PWC：Best of PWC 1996の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
①ノー・ロープ・エスケープ・オンリー・ワン・ダウン・ノックアウト・マッチ：スーパー・ライダーvs.宇宙パワーX(5/9/96)
それぞれ戦隊ものみたいなコスチュームですが、
格好に見合わずシリアスな攻防になっています。
グラウンドで膠着するシーンでも次を狙う気配を見せれているのは良い。
ただそこからの深堀りは出来ていません。
またダウン・カウント1というルールに対して、
ダウン・カウント0や気合でこらえるという見せ方が全くなく、
ただ打撃を食らったらダメ、でしかない、というのも発展しなかった理由。
甘えのないスポーツ・ライク、同上マッチなのは良いですが、
そこからどう面白味を出すか、プロレスとしてのアンサーがなかった。
ラウンド制による演出もなく、
最後の時間切れという結末はある意味、最後の演出を考えることの放棄です。
悪くない試合
(執筆日：8/?/22)