TOPルチャ・リブレAAA 1996年 →AAA:Triplemania III-C 6/30/95

AAA:Triplemania III-C 6/30/95の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@オクタゴンシート、スペル・ムネキート、マスカリータ・サグラダvs.エスペクトリートI、フエルシータ・ゲレラ、ジェリート・エストラーダ
 全員端的に動いてルード制圧につなげます。
 
 しっかり形を作った攻めですね。

 マスカリータ、オクタゴンシートのキレも良いですが、
 それを支えるルードの確かな受け身技術も光ります。
 エスペクトリートかなり上手かったですね。
 そのリズムは心地がよかった。

 彼らのポテンシャルを考えると試合時間がやや短め。

 その中で飛び切りの物を見せてくれました。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

A3本勝負:エル・イホ・デル・サント、オクタゴン、レイ・ミステリオJr. vs.ブルー・パンテル、フエルザ・ゲレラ、シコシス
 シコシスがサントに奇襲を仕掛けリング制圧。
 シコシスの荒々しさが際立っていますが、他の遺恨も仕上がっていますね。

 パンテルの静を上手く活かした怖さの見せ方も素晴らしい。

 2本目はミステリオの孤立から
 サントが爆発させて盛り上げます。

 かなり良い流れで3本目も様々な攻防を見せ広げていましたが、
 途中で参加できなくなったオクタゴンが負傷したのか、
 勿体ないタイミングでロー・ブローによるDQ決着になっていましたね。

 この勢い、レベルなら好勝負は行けたでしょう。

 好勝負に少し届かず。

Bマスカラ・コントラ・マスカラ、3本勝負:ウイネーズvs.スペル・カロ
 少し手があっていないようで
 不要に疲労感を出したり
 展開のタイミング図り過ぎだったり。

 マスカラ戦のトーナメントという無茶な企画も一因か。

 精度に難はあるものの
 何とかしようとする試行錯誤はオリジナルでそれが救いですね。

 3本目も見栄えが微妙で、最後の抑え込みも綺麗に3カウント入れられず…。

 平均より少し上。

 試合後ウイネーズが潔くマスクを脱ぐものの
 ノリノリで脱いでマスクを振り回してアピールしていて、
 とても負けた人とは思えなかったですね…。
 (執筆日:12/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@オクタゴンシート、スペル・ムネキート、マスカリータ・サグラダvs.エスペクトリートI、フエルシータ・ゲレラ、ジェリート・エストラーダ
A3本勝負:エル・イホ・デル・サント、オクタゴン、レイ・ミステリオJr. vs.ブルー・パンテル、フエルザ・ゲレラ、シコシス(2-1)(DQ)
Bマスカラ・コントラ・マスカラ、3本勝負:ウイネーズvs.スペル・カロ(2-1)