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大阪プロレス:Best of Osaka Pro 2009の分析


名勝負 なし
好勝負 大阪プロレス王座戦:秀吉(ch)vs.ビリーケン・キッド(2/15/09)

@大阪プロレス王座戦:秀吉(ch)vs.ビリーケン・キッド(2/15/09)
 この大一番に向けて
 観客巻き込んで上手く積み重ねてきたんだろうと伝わってくる良い雰囲気。

 ビリケンが観客をのせれば、
 秀吉もボディ・リフトで場外に投げ捨てて
 王者としての憎たらしいまでの強さを見せつけます。
 これは判官びいきに熱が入りますね。

 秀吉の打撃もハードで、
 これを受けるビリケンに思わず歓声が起こるほどです。

 間の使い方も良好で、
 後半にかけてパワーと俊敏さ、
 それぞれのスタイルが際立つ攻防で盛り上がりました。

 シチュエーションに合った技使いが出来ていたのもポイント高い。

 ぎりぎり好勝負です。

Aディック東郷vs.ビリーケン・キッド(5/20/09)
 東郷の基礎能力の高さを感じさせますね。
 相手との擦り合わせの適切なラインを見極めています。

 ビリケンはやられ姿良いものの
 構築を結構東郷に任せてしまっていますね。
 もう少し動いて欲しい所です。
 地味な絵面になっています。
 
 東郷の試合という印象ですが、
 終盤は追い込みで見応えのあるシーンもチラホラ見られました。
 
 平均的な良試合。

B大阪プロレス王座戦:ディック東郷(ch)vs.秀吉(10/18/09)
 東郷が荒っぽい攻めで煽り、
 秀吉が腰攻めで攻めるも
 どちらも相手無関係の平々凡々なもので、
 化学反応が見られない低調な出だし。
 
 理は通っているけれどもフラットで
 ちょっと王座戦とはとても信じられない内容でしたね。
 
 レフェリー絡みの終盤の演出といい
 悪い意味でWWEライクと呼ばれる類の試合。

 悪くない試合。

C天王山決勝:マグニチュード岸和田vs.ビリーケン・キッド(12/6/09)
 岸和田は体格差を見せつけ、
 ゆったりとした間でブーイングを受け止めつつ脚攻め。
 ヒールとして良い形で受け入れられていますね。

 ただ受け姿が中途半端で
 タフアーマー設定があるにしろ
 もう少しメリハリつけてもと思いますね。

 ビリケンは勧善懲悪でハマると鉄板なので良いものの
 30分という試合時間設定は長すぎた印象です。

 まあまあ良い試合。。

 (執筆日:3/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@大阪プロレス王座戦:秀吉(ch)vs.ビリーケン・キッド(新チャンピオン!)(2/15/09)
Aディック東郷vs.ビリーケン・キッド(5/20/09)
B大阪プロレス王座戦:ディック東郷(ch)vs.秀吉(10/18/09)
C天王山決勝:マグニチュード岸和田vs.ビリーケン・キッド(優勝!)(12/6/09)