TOP日本のプロレスUWF →UWF:Best of UWFi Disc Five

UWF:Best of UWFi Disc Fiveの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

Highspots製。
Disc 5は約2時間5分です。

@桜庭和志vs.金原弘光(8/13/95)
 密のグラウンドと蹴りという定番の素材はあるが
 特に反撃の糸口を見出せぬまま桜庭がポイントを失っていくのでそこまで盛り上がらず。
 平均レベル。

Aゲイリー・オルブライトvs.田村潔司(8/18/95)
 ゲイリーが下手にUWFスタイルに順応したせいでガイジン力が下がり、つまらなくなってますね。
 いまいちなまま5分が過ぎたなぁ、と思っていたら
 6分半という早さで微妙なフィニッシュが訪れる。
 少し悪い試合。 

Bビリー・スコットvs.山本喧一(10/23/96)
 定番のサブミッション狙いで動きのある攻防で、
 均衡しているので一進一退で投げあったりもする。
 しかし余りにもレベルの低さを露呈するシーンが多いですね。
 盛り上がってきた所で相手に反撃して、と指示するためにフロント・ヘッド・ロックにいくなんてシーンもあったし。
 両者3ポイントまで削りあったけど
 時間切れが見えていて緊張感はなし。
 悪くない試合。

C高田延彦、佐野直喜vs.桜庭和志、安生洋二(10/23/96)
 最初はロープ・ブレイクでのポイントの削り合いでこじんまりとしていたものの
 予想外な事に安生が起爆剤となって徐々に面白くなってきます。
 しかし桜庭は実力の劣るキャラなのに
 観客の応援を集める事が出来ず伸びが鈍くダラダラと。
 平均より少し上。

D桜庭和志vs.高山善廣(11/20/96)
 長身の高山相手に桜庭は密着状態からの体の動かし方とか良い物を見せているが
 プロレス的見せ方に対して無頓着な部分がある。
 高山の戦い方もUWFの中では鋭さが足りない。
 悪くない試合。

E柿原賢人、山本喧一vs.金原弘光、桜庭和志(12/27/96)
 それぞれいまいちキャラ、売りの立たない新人ながら
 彼らだけでやれば個性のなさは風景に溶け込み、
 スポーツ・ライクなそれは個々を輝かせる。
 ただ特に展開が作れない中、依然と違ってポイントが試合展開とダイナミックに連動してないのが痛いですね。
 一方でその新ルールがクライマックスで金原脱落、1対2という状況を生んでいます。
 その状況もまた演出できてはいなかったが
 桜庭が珍しく活躍していたので面白かったですね。 
 中々良い試合。

F高田延彦vs.高山善廣(12/27/96)
 最初は引き出しの少なさから低空飛行でしたが
 高山のニーが重い武器であり、
 攻略しにく相手として映っているので次第に熱を帯びていきました。
 終盤の攻防もまずまずです。
 高山が驚異というレベルにまでにはいってないが、まあまあ良い試合です。
 
総評
 やや選考は甘いような気もしますが
 UWFiの、UWFも含まれていますが、時代の流れ、多彩な面子を楽しめるので面白いですね。
 (執筆日:5/2/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@桜庭和志vs.金原弘光(8/13/95)
Aゲイリー・オルブライトvs.田村潔司(8/18/95)
Bビリー・スコットvs.山本喧一(20分時間切れ)(10/23/96)
C高田延彦、佐野直喜vs.桜庭和志、安生洋二(10/23/96)
D桜庭和志vs.高山善廣(11/20/96)
E柿原賢人、山本喧一vs.金原弘光、桜庭和志(12/27/96)
F高田延彦vs.高山善廣(12/27/96)