TOPルチャ・リブレAAA 2000年 →AAA:Triplemania 8 in Japan 7/5/00

AAA:Triplemania 8 in Japan 7/5/00の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約1時間55分。
SlamBamJam製です。

トリプレマニア史上初、日本で開催となります。
日本語実況つき。

@ミニ・アビスモ・ネグロvs.オクタゴンシト
 日本を意識してかルード・プレイなど
 繋ぎの役割をなす行動が薄く、
 ハイ・フライを連発しすぎているきらいがあります。
 オープニングとしては適当で、悪くない試合。

Aグラン・アパッチェvs.オスカル・セビジャ
 グランが上手くいなしたり誘導したりと
 オスカルを引き立てています。
 クライマックスに悪徳レフェリー・ネタを持ってきましたが
 オスカルが何の反応も示さなかったのは駄目ですね。
 グランが押し切る形でしたし最後に小さくなってしまいました。
 まあまあ良い試合。

Bペンタゴン、ソチ浜田vs.オリエンタル、エステル・モレノ
 ファミリー対決。
 所々で形をいれてくるも全体的にレベルが低く、
 最後は唐突にグラン浜田、浜田文子に突っかかり場外乱闘でダブル・カウントアウト。
 悪い試合。
.
C4コーナー・イリミネーション・マッチ:ロス・ヴァイペルス(シコシス、マニアコ、イステリア)vs.パス・ファインダー、アレブリヘ、ペロ・アグアーヨJrvs.ヴァトス・ロコス(チャーリー・マンソン、ピクド、エスペリトゥー)vs.堀口元気、田中稔、丸藤正道
 人数が多いのでまったく連携、カットを見せる事無く淡白に進んでいきます。
 ずれ、ミスが出た一方で特に良い所はなし。
 色物のアレブリヘが意外に安定しているぐらいかな。
 悪い試合。

Dキック・ボクセル、金丸義信vs.タイガー・マスクIV、ヘビー・メタル
 金丸がルードを楽しんでいた物の
 基本的に微妙な格闘技スタイルで
 金丸、タイガーも引っ張る事なく緩い内容です。
 ボクセルが1年経ってまだ残っているとは思いませんでした。
 打撃の鋭さこそ増したものの相変わらずルチャは下手です。
 あっけなく終了。
 悪い試合です。

Eロス・クレイジー・ヴァイパレス(エレクトロ・ショック、アビスモ・ネグロ、CIMA、シベルネティコ)vs.ラティン・ラベル、獣神サンダー・ライガー、ヘクトル・ガルザ、オクタゴン
 乱戦、ヴァイパレスによる孤立、乱戦で仕切り直し、という構築。
 飛び技だけに湧き上がるという事ではなく
 試合の展開と同時に観客を惹きつけていきます。
 そういう意味で日常のルチャ・リブレを見せた内容でした。
 しかし特にスキルの高さを出せた選手はいなく凡庸な攻防の方が目立ちます。
 平均レベル。 

総評
 日本人が絡んで興味深いカードはあったけれど
 日本ツアーならまだしもこれをTMというにはスケールが小さい。
 観客も盛り上がりが悪いですしね。
 (執筆日:9/26/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ミニ・アビスモ・ネグロvs.オクタゴンシト
Aグラン・アパッチェvs.オスカル・セビジャ
Bペンタゴン、ソチ浜田vs.オリエンタル、エステル・モレノ(ダブル・カウントアウト)
C4コーナー・イリミネーション・マッチ:ロス・ヴァイペルス(シコシス、マニアコ、イステリア)vs.パス・ファインダー、アレブリヘ、ペロ・アグアーヨJr vs.ヴァトス・ロコス(チャーリー・マンソン、ピクド、エスペリトゥー)vs.堀口元気、田中稔、丸藤正道
Dキック・ボクセル、金丸義信vs.タイガー・マスクIV、ヘビー・メタル
Eロス・クレイジー・ヴァイパレス(エレクトロ・ショック、アビスモ・ネグロ、CIMA、シベルネティコ)vs.ラティン・ラベル、獣神サンダー・ライガー、ヘクトル・ガルザ、オクタゴン