大日本プロレス:Best of BJW 2019 part.3の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | 最侠タッグ・リーグ公式戦:岡林裕二、入江茂弘vs.野村卓矢、阿部史典(9/25/19) 伊東竜二20周年記念試合:伊東竜二、佐々木貴vs.葛西純、佐久田俊之(11/4/19) |
@関本大介、野村卓矢vs.マイケル・エルガン、望月成晃(8/25/19)
望月と野村のバチバチに
エルガンと関本の肉弾戦。
特に後者は前日に凄い試合をしていますからね、
非常にクオリティが高かった。
それ以外の組み合わせも興味深いのですが、
望月と関本に関しては上手く意思疎通が取れていなかったのが残念。
タッグの形とシングルの両立ができていましたが、
17分では出し切れないポテンシャルがこのカードにはあった。
もっと、もっと凄い試合が出来たはずです。
好勝負に少し届かず。
A最侠タッグ・リーグ公式戦:岡林裕二、入江茂弘vs.野村卓矢、阿部史典(9/25/19)
BJストロング。
どのようなものが見れるか方向性は試合前から明確ですが、
阿部は簡単に引かず積極的に主張する上に動きも良いし、
入江は海外での経験を経て表現力が段違いになり、
デビュー戦の相手も務めた阿部との攻防は素晴らしかった。
野村も安定した仕事っぷりで、
岡林が全然リードする必要なく
全シーンで充実の攻防を見せていました。
このカードで30分時間切れの試合を見たくなる程、
豊かな可能性に満ちていた内容でした。
ぎりぎり好勝負。
B関本大介20周年記念試合:関本大介、ウォルターvs.火野裕士、岡林裕二(11/4/19)
エルガン続き凄いカードを組んできましたね。
この4人が戦うというのはFortune Dreams的
ドリーム・タッグといえ、
見応えのある肉弾戦になっていますが、
ただ冷静に見るとオーソドックスな内容で、
ウォルターの背後(WWE)への遠慮と
関本の記念試合としてのまとめ方によって
突き抜けそうで突き抜けないまま終わってしまった印象があります。
ウォルターvs.火野、ウォルターvs.岡林が
何かしらで実現したりしないものか。
好勝負に少し届かず。
C伊東竜二20周年記念試合:伊東竜二、佐々木貴vs.葛西純、佐久田俊之(11/4/19)
こちらも20周年記念試合。
それぞれ気合を入れて試合に臨んでいますが、
佐久田が入場ゲート上からテーブルにスワントーンを 行うつもりが目測誤り、
普通に地面にお尻から落下というアクシデント。
一番若い佐久田が動けない事態になってしまいます。
ここで葛西が奮起し、伊藤と20周年を祝う血の流し合い。
葛西は凄いな、と改めて思わされますね。
記念試合ということでシンダー・ブロックに剣山、
剃刀ボード、注射器に針、とこれまでの歴史を振り返っています。
佐久田は思い切りよく技も打てない状態でしたが、
終盤になる頃には何とか体をごまかして、
椅子+ブロック+剣山へのスーパープレックスを受けたので
逆にこいつもまた凄いな、という感想を得ることに成功している。
アクシデントがありつつも記念試合ならではの
盛りだくさんのデス・マッチをやりきりましたね。
良いものを見ました。
ぎりぎり好勝負。
Dデス・マッチ王座戦、4ボード・ギガ・ラダー・デス・マッチ:木高イサミ(ch)vs.宮本裕向(11/4/19)
ボードに被弾する前に丁寧にレスリング。
前振り、ボードの使い方共に上手く、
ボードを一通り使った後の通常プロレスへの繋ぎも滑らかでした。
ただ一方でラダーが位置付け上しっくりきていませんね。
終盤も五寸釘ボードの投げの方が目立っていたし、
イサミの定番凶器とはいえラダーはいっそ無くしてしまった方が
試合の完成度は上がって好勝負になりました。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/?/19)





