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IGF:Best of IGF 2011の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@IGF王座戦:ジェロム・レバンナ(ch)vs.ジョシュ・バーネット(12/2/11)
 ジョシュが積極的に魅せる仕掛け。
 MMAを背景にしながらもプロレスならではの魅力も柔軟に取り入れるジョシュの良さが出ています。

 それに比べるとジェロムはあくまでキック・ボクサーというスタンスで
 プロレスだからと何か技を取り入れる訳ではないので、
 幅は狭くフックは弱さを感じますね。

 とはいえMMAの一線の選手ですから良い圧力を見せれるし、
 リアルな攻守の流れも生むことに繋がっています。

 多少手探り感はあるものの当時のIGFがやりたいことを
 高水準で実現できている内容です。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/22)

A鈴木秀樹vs.ジョシュ・バーネット(IGF 12/31/11)
 防ぐ際の動きは明確で分かりやすく、
 軽い打撃を織り交ぜることでテンポを生み出している。
 停滞に陥りがちなMMAの欠点を克服しつつ
 MMAと同じリアリティーを持っています。
 プロレス的な見せ場を見せ場ですよ、と言わずに
 織り交ぜることでこの世界観を壊さずに織り交ぜることができています。
 密着レスリングをベースにしながら停滞させない新しいスタイルといえるでしょう。
 MMAプロレスの一つの理想系とさえいえます。
 しかし停滞させないために捨てている部分もあり
 このスタイルにおいてどう名勝負、好勝負のレベルに押し上げるかは
 まだまだ試行錯誤していく必要がありそうですけどね。
 中々良い試合。
 (執筆日:2/4/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@IGF王座戦:ジェロム・レバンナ(ch)vs.ジョシュ・バーネット(12/2/11)
A鈴木秀樹vs.ジョシュ・バーネット(IGF 12/31/11)