TOP日本のプロレスその他 →Zero-One:11th Anniversary Show 3/2/12

Zero-One:11th Anniversary Show 3/2/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ジェイソン・ニューvs.ジ・キュンホ
A崔領二、小幡優作vs.若鷹ジェット信介、UEXILE
BインターナショナルJr.ヘビー級&NWA世界Jr.ヘビー級王座戦:菅原拓也(Int ch)vs.菊地毅(NWA ch)
C佐藤耕平、植田使徒、クレイグ・クラシックvs.塚本拓海、岡林裕二、橋本和樹
D藤田峰雄、菅原拓也vs.日高郁人、伊藤崇文
ENWAインターコンチネンタル・タッグ王座戦:田中将斗、ゼウス(ch)vs.ザ・シーク、スティーブ・コリノ

F世界王座戦:KAMIKAZE(ch)vs.曙
 KAMIKAZEは順当に脚攻め。
 曙はセルが出来ませんが、リアクションが出来るようになったので
 数回食らいつつ、反撃するという形が取れるのでこれでも成立する。
 間を置きながらの試合運びも良いですね。
 ただムーンサルトを受けれなかったのは駄目だし、
 あれを受けたことにするというのは無理があります。
 終盤も一進一退でよかったですが
 KAMIKAZEは技を連発するのは短絡的だし、
 曙もやはりシングルではスタミナが持たない様子。
 タッグでの働きと比べると見劣りする事は否めない。
 まあまあ良い試合。
 
G佐々木健介、中嶋勝彦vs.大谷晋二郎、橋本大地
 大地は健介に胸を借りて真っ向から挑んでいく。
 健介は不恰好、不器用ながら
 それがかえってこういう立会いには向いている。
 大地を真也の息子として捉えている印象を与え、
 ドラマチックな彩を与えている。
 大谷の教育者としてのスタンス、
 大地の成長を促すきっかけを与え、自ら伸びるよう見守る様子は
 この試合もまた素晴らしく
 日本のプロレス独特の情感を生み出している。
 火花を散らして突っかかってくる中嶋に対する対処も良い。
 教育者という立ち位置故一線を退いており
 若干気が入っておらず、MAXで中嶋にぶつかり合ったという訳ではないですけどね。
 他、健介と大谷は一部での対決に留まりましたが
 重厚な技の打ち合い、張り合いで見応えがありましたし、
 中嶋と大地の対決も中嶋が張り合いではなく受けに回っていたので
 結構バランスの良い攻防で数年後のJrのトップ・カードになりそうな未来を感じさせました。
 最後の健介と大地の攻防が少々くどいものの
 カードの狙い通り充実した一戦。
 ぎりぎり好勝負です。

(執筆日:3/22/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ジェイソン・ニューvs.ジ・キュンホ
A崔領二、小幡優作vs.若鷹ジェット信介、UEXILE
BインターナショナルJr.ヘビー級&NWA世界Jr.ヘビー級王座戦:菅原拓也(Int ch)(新チャンピオン!)vs.菊地毅(NWA ch)
C佐藤耕平、植田使徒、クレイグ・クラシックvs.塚本拓海、岡林裕二、橋本和樹
D藤田峰雄、菅原拓也vs.日高郁人、伊藤崇文
ENWAインターコンチネンタル・タッグ王座戦:田中将斗、ゼウス(ch)vs.ザ・シーク、スティーブ・コリノ
F世界王座戦:KAMIKAZE(ch)vs.曙(新チャンピオン!)
G佐々木健介、中嶋勝彦vs.大谷晋二郎、橋本大地