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J-STAGE:Best of J-STAGE 2020の分析


名勝負 なし
好勝負 エル・リンダマン、Tホーク、吉田綾斗、近野剣心vs.CIMA、入江茂弘、レッカ、鬼塚一聖(3/18/20)

@エル・リンダマン、Tホーク、吉田綾斗、近野剣心vs.CIMA、入江茂弘、レッカ、鬼塚一聖(3/18/20)
 まずは鬼塚の孤立。
 リンダマン側はじっくりとした間で見せます。
 
 鬼束は非常に目を見張るムーブを持っているし、
 未完だからこそリアルなアンダードッグ足り得ています。
 ただ主体的ではないので孤立が長ったらしいとこはあります。

 鬼塚の孤立が終わると右肩上がり。
 CIMAの構成、攻防センスは素晴らしく、
 彼と相対数する吉田、リンダマントとのキレのある攻防も面白い。

 鬼塚の孤立が長く、6人タッグではなく8人もいる為に
 入江が全然出番がなく物足りなかったのですが、
 終盤スポットが与えられるや爆発。

 最高のムーブの競演でしたね。
 そこに鬼束に金星を与えようとお膳立てする
 ストーリー・ラインが両立されていて実に素晴らしかった。

 ぎりぎり好勝負。

A井坂レオvs.香取貴大(3/18/20)
 リアルな理としてあと一歩。
 仮装のレスリングとしてももう一歩。
 しかし若くて情熱的なひたむきさがあって
 決してレベルが低いわけでもない。

 展開の理由づけが乏しいものの
 展開、攻防付の絵が意識できているのは良いですね。
 卵が先か鶏が先か、少し一足飛びになっていて
 両足整っていないがこれは良い。
 アメリカ的プロレス取り組みで
 これが片隅の団体のJ-STAGEで見られたのが興味深いですね。
 
 終盤、疲労感の制動はできず、
 脚の痛みの扱いも後一歩どころかまだまだ。
 完成度はいまいちでクオリティ自体は落とすも
 スケール感のある技など好勝負をする為のカード自体は意外にもう揃っている。
 後は使いこなすだけです。
 今後の成長が楽しみですね。

 平均的な良試合。
 (執筆日:4/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エル・リンダマン、Tホーク、吉田綾斗、近野剣心vs.CIMA、入江茂弘、レッカ、鬼塚一聖(3/18/20)
A井坂レオvs.香取貴大(3/18/20)