WING:Best of WING 1992の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@スクランブル・バンクハウス・デスマッチ:松永光弘vs.ミスター・ポーゴ(3/8/92)
(リング中央に置かれた有刺鉄線バットは使用OK。両者花道から試合開始、という形式)
場外戦、会場の廊下と場所を移しながら乱戦。
カメラがぶれぶれなのがリアル感あって良いですね。
有刺鉄線は今と比べると控えめな利用。
それでも松永はシャツを脱いで受ける等流石。
額縁の攻防もあり内容は良好でしたが、
とにかくこの試合は最後の結末、ポーゴの火炎噴射につきます。
真っ向から吹き付ける上に
そもそも可燃材をかけていて
それにより松永自身が燃え盛るという衝撃のエンド。
本当に命をかけた異常なスポットで
これほど納得感のある試合続行不可能もないでしょう。
フィニッシュは異常でオンリー・ワンながら
試合自体はそこそこなので総合評価的には
好勝負に少し届かず、ぐらいが適当でしょうか。
(執筆日:11/?/20)
Aイリミネーション・マッチ:W★ING軍(徳田光輝、戸井マサル、島田宏、ジェイソン・ザ・テリブル)vs.プエルト・リコ軍(ミスター・ポーゴ、スーパー・インベーダー、ザ・ヘッドハンターズ)(6/11/92)
(20分が5分にカット)
OTTルールもあり。
始まるなり場外大乱闘。
コーナー上から飛びまくって盛り上がります。
イリミネーション・ルールを活かして休みなく技を重ねました。
良い雰囲気でしたが、あまりにカットし過ぎていて良い試合以上の精緻な評価はできないですね。
(執筆日:1/?/21)
Bファイヤー・デス・マッチ:松永光弘vs.ミスター・ポーゴ(8/2/92)
リング・サイドに置かれた炎は結構燃え盛っており、
後のテイカーvs.ケインのようなエンタメ仕様とは違います。
しかしということはその炎は危ない訳で
あわやという場面で盛り上げつつ
炎とリングの間の隙間に綺麗に落ちるしかない。
代わりに定期的にコーナーから花火が飛ぶ、という形式になっています。
松永の体の張りっぷりは相変わらず感心するにしても
どうしてもやれることが限定的で
同じようなことを繰り返している印象がぬぐえません。
しかも最後はこんな舞台を用意しておいて
レフェリー気絶からセコンド乱入絡みでのフィニッシュですからね。
3月の試合みたいに異常なものをしろ、とは言いませんが、
何か他にやりようがあったでしょうに。
少し悪い試合。
(執筆日:11/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
@スクランブル・バンクハウス・デスマッチ:松永光弘vs.ミスター・ポーゴ(3/8/92)Aイリミネーション・マッチ:W★ING軍(徳田光輝、戸井マサル、島田宏、ジェイソン・ザ・テリブル)vs.プエルト・リコ軍(ミスター・ポーゴ、スーパー・インベーダー、ザ・ヘッドハンターズ)(6/11/92)
Bファイヤー・デス・マッチ:松永光弘vs.ミスター・ポーゴ(8/2/92)