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Freedoms:Best of Freedoms 2024の分析


名勝負 なし
好勝負 KFC王座戦、Wガラスボード、カリビアン&蛍光灯デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.ヴィオレント・ジャック(3/22/2024)

KFC王座戦、蛍光灯ガラスボード・トラップ・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.伊東優作(7/11/2024)

スキャフォード&蛍光灯+ガラスボード・デス・マッチ:葛西純vs.正岡大介(8/29/2024)

正岡大介vs.杉浦透(12/25/2024)

@KFC&裸足王王座戦、ベアフット蛍光灯&画鋲+αデス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.植木嵩行(2/8/2024)
 裸足に蛍光灯を突き立てハサミを押し当てますり
 裸足王と書くとちょっと間が抜けていますし、
 足の痛みで切り返しの質が落ちるのでそういう側面もあるのですが、
 日常生活延長の痛みで想像しやすい形式でもあります。

 デス・マッチのトップはこの形式をしっかりできる人に張って欲しいですね。

 上述の通り機動力が落ちる面あり、
 画鋲をケースの中にまとめたので、
 善後策というかその印象を強めてしまった感はあるものの
 他にない面白さをしっかり演出できていました。

 また額は見慣れていますが植木の頬に画鋲が突き刺さるシーンは衝撃でしたね。

 好勝負に少し届かず。

AKFC王座戦、Wガラスボード、カリビアン&蛍光灯デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.ヴィオレント・ジャック(3/22/2024)
 椅子、ガラスの破片、と一つ一つ凶器を使って行きます。

 トペを狙うジャックが蛍光ぶつけられ阻止されるも即座にトペコンを決めたりと
 丁寧に凶器を絡めていますね。

 その後もフォーク・ボードやボトル・ショット。
 何度となく手を合わせているので
 片方が無理することもなく全編を通してレベル高めのデス・マッチでしたね。

 ぎりぎり好勝負。

BKFC王座戦、蛍光灯ガラスボード・トラップ・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.伊東優作(7/11/2024)
 有刺鉄線ネットがお題目。
 前振りしながら試合を進めて行きます。

 伊東の試合運びに物足りなさあるものの
 ハードな技の打ち合いに熱くなります。

 明らかに限界超えたラインに突入した伊東に
 竹田は鉢植えを被せるとシンダー・ブロックを投げつけ。
 このシーンは恐ろし過ぎましたね。

 肉体負荷は今年のデスマッチで一番かもしれませんね。

 ぎりぎり好勝負。

Cスキャフォード&蛍光灯+ガラスボード・デス・マッチ:葛西純vs.正岡大介(8/29/2024)
 適切な試合運びの中に蛍光灯を織り交ぜ。
 どちらも安定していますね。

 スキャフォードを使い始めて後半戦へ。
 スキャフォードも大事な技も
 ただ打つ訳ではなく抵抗、切り返しをしっかり判断してこなすので
 試合に重みが増して行きましたね。

 最後は綺麗に締めくくってフィニッシュ。

 ぎりぎり好勝負です。

DKFC王座戦、ブラッド・ヒストリー・ウェポン・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.杉浦透(9/15/24)
 序盤の画鋲ケース。
 自傷受け身したり回数使うために攻防が不自然になっていますね。

 杉浦が早くも額から大流血してフラフラ。
 一方の竹田は俊敏に動くのでこれまた違和感。

 とにかく全ての凶器を持ち出す勢いなので、
 段取りが必要すぎるんですよね。

 そのくせ最後は普通のラッシュで締め。
 エピック・マッチにしたかったんでしょうが、なんだかチグハグでしたね。

 まあまあ良い試合程度。

E正岡大介vs.杉浦透(12/25/2024)
 いきなり過激スポットに行くことはなく、
 通常プロレスの要領で徐々にステップを踏んでいきます。

 15分過ぎた時には全身真っ赤。

 両者呼吸のあった一進一退で、
 受け身を取るごとにリングがどんどん真っ赤に染まります。

 特別なスポットこそないが2人の関係性をしっかり感じさせる素晴らしいデス・マッチです。

 ぎりぎり好勝負

 (執筆日:12/?/24)