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Zero-One:Best of Zero-One 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 Zero-1王座戦:関本大介(ch)vs.大谷晋二郎(6/22/19)

@大谷晋二郎vs.火野裕士(1/1/19)
 重い鋭い打撃に対しノー・ガードで前に受けに行ったりと
 Zero-Oneらしい熱さを感じさせるぶつかり合い。
 大谷の腕攻めから限られた試合時間の中で
 コンパクトに構成を作れていますね。

 終盤も迫力ある技の乱れ打ち、
 大雑把で割り切った内容ながら
 お年玉らしい楽しさがあって成功といえるでしょう。
 中々良い試合。

AASUKA vs.火野裕士(6/22/19)
 ASUKAは華麗なムーブを決めた後、
 女性らしい艶やかなアピール・ムーブ。
 彼女のバックグラウンドを映した理想の試合運びが出来ていますね。

 火野は強大に立ちふさがり、
 ASUKAの気の強さを引き出し
 両者がそれぞれを魅力的に見せ合っています。

 流石に火野が相手だと終盤に出来ることは限界があり、
 試合時間は11分と短いですが素晴らしい内容でした。
 好勝負に少し届かず。

BZero-1王座戦:関本大介(ch)vs.大谷晋二郎(6/22/19)
 大谷が脚を取りに行き、関本が倒れつつも蹴って離れる等
 単なるグラウンドをを今一度原点回帰して大事に扱っています。
 これは大谷の年齢への配慮でしょうが、
 関本にとっても良くて普通に進めると淡白になりがちな所を
 これによりパワー見せる場面が絞られるので
 よりメリハリが利く副次効果を生んでいます。

 関本の大技を受けつつも
 食らいつく大谷の試合運びには美学を感じますね。
 原点に戻るといいつつこの色気は若いときには出来なかったこと。
 拳を握りながら関本のチョップを前に出て受けていくシーンも良いですね。

 ただ23分という試合時間が少し長かった。
 定番のシークエンスに頼ったりと
 それまでの特別感からの逸脱が一部で見られます。
 この内容なら23分やらなくても満足度は十分ですからね。
 最後のフィニッシュ含めて改善の余地はある。

 しかしその余地があっても尚特別で素晴らしい試合でした。
 予想以上。
 ぎりぎり好勝負。

C火祭り決勝:岩崎永遠vs.火野裕士(7/28/19)
 真っ向から打撃を打ち合う一方で
 バック・ドロップをクロス・ボディで潰して場外に逃げる等
 火野が転調を混ぜ込んで試合に緩急をつけています。

 火野はドミネイトっぷりも流石のものでしたね。
 抑えきれない力強さを感じます。

 一方のデビュー2年目の岩崎。
 ストロング・スタイル系ながら火野の業界トップ・クラスの
 パワフルさに相対できるかというと否。
 そうすると受け手としての貢献が求められるものの
 試合運びは単純な筋に逃げていて
 中盤に与えられた腕攻めを終盤に結びつけることもできていない。

 内容としては、余りに時期尚早だったというしかない、ものの
 団体に加入し立ての火野に火祭り優勝、
 これからプッシュしたい若手に決勝進出という実績を作りたい
 団体の思惑は良く理解できます。

 平均的な良試合。
 (執筆日:8/?/19)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@大谷晋二郎vs.火野裕士(1/1/19)
AASUKA vs.火野裕士(6/22/19)
BZero-1王座戦:関本大介(ch)vs.大谷晋二郎(6/22/19)
C火祭り決勝:岩崎永遠vs.火野裕士(優勝!)(7/28/19)