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大日本プロレス:Best of BJW 2021 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ストロング・ヘビー級王座戦:中之上靖文(ch)vs.野村卓矢(9/20/21)

ストロング・ヘビー級王座戦:野村卓矢(ch)vs.関本大介(10/18/21)

GCW UV王座戦:ドリュー・パーカー(ch)vs.竹田誠志(10/25/21)

@ストロング・ヘビー級王座戦:中之上靖文(ch)vs.野村卓矢(7/23/21)
 じっくりとしたレスリングに間違いはなく、
 野村が腕攻め、中之上は脚攻めに続得ます。

 BJWらしい質実剛健さの光る足し算のプロレスですね。

 30分の試合時間の長さも適切に捉えています。

 終盤が大雑把になっていて、
 もう少し細やかにまとめれば尚良かったですね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:7/?/21)

Aストロング・ヘビー級王座戦:中之上靖文(ch)vs.野村卓矢(9/20/21)
 野村はレスリング・テクを見せつつも
 真っ向から張り合うべき所は張り合っていて
 バランスよく自分のポジションを作っていますね。

 中之上も冷静に王者として良い見極めが出来ていました。
 盤石の内容で最初の王者時代を締めくくることが出来たのは良かった。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/?/22)

Bストロング・ヘビー級王座戦:野村卓矢(ch)vs.関本大介(10/18/21)
 オーソドックスなレスリング。
 その中で関本が韻を踏みつつ首攻めに自然に意向。
 前者で形骸化しがちな中で上手くこなしました。

 野村は受け手に回って抑え目の状態から
 徐々に押し上げていく流れ作り。
 ポイントをついたタイミング、塩梅で素晴らしかったですね。

 気合によるジャーマンの打ち合いから後半戦。
 ここも無駄のない押し引き。

 レジェンド関本が久しぶりに見るレベルで強く立ちふさがり、
 そこに立ち向かう野村もまた芯の強さを感じました。

 そして最後に野村が打破するきっかけとなったヘッド・バット。
 これにより野村自身が流血するアクシデントもあり
 試合のエピック感を強調しました。

 文句なしに好勝負。

CGCW UV王座戦:ドリュー・パーカー(ch)vs.竹田誠志(10/25/21)
 ゴングが鳴るなり蛍光灯を投げつけると
 どんどん蛍光灯を壊していきます。

 初っ端からフル・スロットルで盛り上げますが、
 ナイフに衝立に挟んだ大量の蛍光灯、有刺鉄線トラップと
 休む暇なく見応えのあるスポットが続いて落ちません。

 真っ赤に血を染めて体を痛めつけ合いますが、
 アクション性とハードコア度を両立し続けて、
 パーカーは高所からのスワントーンも披露。

 一気に王者に登り詰めながらも
 完全燃焼しきれなかった印象のパーカーでしたが、
 GCWの王座の方で日本で最高の試合を残せたのは本当に良かったですね。

 今年を代表するデス・マッチの一つ。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:10/?/21)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@ストロング・ヘビー級王座戦:中之上靖文(ch)vs.野村卓矢(30分時間切れ)(7/23/21)
Aストロング・ヘビー級王座戦:中之上靖文(ch)vs.野村卓矢(新チャンピオン!)(9/20/21)
@ストロング・ヘビー級王座戦:野村卓矢(ch)vs.関本大介(10/18/21)
AGCW UV王座戦:ドリュー・パーカー(ch)vs.竹田誠志(新チャンピオン!)(10/25/21)