GLEAT:Best of GLEAT 2022の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | G-REX初代王者決定トーナメント準決勝:Tホークvs.エル・リンダマン(2/22/22) T-Hawk、鬼塚一聖、ジャック・カートウィールvs.井土徹也、佐藤恵一、頓所隼(5/18/22) |
@G-REX初代王者決定トーナメント準決勝:Tホークvs.エル・リンダマン(2/22/22)
見知った同士なので細かく攻防を生み出していきます。
ホークがチョップと足攻めでセットアップした上で
リンダマンが上手くのせて守勢からの投げ。
リンダマンが時の人として魅力を振りまいていて盛り上がりましたね。
クオリティ高く、終盤の攻防も準決勝だからと出し惜しみせず、やりきってくれました。
ぎりぎり好勝負。
Aエル・リンダマン、T-Hawk、鬼塚一聖vs.河上隆一、田村ハヤト、クワイエット・ストームvs.井土徹也、佐藤恵一、頓所隼(4/20/22)
高度ではないが3ウェイの絡みで掴み。
バルク・オーケストラの筋肉バカ的ヒール・キャラが良いですね。
ドラゲーDNAがあるので、中盤のトリオのネタには困りません。
再び3ウェイに転じて終盤に入ると
多人数戦ならではの打ち合いで加速しフィニッシュ。
規律された構成故に予想しないハネはありませんでしたが堅実なメインでしたね。
中々良い試合。
B宮城倫子vs.DASHチサコ(5/18/22)
宮城の為にチサコ参戦。
強烈に顔を蹴り合い、いや蹴り飛ばし合います。
チサコのハード・ヒットの熱量は尋常でなく、
心意気を感じるかわいがりです。
宮城は少し試合運びに不自然さはあるも
格好をつけるという点でぶれずグレート女性部門を背負う気概を見せます。
後輩として下手から応じるのも、それはそれでドラマだったでしょうが、
それを選ばずこういう向き合い方をしたことに宮城の評価も上がりましたが、
GLEATの団体への好感も上がりました。
好勝負に少し届かず。
CT-Hawk、鬼塚一聖、ジャック・カートウィールvs.井土徹也、佐藤恵一、頓所隼(5/18/22)
躍動感あふれる六人。
ジェネリコとかUSインディーの窓口をしていた頃のドラゲーを彷彿とさせる試合内容ですね。
海外勢はジャックのみですが、才能あふれる選手を読んで
活躍の場を与える姿勢が被ります。
ジャックは人気で、ムーブも自信をもって披露していますね。
その他も全員活き活きと動いていましたが、特に井土ですね。
総合格闘技で実績あるだけの本物の躍動感があって
今後プロレスならではの部分を上手く身に着けていくと面白いですね。
ぎりぎり好勝負。
DCIMA25周年記念プレミアム・マッチ:CIMA、鷹木信悟vs.河上隆一、KAZMA SAKAMOTO(5/18/22)
CIMAと鷹木のタッグはプレミア感高いですね。
CIMAはムーブこそキレがなくなっていますが、
的確な構築力はまだまだ引けを取りません。
鷹木はこの面子の中では今業界のトップを張っている訳ですが、
ゲストとして控えめな立ち位置で貢献していました。
対する河上はただパワーを見せるだけでなく
良い煽りが出来るようになっていて成長を感じますね。
SAKAMOTOもタッグ屋として安定感あり、
河上とのタッグは磨いていくと面白くなりそうです。
4人全員が自分の仕事をして充実の内容。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:6/?/22)