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大日本プロレス:Best of BJW 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 ストロング・ヘビー級王座戦:橋本大地(ch)vs.中之上靖文(2/27/18)

@デス・マッチ王座戦、5ネイル・ボード、ライト・チューブス、ケージ・デス・マッチ:竹田誠志(ch)vs.塚本拓海(1/2/18)
 2018年一発目。
 自傷絡めて景気良く始めると
 蛍光灯、椅子で双方流血。
 ベース・ラインをしっかり作った上で
 お題目のボードを使ってよりハードなスポットに身を晒していきます。
 テンポ・コントロールが良く、
 ニア・フォールが最大限に盛り上がりましたね。
 予想以上の内容でした。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:1/?/18)

A野村卓矢vs.阿部史典(1/17/18)
 期待通り打撃とレスリング・ベース。
 牽制し合う中でどう通していくか。

 すごく緊張感があるというには
 良きライバルすぎるが
 硬派な内容に目が離せません。

 ただ上記の通り格プロの中でも相手への敵対性が弱いので
 その中で試合時間は12分だと短く、あと3分欲しかったな、と。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/25)

Bタッグ王座戦、蛍光灯+五寸釘ボード+α:伊東竜二、アブドーラ小林(ch)vs.クレイジー・ラヴァーズ(竹田誠志、塚本拓海)(1/28/18)
 塚本がタフに間違いのない動き。
 プロレスの試合運びの中で凶器を見せて行くという
 地道な積み重ねを成功させていきます。
 世代対決でこれが出来たのは大きいですね。
 一つ一つ見せ方も良かった。
 後半に驚きのスポットはフォークの山に投げて
 体に突き刺さったものでしょう。
 これは驚きましたね。
 最後ハンマーにノコギリで〆て来たのは
 過激というよりかはチープに見えますが、
 それを除けば想像以上に最初から最後まで
 平均密度の濃い良い試合でした。
 好勝負に少し届かず。

Cストロング・ヘビー級王座戦:橋本大地(ch)vs.中之上靖文(2/27/18)
 粗野にエルボーを打ち合います。
 中之上が重みある打撃を放ちつつ、
 受けでは相手を立てて攻めを引き出す、
 見事なコントロール術を見せてくれました。
 大地は王者を任され成長した印象を持ちましたが、
 中盤以降の試合運びに強制力を感じず
 悪い意味での若さが残ります。
 それでも再び中之上が見事なワーク。
 タフな打ち合いに引き込んで
 大地の良さを引き出して行きます。
 これは三冠王者時代の小島を彷彿とさせましたね。
 天晴れ。
 ぎりぎり好勝負。

Dストロング・ヘビー級王座戦:鈴木秀樹(ch)vs.関本大介(5/5/18)
 鈴木は側転でかわしつつも
 敢えて次のアクションを続けず、そこで止まる。
 水面に石を投げてその波紋を見せるかのような
 じっくりとしたグラウンド。
 鈴木は首狙いで関本は腰狙い。
 関本はロング・マッチでは試合運びがフラットになりがちですが、
 今回はアルゼンチン・バック・ブリーカーを早期に繰り出す等
 思い切った繋ぎを見せていて、
 ボストン・クラブへの持って行き方も良かったですね。
 残り5分になってロープ・ワークや場外を交えるという英国プロレス的構築。
 それまでと繋がりはあるけれども形式的にならざるを得ず、
 この構成はかえって失敗だったような
 印象を最後につけてしまった気がします。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:?/?/18)