FMW:Best of FMW 1997の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | インディペンデント・ヘビー級王座&ブラス・ナックル・ヘビー級王座戦:ジ・グラジエーター(ch)vs.田中将斗(2/18/97) |
@インディペンデント・ヘビー級王座&ブラス・ナックル・ヘビー級王座戦:ジ・グラジエーター(ch)vs.田中将斗(2/18/97)
#2
肉弾戦から田中がトぺ。
続いてグラジもトぺを決めるので、
一進一退しながら高めていくのかと思いきや、
ここからグラジがブレーキが壊れた大暴走。
テーブルを持ってきて投げつけ流血させると
場外テーブルへのボムなど圧倒的な暴力。
田中の反撃を悉く続けさせない見事な攻めっぷりに開いた口が塞がりませんでしたね。
グラジの暴れっぷりは天晴。
そしてこのグラジとこういう形であろうと付き合えるのもまた田中ならでは。
素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:1/?/21)
Aノーロープ有刺鉄線金網電流地雷爆破 超大型時限爆弾デス・マッチ:金村キンタローvs.大仁田厚(9/28/97)
爆破のダメージを重く、適切に扱っていますが、
そのせいで試合のテンポはあまり良くないですね。
大仁田の手を使わないヘッド・バットは凄いし、
アクセントで技を重ねて盛り上げていくも
残り5分になってからは時限爆弾爆破が見え見えで、
それまでの攻防は時間稼ぎになってしまいましたね。
アナウンスは残り3分くらいからでも良かったのでは。
そして時限爆弾の爆破。
リングが煙で一度見えなくなるレベルで視覚効果としては十分。
物凄い迫力でした。
しかしこの後も試合続行されることで、
結局爆破の意味合いを押し下げることに。
時限爆弾爆破で両者KO引き分けの方が感慨深かったですねぇ。
まあまあ良い試合。
(執筆日:3/?/21)