GLEAT：Best of GLEAT 2024の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
①G-REX王座戦：田村ハヤト(ch)vs.田中稔(3/13/2024)
51歳の稔。
衰えても相対で俊敏さを際立たせてスタイル維持。
体に鞭打ってハイスポットを放つ様は気持ちを込めさせますね。
ハヤトも落ち着いて応対。
稔への負荷も配慮した攻めで、必要な切り返し合いを潰さない。
それは終盤になっても変わらず、稔がクイックとサブミッションで
予想以上に良い一進一退を見せました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
②エル・リンダマンvs.Tホーク(4/14/2024)
10年前リンダマンがデビューした相手がTホーク。
とはいっても2年前に一騎打ちありリンダマンが勝利している状況。
なので対戦相手としては適切ながら焦点がいまいちハッキリしない。
Tホークが先輩後輩感を押し出してリンダマンをあしらうシーンもあれば、
Gleatのトップファイターとして一歩も引かずにぶつかりあったり、
はたまたリンダマンがGleatでは初代王者として一歩リードした感を出したり。
それらは過去の一部として間違いなくあるものの
散文的でストーリーとして組み立て切ってないところがありました。
体の張り損なところありつつもハードヒッティングのレベルとしてはかなり見応えあり、
団体の試合としてはMOTYに近かった内容です。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日：12/?/24)