UWF:ラスト・マッチ 9/11/85の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 山崎一夫vs.高田延彦 |
1枚、約55分です。
IVPvideoにて購入。
@山崎一夫vs.高田延彦
前回の対決に比べ身体が充実し、蹴りが研ぎ澄まされた事で
山崎vs.高田らしさが失われている。
蹴りの打ち合いは盛り上がるが
それをベースにした事で連続性ではなく
両者場外転落、連続ダウンなどポイントをついての展開へとシフトしています。
また終盤ではここぞの技の見せ方が上手いものの
雰囲気が切れる部分があるし、
フィニッシュは蹴りに力尽きてKOされるという物になっています。
どちらかというと前田vs.高田みたいな内容でしたね。
必ずしも変質が悪くはなく良い影響も与えていてクオリティは高いが
数え歌としての認識だと軽く外された印象を持ってしまう。
中々良い試合。
A藤原喜明vs.スーパー・タイガー
素顔になったタイガーは装飾的な蹴りな上、
仕掛けていく際汚い形になっています。
張り合ってヘッド・バッドを行う等
表現が下手でジョークに見えるシーンもあります。
一方の藤原も打撃を受けてのサブミッション狙いしかないのがキツイですね。
サブミッション自体は他の誰よりも魅力的に輝いていたのだけど。
タイガーのUWFの試合は思っていたよりつまらないなぁ。
平均レベル。
総評
売りであった2カードが収録されているものの
内容は訴求力に欠け第1次UWF最後の大会という歴史的価値が最初に出てきてしまう。
(執筆日:4/15/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@山崎一夫vs.高田延彦A藤原喜明vs.スーパー・タイガー