大日本プロレス:BJW Matches 2022の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@ストロングBJ(関本大介、岡林裕二)vs.野村卓矢、佐藤孝亮(6/6/22)
野村が奇襲もタフ度で押し切られ佐藤が孤立。
佐藤はまだまだ足りないもののがむしゃらさが良いですね。
岡林をボディ・スラムできたシーンは歓声禁止じゃなかったらもっと盛り上がったでしょう。
まだストロングBJ側が機会を与えているのが見えてしまうレベルですが、
臆せず立ち向かえている気概は良かった。
佐藤が良い仕事をすれば他の3人は言うまでもない安定っぷりなので問題なし。
平均的な良試合。
A流血無双トーナメント1回戦、蛍光灯&有刺鉄線ボード・デス・マッチ:アブドーラ小林vs.石川勇希(7/11/22)
石川まだ拙いですね。
攻防がとてもわざとらしい。
しかし凶器が増せばその差も自然と埋まってくるのが
デス・マッチのやりやすい所ではあります。
最後蛍光灯束で投げつけるシーンは迫力あり。
まあまあ良い試合。
Bタッグ王座戦:野村卓矢、阿部史典(ch)vs.金本浩二、橋本和樹(7/24/22)
金本の簡単に受けないスタイルは
阿部のバチバチ心をくすぐり火花を散らしましたね。
金本は年齢でちょっと実体に届いていない所もありますが
動きは決して悪くなかったです。
橋本の良い頑張りを見せ、一定のクオリティ以上になっています。
平均的な良試合。
C世界ストロング・ヘビー級王座戦:岡林裕二(ch)vs.大門寺崇(7/24/22)
大門寺の試合運びはまだまだ基本の域を出ないが
愚直でハードファイトに耐えうる頑丈さがあれば
光れるのがストロングヘビー級です。
後半は立体感出して広げています。
ただ表面的には形になっているものの実態には差があり、
岡林のパワーボムも崩してしまったりとまだまだ課題はある。
中々良い試合。
D流血無双トーナメント準決勝、蛍光灯デス・マッチ:アブドーラ小林vs.若松大樹(8/7/22)
蛍光灯使って若松ちゃんと対抗できていますね。
全てに蛍光灯を絡めています。
シンプルだけど意外にやらないんですよね。
今の若松からするとベストな戦略です。
若松が蛍光灯束を投げていくも小林が耐えきるシーンは印象的で、
そこからしっかり盛り上がって〆。
とはいえ若松は良い働きも決勝に行くと信じさせるには足りず。
中々良い試合。
(執筆日:10/?/22)