Hamada's UWF:Feliz Ano Nuevo '92: Champion Nightの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、2時間です。
SlamBamJam製。
(全てカットあり)
@EMLL代表者決定戦:カネロ・カサスvs.エル・パンテーラ(1/19/92)
取りあえず飛び回ったという形ですがカネロが若さを活かして良い物を見せています。
後のヘビー・メタル時代よりずっと真面目に取り組んでいますね。
A初代スーパー・ミドル級王座戦:ソラールI vs.カネロ・カサス(1/19/92)
UWA代表対EMLL代表の対決ですが、
レスリングとなるとカネロはまったくの練習量不足。
最後はソラールがスケールの大きいバック・ブリーカーからフロント・スープレックスで切り捨てる。
初代王座戦でしたが完封と言ってよい内容。
Bスーパー・ミドル級王座戦:ソラールI(ch)vs.ロビン・フッド(1/23/92)
ロビン・フッドはブラゾ兄弟の1人なので他より多少行動が遅れるけれども
ソラールが調整しフォールの一つ一つに観客の反応がついていく良い試合になっています。
C初代UWA女子タッグ王座戦:レディ・アパッチェ、前田薫vs.豊田真奈美、山田敏代(1/12/92)
全女と他の激しさの格差は明らか。
受身のテンポも遅れていますね。
Dドス・カラス、エル・テハノ、シルベル・キングvs.ドクトル・ワグナーJr、ライトニング・キッド、ジェリー・リン(1/19/92)
キッド、リンとルチャがずれすぎ。
どうしようもないので放っておいてルチャドール同士で勝手にやろう、という按配。
Eナショナル・タッグ王座:トニー・アルセ、ブルカノ(ch)vs.エル・パンテーラ、ロビン・フッド(1/19/92)
アルセ、ブルカノの巧みなスポット模様には唸らされる。
これは実際に見る価値のある業ですよ。
挑戦者も良い動きで、このDVDの中で一番気になった試合かな。
FICタッグ王座戦:ブルドッグKT、クーリーSZ(ch)vs.ロス・ヴィジャスIV & V(1/19/92)
王者組みがいまいち。
何試合も収録するに値しません。
GICタッグ王座戦:ブルドッグKT、クーリーSZ(ch)vs.ライトニング・キッド、ジェリー・リン(1/19/92)
王者組みの微妙なルチャ・リズムにアメリカの連携技を組み合わせて滅茶苦茶。
試合後キッドがリンに椅子を叩きつけ見捨てる。
HブルドッグKT、ディック東郷vs.ライトニング・キッド、カネロ・カサス(1/23/92)
何故かリンとキッドではなくKTとキッドの抗争となっているようですね。
意思疎通の出来ていない乱戦など微妙な内容。
IUWAタッグ王座戦:グラン浜田、ケンドーvs.ブラゾ・デ・オロ、ブラゾ・デ・プラタ(1/19/92)
ブラゾ兄弟がコメディーを無駄に封じて残ったのはグダグダの攻防だけ。
JUWAタッグ王座戦:グラン浜田、ケンドー(ch)vs.エル・テハノ、シルベル・キング(1/19/92)
飛んだ後の行動が悪くのっていけません。
総評
そういうコンセプトとはいえ同一種の王座が複数あるのはやりすぎ。
全てカットあり、というのも痛いし当時見た人が思い出を振り返るための物といっても過言ではない。
(執筆日:8/13/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@EMLL代表者決定戦:カネロ・カサスvs.エル・パンテーラ(1/19/92)A初代スーパー・ミドル級王座戦:ソラールI(新チャンピオン!)vs.カネロ・カサス(1/19/92)
Bスーパー・ミドル級王座戦:ソラールI(ch)vs.ロビン・フッド(新チャンピオン!)(1/23/92)
C初代UWA女子タッグ王座戦:レディ・アパッチェ、前田薫vs.豊田真奈美、山田敏代(新チャンピオン!)(1/12/92)
Dドス・カラス、エル・テハノ、シルベル・キングvs.ドクトル・ワグナーJr、ライトニング・キッド、ジェリー・リン(1/19/92)
Eナショナル・タッグ王座:トニー・アルセ、ブルカノ(ch)vs.エル・パンテーラ、ロビン・フッド(1/19/92)
FICタッグ王座戦:ブルドッグKT、クーリーSZ(ch)vs.ロス・ヴィジャスIV & V(1/19/92)
GICタッグ王座戦:ブルドッグKT、クーリーSZ(ch)vs.ライトニング・キッド、ジェリー・リン(1/19/92)
HブルドッグKT、ディック東郷vs.ライトニング・キッド、カネロ・カサス(1/23/92)
IUWAタッグ王座戦:グラン浜田、ケンドー(新チャンピオン!)vs.ブラゾ・デ・オロ、ブラゾ・デ・プラタ(1/19/92)
JUWAタッグ王座戦:グラン浜田、ケンドー(ch)vs.エル・テハノ、シルベル・キング(新チャンピオン!)(1/19/92)