Zero-One:Best of Zero-One 2002の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 日高郁人vs.星川尚浩(5/23/02) 日高郁人vs.星川尚浩(7/7/02) 火祭り準決勝:大谷晋二郎vs.田中将斗(7/31/02) |
@高岩竜一vs.KENTA(3/2/02)
高岩は飛び掛かってくるKENTAに対して安易に譲らず
容赦なく攻め倒していきますね。
リアルの点でも配慮なんてしない高岩ですが、
勝気なKENTAとあって良い化学反応を見せていますね。
KENTAの健闘が光り、ドラマチックな攻守配分になっています。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:5/?/22)
A日高郁人vs.星川尚浩(5/23/02)
日高が不意打ちスーパー・キックを決めれば
星川も即座にやり返し全力トペ・スイシーダ。
お互い相手を信頼して場外、エプロンと
戦場を移しながらそこでハードなスポットを打ち合います。
単純なハード・ヒットに終わらせず、
日高がここぞでチェンジ・ペース。
流石テクニシャン、という懐の深さを見せます。
星川は脚攻めの受け手として表現がまだ青かったものの
ショーンキャプチャーへの日高の戦略性がばっちりで補完されている。
文句なしに好勝負。
B日高郁人vs.星川尚浩(7/7/02)
前回激戦を展開したカードとあって
打撃の耐えあいから日高がトペコンと
ストレートに盛り上げてきました。
試合の中でのメリハリをつけて、
終盤の攻防もより一進一退で実現できたのは
星川が日高と同じステージに上がりつつあることを感じさせます。
ただ日高が引っ張って星川がついていった前回の方が
限界を超えた部分も多かったように思います。
前回には少し劣るものの違う味を持ったグッド・ファイト。
ぎりぎり好勝負です。
C火祭り準決勝:大谷晋二郎vs.田中将斗(7/31/02)
大谷がいつも以上に厳しいハード・ストライク。
コーナーへの頭部ドロップ・キックで田中が流血します。
流血慣れしている田中は冷静にセルしながら
ポイントではこのカードの目玉である機動力を活かした
ど突き合いを予定通り慣行。
エネルギッシュな打ち合いの裏に
2人の確かな受けの表現テクニックが光りましたね。
血が止まらない田中に対して大谷がコブラ・クラッチ。
他もスポットのセンスが良かったですが、
特にこの技が利いてクライマックスの激戦っぷりが際立ちました。
14分とは思えぬ熱量が詰まっています。
文句なしに好勝負。
Dロウ・キー、フランキー・カザリアンvs.高岩竜一、田中将斗(12/15/02)
ダブル・ダイブからスタートするも仕切って余り効果なし。
高岩の仕掛けも不自然で試合の軸を感じれませんでしたね。
中盤にかけて田中がJrとしてカズと軽妙な攻防、
ロウ・キーと高岩がごつごつの攻防で試合をのせると
US組の独創的な技、連携技、
JP組の迫力ある技が真っ向からぶつかり合う攻防に。
スポット、戦略性が重厚に絡まった
当時としては最先端のタッグの魅力を見せてくれました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:1/?/15)
注目試合の詳細
なし試合結果
@高岩竜一vs.KENTA(3/2/02)A日高郁人vs.星川尚浩(5/23/02)
B日高郁人vs.星川尚浩(7/7/02)
C火祭り準決勝:大谷晋二郎vs.田中将斗(7/31/02)
Dロウ・キー、フランキー・カザリアンvs.高岩竜一、田中将斗(12/15/02)