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大日本プロレス:Best of 2018の分析


名勝負 デス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯&五寸釘ボード&フォークボード・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.アブドーラ小林(5/5/18)
好勝負 デス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯4ROPES+ギガ・ラダー+ガラス・ボード・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.木高イサミ(6/20/18)

@デス・マッチ王座戦、5ネイル・ボード、ライト・チューブス、ケージ・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.塚本拓海(1/2/18)
 2018年一発目。
 自傷絡めて景気良く始めると
 蛍光灯、椅子で双方流血。
 ベース・ラインをしっかり作った上で
 お題目のボードを使ってよりハードなスポットに身を晒していきます。
 テンポ・コントロールが良く、
 ニア・フォールが最大限に盛り上がりましたね。
 予想以上の内容でした。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:1/?/18)

Aタッグ王座戦、蛍光灯+五寸釘ボード+α:伊東竜二、アブドーラ小林(ch)vs.クレイジー・ラヴァーズ(竹田誠志、塚本拓海)(1/28/18)
 塚本がタフに間違いのない動き。
 プロレスの試合運びの中で凶器を見せて行くという
 地道な積み重ねを成功させていきます。
 世代対決でこれが出来たのは大きいですね。
 一つ一つ見せ方も良かった。
 後半に驚きのスポットはフォークの山に投げて
 体に突き刺さったものでしょう。
 これは驚きましたね。
 最後ハンマーにノコギリで〆て来たのは
 過激というよりかはチープに見えますが、
 それを除けば想像以上に最初から最後まで
 平均密度の濃い良い試合でした。
 好勝負に少し届かず。

Bタッグ王座戦、4コーナーズ・オブ・ペイン:クレイジー・ラヴァーズ(竹田誠志、塚本拓海)(ch)vs.フェイス・オブ・デス(沼澤邪鬼 & 吹本賢児)(3/8/18)
 形式上凶器がリング角を埋めているので
 やや試合運びが制限されますが、
 そこは竹田が観客をのせながら
 まずまずの出来に仕上げています。
 問題は後半にかけて題材を消費するだけで
 タッグとしての機運の高まりを表現できなかったこと。
 終盤もニア・フォールをもう少し凶器絡めて見せたかったか。
 まあまあ良い試合。

Cデス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯&五寸釘ボード&フォークボード・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.アブドーラ小林(5/5/18)
 序盤から小林が中々の出血量。
 用意されていたロープの蛍光灯を消費すると
 テンポを早めて後半戦に突入していきます。
 得意技での明確な構成を作りつつ、
 凶器によって技で出せない迫力を見せるという
 良いメリハリを見せます。
 小林の思わぬ奮闘に竹田は押されつつも
 気持ちでは引かず熱量を帯びていくと
 五寸釘へのスーパープレックス等
 両者壮絶な追い込みを見せます。
 クライマックスを変にニア・フォールにせず、
 ぎりぎりまで追い込み、耐えあったことで
 壮絶さを最大限に際立たせましたね。
 小林のキャリア・ベストだと思います。
 ぎりぎり名勝負。

Dデス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯4ROPES+ギガ・ラダー+ガラス・ボード・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.木高イサミ(6/20/18)
 万能の蛍光灯でまずはスピード感を作ります。
 正統に盛り上げていき、序盤から結構な熱量が生まれていますね。
 特殊なことはしていないものの
 結構負荷はかかっているはずなのですが、
 2人とも一歩も引かず張り合い続けます。
 イサミお得意のラダーや、
 他にもガラスや鳥避けの棘が出てきて過激化。
 一方で切り返し合いも冴え渡り、
 一瞬たりとも下がらず最後まであがり続けた内容。
 想像以上の出来栄えでしたね。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:7/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デス・マッチ王座戦、5ネイル・ボード、ライト・チューブス、ケージ・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.塚本拓海(1/2/18)
Aタッグ王座戦、蛍光灯+五寸釘ボード+α:伊東竜二、アブドーラ小林(ch)vs.クレイジー・ラヴァーズ(竹田誠志、塚本拓海)(新チャンピオン!)(1/28/18)
Bタッグ王座戦、4コーナーズ・オブ・ペイン:クレイジー・ラヴァーズ(竹田誠志、塚本拓海)(ch)vs.フェイス・オブ・デス(沼澤邪鬼 & 吹本賢児)(3/8/18)
Cデス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯&五寸釘ボード&フォークボード・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.アブドーラ小林(5/5/18)
Dデス・マッチ・ヘビー級王座戦、蛍光灯4ROPES+ギガ・ラダー+ガラス・ボード・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.木高イサミ(6/20/18)