本目含めてベビー・フェイスが
 見せ方を整えて良い反撃を見せていましたが、
 いかんせんベビー・フェイスは寸胴でいまいち絵にならないのが惜しい。

 またクライマックスは両者流血状態とはいえ
 ポイントではもう少しクイックに動いてメリハリつけても。

 中々良い試合。
 (執筆日:2/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ケージ・マッチ:サングレ・チカナvs.ペロ・アグアーヨ(Monterrey、日付不明)
Aカベジェラ・コントラ・カベジェラ:サングレ・チカナvs.ペロ・アグアーヨ(2/28/86)
Bカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:ラ・フィエラvs.ベビー・フェイス(2-1)(8/15/86)