大日本プロレス:Best of 2013の分析
| 名勝負 | デス・マッチ王座戦、ブラッド・レイン・デス・マッチ:石川修司(ch)vs.竹田誠志(6/30/13) |
| 好勝負 | なし |
@デス・マッチ・ヘビー級王座戦、YMCAデス・マッチ:石川修司(ch)vs.宮本裕向(3/25/13)
いきなり蛍光灯を打つもノー・セルから演舞。
メリハリを効かせています。
スポットも大小を織り交ぜ。
右肩上がりだけではない試合への向き合い方ですね。
その上で過激なものも投入。
場外に建てた椅子へのスーパープレックスには驚きました。
終盤は凶器とハードな技とのバランスが良く、良い盛り上がりを見せましたね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:8/?/25)
A一騎当千公式戦、サムライ魂デス・マッチ:竹田誠志vs.木高イサミ(3/30/13)
試合時間もない中、自分達の良さを出すために
スピード感を出してきたのは良いですね
いきなり流血したのも良い感じ。
スポットを終えてもテンポを落とさず突き抜けます。
ただ終盤はドラマ性を出すために
もう少し間を開けてもと思う部分はありました。
また単純に相同性へと転じるのも勿体ない。
情熱で駆け抜けた一戦。
好勝負に少し届かず。
Bデス・マッチ王座戦、蛍光灯+ガラスボード+剣山○○個デスマッチ:石川修司(ch)vs.伊東竜二(5/5/13)
伊藤らしいオーソドックスな入りでスタート。
丁寧に蛍光灯をわりあって着実にクオリティを高めます。
責任感、タフさには定評がありますからね。
剣山の上でも普通に攻防を続け、
ガラスボードを加えて更なるステップ・アップ。
良くも悪くも伊東らしい内容で特別な要素に欠ける印象があったものの
最後の真っ向の打撃戦は気持ちが完全に入っていて、
足りなかったサムシングを提供して試合を終えることができました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Cストロング・ヘビー級王座戦:関本大介(ch)vs.河上隆一(6/30/13)
河上は体の芯ががぶれていないのは良いですね。
体重の重みを減衰することなく伝えられています。
しかし普通に関本が主導権を握る形になっていて、
Risingを優勝して臨んでいることを考えると掴みが弱い。
尖りすぎないような広い構築で良質ではありますけどね。
大きな意味性はないが少なくとも意味のない試合運びもありません。
ボストン・クラブを耐え抜いた河上が
エルボーを武器にラリアットに立ち向かいます。
感情むき出しの肉弾戦で追い上げていく様に会場も盛り上がりました。
しかしストロングBJの試合としては
元々そういう性質がある事を考慮するとこれまた弱し。
河上が余りに等身大で、
レスラーとしての化け物感を覚えなかったことが
今ひとつこの試合に魅力を感じなかった原因でしょうね。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Dデス・マッチ王座戦、ブラッド・レイン・デス・マッチ:石川修司(ch)vs.竹田誠志(6/30/13)
初対決のせいもあってか最初のレスリングは微妙ですが、竹田が軌道にのせる。
観客の絶対的な支持の中、それを楽しむ度量を見せている。
受けっぷりといい見事にポスト葛西になっていますね。
良い感覚の一進一退を行って中盤戦。
石川は受け手の時はしっかり受けますが、
攻め手に回った際には無駄に疲労感を出さず強靭さをアピール。
ここぞのクレイジー・パフォーマンスで一気に終盤はヒート・アップ。
全日の四天王プロレスとも新日の気合の打ち合いとも違った
自然で、それでいて純粋な一進一退の作り方は
デス・マッチ・ファイターならではの過激なスポット、投げ方以上に感心しました。
2013年のデス・マッチ・オブ・ザ・イヤーであることは間違いないが、
プロレスとして見ても同じくらい評価して良い程、レベルの高い一進一退でした。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:9/?/17)





