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大日本プロレス:Best of BJW 2024の分析


名勝負 なし
好勝負 JKoD WGP決勝:AKIRA vs.若松大樹(12/31/2024)

@ストロングヘビー級王座戦:青木優也(ch)vs.レイトン・バザード(1/2/2024)
 青木から手数を仕掛け、レイトンはここぞで動き。
 大柄なガイジンとして強さを作り上げていきますね。

 良い意味で青木の平凡さが際立ち、
 ガイジンに立ち向かう気概をショーアップします。

 ストロングらしいヘビー級の重みのある攻防で盛り上がりましたね。

 好勝負に少し届かず

A橋本大地、神谷英慶vs.野村卓矢、青木裕也(5/19/2024)
 野村への脚攻め、橋本への腕攻め。
 それぞれ部位攻め絡めてペースを奪い合います。

 適度に動かしていくものの中盤は辿り着く先見えず。
 試合時間を重ねるための行動になってしまってますね。

 野村vs.橋本はそれぞれの弱点を攻防に活かしていて良かったですね。
 青木と神谷はストロングの見せ場で良い部分は多かったので、
 あとはそれをより上手く統合して30分の意味合いを出せたらグッド。

 中々良い試合。

B一騎当千決勝:神谷英慶 vs.若松大樹(7/25/2024)
 蛍光灯に椅子、有刺鉄線トラップ。
 デスマッチアイテムとしては決勝ということもあり不足なし。

 ただ絵姿もう少し意識できないか、
 基礎スキルの足りない部分が目立ちましたね。

 実態と目指したところに乖離がありました。

 まあまあ良い試合程度。

C関本大介、田中将斗vs. アストロノーツ(阿部史典、野村卓矢)(12/31/2024)
 観客の反応のせて動いて
 相手ともリズムに合わせて万能なコントロール。

 今回は岡林ではなく田中になっていますが、
 彼らが大日タッグの一線を引っ張ってきたことを
 改めて実感させる内容でした。

 本大会の主役はデス・マッチなので
 ある程度コンパクトめに仕上げてますが、クオリティ間違いなし。

 好勝負に少し届かず。

DKFC王座戦、ガラスボード蛍光灯+αデスマッチ:菊田一美(ch)vs.杉浦透(12/31/2024)
 12/9に対戦していたものの
 その時は杉浦の負傷により不完全燃焼で王座移動、その再戦になります。
 
 菊田はまだ出来ること少ないですが、
 その分体を張って試合に貢献。
 ガラスボードに剣山で単純明快に試合を上げて行きます。

 不器用さがマイナスだけではなく
 メリットに働くこともあるのがデス・マッチ。

 壮絶な雰囲気で12時を回り、
 ハッピー・ニュー・イヤーと共に納得のフィニッシュ。
 1ヶ月も経たずに回復させ、本来あるべき試合をやり直した杉浦のプロ根性に感服です。

 好勝負に少し届かず。

EKoD WGP決勝:AKIRA vs.若松大樹(12/31/2024)
 先の試合で12時も周り、深夜に突入。
 アキラが景気の良いトペコンを放つと
 蛍光灯噛み砕いたりと狂っぷりを見せます。

 若松は狂っぷりでは大人しいですが、
 しっかり体を張って盛り上げ。

 前の試合とはまた違うUS寄りのデス・マッチで魅せました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/24)