TOPルチャ・リブレAAA 1999年 →AAA:1999 Vol.4(Triplemania VII) 6/11/99

AAA:1999 Vol.4(Triplemania VII) 6/11/99の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間15分です。
SlamBamJam製。

@スパイス・ボーイズvs.ロス・パヤソス
 ビリー・ボーイ、イントカブレらを擁するボーイズに
 現在IWRGに都落ちしているピエロ集団パヤソスの試合。
 普通にどちらも動きが良いですね。
 今ではボーイズは鍛錬不足、パヤソスは体重オーバーになっているからなぁ。
 連携も入れてオープニングとして手軽な内容に仕上げました。
 平均レベル。

A3本勝負:ラティン・ラベル 、アレブリヘ、マスカラ・サグラダ、パスファインダーvs.シベルネティコ、エレクトロ・ショック、アビスモ・ネグロ、エスペクトロJr
 パスファインダーの姿を見て驚きました。
 明らかにライガーをパクっていますね。
 只オズは明らかにハイ・フライヤーじゃなくて
 努力して高難易度の技を出しているのは分かりますが拙く危ういです。
 ギミック・チェンジして今の乱戦タイプのオズになったのも分かりますね。
 試合は観客を見ながら悪くない内容でしたが2本目でヴァイパレスが乱入。
 これで反則裁定が下り、
 スパイス・ボーイズが助けに駆けつけてもヴァイペルスの勢いは止まらず
 標的になっていたシベルが2度目の反則により3本目を取る、というひどいエンディングでした。
 今までやってきた事と何も関係ないですからね。
 悪い試合。

B3本勝負:ペロ・アグアーヨSr、コバルデ、オクタゴンvs.ペロ・アグアーヨJr、サングレ・チカナ、テハノ
 アグアーヨ親子対決かと思いきや
 2人は友好的でJrはSrをリスペクトして寝る始末です。
 そのために試合は2本目で再編され
 アグアーヨ親子、オクタゴン(KO)vs.チカナ、テハノ、コバルデの形になります。
 Srは動きが悪く狂犬の影は無く、
 Jrはまだ乱戦が上手くはないので退屈な内容で
 アグアーヨ親子の勝利という結果だけです。
 只1つ注目すべきは病院送りになったオクタゴンが
 バイクにのったペーニャに連れ戻されるシーンですね。
 04年のTMに使われるネタです。
 最も04年と比べると見せ方も下手だし全然膨らませていませんけどね。
 悪い試合。
 試合後帰ろうとしたオクタゴンをミステリオッソが襲撃。

Cストリート・ファイト:ロス・ヴァトス・ロコスvs.ロス・ヴァイペルス
 ロコスはピクドとチャーリー・マンソンら、
 ヴァイペルスはシコシス、イステリアらで構成されています。
 全編乱闘ながら凶器と連携を使ってこなせていたのですが
 最後はダブル・カウントアウトというオチ。
 そんなの気にしないファイトだったのに急に言われても・・・。
 悪くない試合。 

Dソチ浜田vs.ペンタゴン
 男と女のマノ・ア・マノは珍しいですね。
 レスリングをベースに技でも一進一退の攻防を繰り広げました。
 只ちゃんと魅せれているにもかかわらず
 最後はマルティネンテ、アビスモが現れた
 どさくさの中でペンタゴンがロー・ブローを食らった振りをするという物でした。
 その前にソチがダイブを決めて追い込んでいたので流れにはなっていますが勿体無いですね。
 平均より少し上。

Eコントラ・マッチ:ヘビー・メタル、フェリノvs.キック・ボクセル、タイ・ボクセル
 メタル、フェリノはペペ・カサスの髪を、
 ボクセルズはティランレスの髪を賭けています。
 さて試合ですがボクセルズが名前通りMMAスタイルを見せたのは興味深かった物の
 そこらの使えないルチャドールを使ったのが明らかで
 雪崩式パワー・ボムを受けきれず気絶し担架で運ばれる失態を晒しています。
 悪い試合。

総評
 ストーリー・ベースに転換しているもののスター不足である事は否めません。
 (執筆日:9/26/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@スパイス・ボーイズvs.ロス・パヤソス
A3本勝負:ラティン・ラベル 、アレブリヘ、マスカラ・サグラダ、パスファインダーvs.シベルネティコ、エレクトロ・ショック、アビスモ・ネグロ、エスペクトロJr(DQ)
B3本勝負:ペロ・アグアーヨSr、コバルデ、オクタゴンvs.ペロ・アグアーヨJr、サングレ・チカナ、テハノ(2-1)
Cストリート・ファイト:ロス・ヴァトス・ロコスvs.ロス・ヴァイペルス(ダブル・カウントアウト)
Dソチ浜田vs.ペンタゴン(DQ)
Eコントラ・マッチ:ヘビー・メタル、フェリノvs.キック・ボクセル、タイ・ボクセル