TOPルチャ・リブレAAA 2009年 →AAA:Alas de Oro 2009

AAA:Alas de Oro 2009の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約1時間25分です。
SlamBamJam製。

観客のいないスタジオで収録されたJrの総当たり戦になります。勝利で2点、引き分けで1点?、制限時間は5分です。

@アレックス・コズロフvs.ジャック・エヴァンス
 制限時間一杯を使って戦うだけの価値があるカードですが、
 無観客ではエヴァンスのムーブには無駄が多すぎるし、コズロフはいつものようにアピールしていては駄目です。
 また最後に少しとちっていましたね。
 少し悪い試合。

Aビリー・ボーイvs.スギ・サン
 スギ・サンこと義経ですが、いきなり演舞の意思疎通を外し長いお見合い時間を生んでいます。
 あっさりやられますし、レフェリーがカウントを日本語で喋るのが見所でしたね・・・。
 ひどい試合。

Bテディー・ハートvs.ラレド・キッド
 間を置くテディーと素早く動きたいラレド。
 対比のはずが移行はガタガタ、ラレドも粗い。
 ひどい試合。

Cエクストリーム・タイゲルvs.スーパー・フライ
 スピードにのって技を次々と生んでいますが
 特に目を見張る物ではないし技の重み付けも薄いです。
 2分で終了故に評価としては悪い試合に入る。

Dティト・サンタナvs.エアロスター
 エアロスターがセカンド・ロープを踏んでのトペコンなど面白い技を見せてアピールしていますね。
 AAAクルーザー級の中では高い素質を感じます。
 一方のサンタナは特に褒めるものはなし。
 そもそもこの名前は問題ないのでしょうか、というよりオリジナルはメヒコで活動していたのでしょうか。
 悪くない試合。

Eエクストリーム・タイゲルvs.ビリー・ボーイ
 そういう試合の進め方、見せ場の配置は良くあるよね、というテンプレートなクルーザー級の戦い。
 少し悪い試合。

Fアレックス・コズロフvs.スギ・サン
 コズロフはカバーしている時も相手を見ていないし相変わらず対応できていないですね。
 また単純な試合構築でも技をかける時のズレやダイブを効果的に使えていないなど問題あり。
 最後も反則で終了です。
 ひどすぎる試合。

G#1コンテンダーズ・ルーザーズ・リーブス・タウン・ケージ・マッチ:アレックス・コズロフvs.エクストリーム・タイゲルvs.ジャック・エヴァンスvs.テディー・ハートvs.ロッキー・ロメロvs.スギ・サン(8/30/09)
 この形式に勝者への褒賞を与えても・・・。
 タイゲルが勝ちましたが全然充足感はありません。
 誰が勝つかではなく誰が負けるかに焦点が集まった形式ですからね。
 試合は適当。
 CMLLみたいに脱出を多用して試合構築を図る事はなく、
 退屈しのぎにケージ上ダイブなどを見せれば良いだろう、という考えです。
 ジャックXテディーが無駄に他と一線を画したハードさだったり、
 最後のロメロXコズロフがプロレスをしてライバリティーを見せたりと見所はあるにはあるが・・・。
 悪くない試合。

Hテディー・ハートvs.エアロスター
 確かにテディーは相手の事なんて考えずに痛めつけるけど
 それで反撃の気を失い、最後はフィニッシャーをかわしてフォールを奪われるなんてのは・・・。
 ひどい試合。

Iスーパー・フライvs.ラレド・キッド
 フライがヒール系で安定した試合運びを見せていますね。
 2人の構築という意味では一番ちゃんとしている内容です。
 しかし最後のカウント3は0秒を過ぎていたけど・・・。
 少し悪い試合。

総評
 ルチャには珍しいシングルが見れるという事で期待していたのですが5分の制限時間があるとはね。
 テディーは相変わらず自分勝手だし・・・。
 (執筆日:8/4/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アレックス・コズロフvs.ジャック・エヴァンス
Aビリー・ボーイvs.スギ・サン
Bテディー・ハートvs.ラレド・キッド
Cエクストリーム・タイゲルvs.スーパー・フライ
Dティト・サンタナvs.エアロスター
Eエクストリーム・タイゲルvs.ビリー・ボーイ
Fアレックス・コズロフvs.スギ・サン(DQ)
G#1コンテンダーズ・ルーザーズ・リーブス・タウン・ケージ・マッチ:アレックス・コズロフ(追放)vs.エクストリーム・タイゲルvs.ジャック・エヴァンスvs.テディー・ハートvs.ロッキー・ロメロvs.スギ・サン(8/30/09)
Hテディー・ハートvs.エアロスター
Iスーパー・フライvs.ラレド・キッド