WRESTLE-1:Best of Wrestle-1 2017の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | WRESTLE-1王座戦: 芦野祥太郎(ch)vs.黒潮イケメン次郎(9/2/17) |
@WRESTLE-1王座戦:芦野祥太郎(ch)vs.近藤修司(4/19/17)
近藤が場外DDT。
椅子を頭にかけて鉄柱にぶつけて、と首攻め。
分かりやすいもののここまで形にしたものを冒頭から続けると移入感弱いですね。
芦野は脚に低空ドロップ・キックを決めようやく反撃。
これに対しての近藤の反撃が足を使うダブル・ストンプ…。
攻め自体はお互い良い印象的なのに
それを魅力的に攻防として見せれていない感がありますね。
終盤はヘッド・バットを混ぜたり、重みのある投げで激闘感漂う攻防。
それまでの過程次第ではもっと厚みを感じ取れたはずで惜しいですね。
平均的な良試合。
(執筆日:2/?/25)
AWRESTLE-1王座戦: 芦野祥太郎(ch)vs.黒潮イケメン次郎(9/2/17)
芦野により長期欠場に追いやられたイケメンが
復帰してGP覇者となり再戦に挑むという
団体をあげてのストーリー・ライン。
序盤はじっくりとグラウンド。
芦野のアマレス能力とイケメンのプロレス的戦略が
ミックスした非常に上質な内容になっています。
続いて芦野がエプロンでラナを決め場外に落とすと
二階席からバルコニー・ダイブというハイ・スポット。
リングに戻ってグラウンド・ベースの試合運び。
やや狙いが散逸ですが、アピール性を強く押し出していて良いですね。
ちょっと古臭いレスラー的振る舞いが鼻につきますけれども。
クイックも真剣味を持って見せているので緊張感が生まれてくる。
芦野がタイミングを図った上で
エプロンからガットレンチ・スープレックス。
主導権を取り返すと必殺のアンクル・ロックを隙あらば狙いつつ
豪快な投げを放っていきます。
まさしくカート・アングル・スタイルですね。
イケメンもハイ・フライとアーム・バーを使い分けて応じる。
ハイ・スポットと抜きのバランス感が良いですね。
芦野はカートの試合を良く観ているんだろうな、と
思わせる良質な構築でした。
団体の狙い通り36分するだけにふさわしい大熱戦となりました。
文句なしに好勝負です。
(執筆日:1/?/18)