大日本プロレス:Best of 2012 part.2の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 最狭タッグ・リーグ決勝、タッグ王座戦:忍、岡林裕二(ch)vs.宮本裕向、木高イサミ(11/24/12) |
@デス・マッチ王座戦、画竜点睛デス・マッチ:アブドーラ小林(ch)vs.木高イサミ(9/25/12)
定番の寸前で踏みとどまったりする攻防なしに
いきなり有刺鉄線、蛍光灯にぶつかっていきます。
かといって機動力を活かしたどんどん凶器にぶつかっていくファイトでもない。
受身が2人共微妙ですし、
形式も有刺鉄線ロープ、蛍光灯にラダーといった感じで
そこまで物量セで攻めれるものではありませんからね。
ラダー天辺からのダブル・ニー・ストンプなどはあるものの
後楽園でやるほどのものではないなぁ、と感じさせられ、
実際それ以上にはならなかった弱い内容。
まあまあ良い試合。
(執筆日:11/16/12)
A最狭タッグ・リーグ決勝、タッグ王座戦:忍、岡林裕二(ch)vs.宮本裕向、木高イサミ(11/24/12)
軽快にスタートさせて、まずは忍が有刺鉄線ボードに被弾。
デス・マッチ凶器が使われながらも構成はタッグの王道というのが地味に素晴らしかった。
忍を有刺鉄線で甚振り流血させながら孤立させました。
タッチ後の岡林がボードへのスラム時、
有刺鉄線が指に刺さった仕草をするなど
デス・マッチのテンションで大味化することなく試合を進めています。
忍の観客との同化、岡林のパワー、宮元、木高の連携という個性が
想像以上に上手くミックスされています。
終盤の入れ替わりながらの攻防も見事で、
蛍光灯へのファイヤー・バードへの流れも完璧でした。
デス・マッチ要素をほんの添え物にして、ここまでできるとは思わなかった素晴らしい試合。
ぎりぎり好勝負です。
(執筆日:1/6/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@デス・マッチ王座戦、画竜点睛デス・マッチ:アブドーラ小林(ch)vs.木高イサミ(9/25/12)A最狭タッグ・リーグ決勝、タッグ王座戦:忍、岡林裕二(ch)vs.宮本裕向、木高イサミ(優勝!新チャンピオン!)(11/24/12)