WAR:Best of WAR 1993の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 長州力、橋本真也vs.天龍源一郎、石川孝志(4/2/93) UWA世界ミドル級王座戦:エル・サムライ(ch)vsウルティモ・ドラゴン(5/24/93) |
@長州力、橋本真也vs.天龍源一郎、石川孝志(4/2/93)
天龍と橋本がいきなり対決し爆発的な盛り上がり。
終盤でも要所で実現しますが、殺気に満ちていて素晴らしいですね。
また、遺恨という点ではそれより勝るのが天龍と長州。
天龍が石川に変わった時に落胆の声も上がっているのが否めない事実ですが、
天龍がこの遺恨を活かしてセコンドでも獅子奮迅の活躍。
石川のプランチャをかわされても長州を鉄柱にぶつけて流血させます。
最後まで石川は3人の熱量に敵いませんでしたが、
セコンドの長州のカットに対して反応できなかった点が
攻防的にも決め手となっているのがまだ救いか。
当時の対抗戦ならではの熱量を感じられる素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:6/?/20)
AUWA世界ミドル級王座戦:エル・サムライ(ch)vsウルティモ・ドラゴン(5/24/93)
小気味良く始め、ウルティモが脚狙いを加えます。
サムライのバランス感覚は相変わらず絶妙で
反撃のタイミング、反撃しての技の組み合わせ、
それによるテンポ・コントロールは見事というしかありません。
場外を多用してギアを何段にも上げつつ、
一方でカウンターの丸め込みも利かせて
硬軟織り交ぜた見応えのある攻防に仕上がっています。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:3/?/22)
B天龍源一郎vs.橋本真也(6/17/93)
序盤は手数を少なく立会いで雰囲気を高めます。
その後は打撃の数を増して盛り上げる。
それぞれ相手の動きに安直にのらず
間を置くことで自分のカラーにつなげています。
中盤は橋本が脚攻め。
構成上であって戦略的には余り意味がないものの重みはありましたね。
ここで我慢したために終盤は技一つ一つで盛り上げることができました。
ストレートなハードさとちょっとしたスパイスの効いた攻防でした。
まだ数え歌の始まりといった感じで
特化しきれていないものの素晴らしい試合でした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:?/?/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@長州力、橋本真也vs.天龍源一郎、石川孝志(4/2/93)AUWA世界ミドル級王座戦:エル・サムライ(ch)vsウルティモ・ドラゴン(5/24/93)
B天龍源一郎vs.橋本真也(6/17/93)