TOPルチャ・リブレAAA 2009年 →AAA:Triplemania XVII 6/13/09

AAA:Triplemania XVII 6/13/09の分析


名勝負 なし
好勝負 メガ王座戦:エル・メシアス(ch)vs.ドクトル・ワグナーJr.

2枚約4時間5分です。
SlamBamJam製。

@ビリー・ボーイ、ミニ・アビスモ・ネグロ、ポルボ・デ・エストレージャス、セクシー・ボーイvs.エル・エレギド、ファビー・アパッチェ、オクタゴンシト、ピンピネラ・エスカラータ
 ミニにオカマに女子、ノーマル(エレギド)と入り混じっている割に変化が薄かったです。
 逆に言えば一つになって動けていますけどね。
 オープニングとしては適当なハイ・フライング・マッチ。
 悪くない試合です。

Aチャーリー・マンソン、ロッキー・ロメロ、X-Pac vs.スコリア、オズ、ゾロ
 所々で待ちが見える上流れを切り合う内容です。
 ロメロ以外動きが悪かったですね。
 悪い試合。 
 敗北したゾロが取り決めどおり鞭打ちの刑を受けるも隙を突いて竹刀を手にし滅多打ち。
 オズ、スコリアと共に相手をリンチしてから去っていきます。

Bクルーザー級王座戦、ハードコア・4ウェイ・ダンス:アレックス・コズロフ(ch)vs.エクストリーム・タイゲルvs.アラン・ストーンvs.クレイジー・ボーイ
 テーブルや椅子を使って立てた椅子への投げ等
 意外にハードな事をやるのだけど
 試合は4ウェイとは思えないぐらいスローでスポットが孤立しています。
 抜ける順も良くないですね。
 不安定なボーイなんて残さず王者のコズロフを残すべきです。
 悪い試合。

Cタッグ王座戦:ジョー・ライダー、ニチョ・エル・ミリオナリオ(ch)vs.ラティン・ラバー、マルコ・コルレオーネ
 コルレオーネは類稀なる長身と身体能力を持っている。
 それが仇となってタッグの中には収まらず構築は良くないですね。
 王者ももう少しタッグ力が欲しい。
 フィニッシュも悪徳レフェリー・ネタでトリプレマニアでするには弱し。
 少し悪い試合。

Dメガ王座戦:エル・メシアス(ch)vs.ドクトル・ワグナーJr.
 場外、コーナー上を使いこなして短期的に構築しつつ
 それを細かなアピールで繋ぎとめて積み重ねます。
 見得の力は飛び切りですからね。
 
 メシアスがワグナーのマスクを引き裂き
 椅子攻撃で流血させます。
 ワグナーもやり返して、と
 ゆっくりとロング・マッチの作り方をこなしますね。

 メキシコAAAの刹那的盛り上げも少しあるものの
 ベーシックは日本式、特に新日本プロレス的な攻防で、
 AAAヘビー級の一つの転換点ともいえるかもしれませんね。

 凶器を使うシーンもありますが、
 36分もの試合時間に対して余計なブックの演出がほとんど無くやり遂げたエピック・マッチ。
 (結局その後の抗争ではひどい演出もそこそこあるのですが…)

 決まり手も説得力ある決め方で良かったですね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/21)

Eケージ・マッチ(AAA支配権が賭けられている):エル・イホ・デル・サント、ジャック・エヴァンス、ラ・パルカJr、オクタゴン、ヴァンピーロvs.チェスマン、エレクトロ・ショック、鈴木健想、シルバー・キング、テディー・ハート
 オーナー(?)とコナンの軍団抗争みたいですね。
 試合はチーム戦のため攻めも脱出も目を引かない停滞模様が続きます。
 テディーが相変わらずケージ上から飛んでますけどね。
 閉塞感を打開するために要所で起こる事は全て外。
 コナンがスクリーンに現れて喋ったり
 セコンドが現れて小競り合いになったり、
 はたまたコナンが実際に現れ介入したり。
 最後はマスクをつけたゾロが登場。
 オーナーに迫るも竹刀を渡し、オーナーがその竹刀でコナンをしばきます。
 その後は脱出の攻防一発で1対1の絡みすら実現せずです。
 少し悪い試合。

総評
 CMLLに戻った方が良いんじゃない、という移籍組みの凡試合に
 多人数手抜きメインと見事なラインナップ。
 (執筆日:8/15/09)
 ただDだけは後で見直すとエピック・マッチでした。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ビリー・ボーイ、ミニ・アビスモ・ネグロ、ポルボ・デ・エストレージャス、セクシー・ボーイvs.エル・エレギド、ファビー・アパッチェ、オクタゴンシト、ピンピネラ・エスカラータ
Aチャーリー・マンソン、ロッキー・ロメロ、X-Pac vs.スコリア、オズ、ゾロ
Bクルーザー級王座戦、ハードコア・4ウェイ・ダンス:アレックス・コズロフ(ch)vs.エクストリーム・タイゲル(新チャンピオン!)vs.アラン・ストーンvs.クレイジー・ボーイ
Cタッグ王座戦:ジョー・ライダー、ニチョ・エル・ミリオナリオ(ch)vs.ラティン・ラバー、マルコ・コルレオーネ
Dメガ王座戦:エル・メシアス(ch)vs.ドクトル・ワグナーJr.(新チャンピオン!)
Eケージ・マッチ(AAA支配権が賭けられている):エル・イホ・デル・サント、ジャック・エヴァンス、ラ・パルカJr、オクタゴン、ヴァンピーロvs.チェスマン、エレクトロ・ショック、鈴木健想、シルバー・キング、テディー・ハート