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大日本プロレス:Best of BJW 2011 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 最狭タッグ・リーグ決勝、ハードコア・マッチ:関本大介、岡林裕二vs.沼澤邪鬼、葛西純(11/22/11)

@最狭タッグ・リーグ準決勝、デス・マッチ4大元素:葛西純、沼澤邪鬼vs.宮本祐向、木高イサミ(11/22/11)
 4コーナーズ・オブ・ペインに近い形式です。
 序盤は一つ一つの凶器スポットで効率よく流血。
 幾多のデス・マッチをこなすデス・マッチ・ファイターならではですね。
 中盤の印象作りは葛西がトップ・リード。
 完全に試合をスティールしていました。
 終盤はその葛西が脚を痛める展開で半分離脱し3人に任せます。
 沼沢は感心するものを何一つ見せていなかったけれども
 宮本、木高は通常形式もこなすからこその滑らかな攻防。
 そして宮本は最後の画鋲(+剣山)を背中にびっしりと受け切っていました。
 宮本は伊藤と同じく色が薄く、
 狂気とは無縁だし、動きに気持ちが見えにくい選手だけど
 ここまでやられたら天晴というしかない。
 好勝負に少し届かず。
  (執筆日:12/?/11)

A最狭タッグ・リーグ決勝、ハードコア・マッチ:関本大介、岡林裕二vs.沼澤邪鬼、葛西純(11/22/11)
 まともにやったら戦いにならないカードですが、
 いきなり沼澤、葛西が仕掛けハードコア・ルールを使ってきます。
 ここで岡林が慣れない流血に追い込まれます。
 ラダー上からのダイブで関本もテーブル葬され、
 岡林が一人で沼澤、葛西の凶器攻撃を耐え自力で脱出。
 その後凶器を手にして思いとどまるシーンもありながらも
 最後は覚醒して凶器を踏まえて暴れまわる、というドラマチックな内容となっています。
 関本も様式的になってしまう前半部をカットできた事で
 心置きなくパワフルなムーブを出していたし、
 葛西もヘタレっぷりによってハードコアを使った攻めに戦略性を加えていた。
 ぎりぎり好勝負。 
 (執筆日:12/?/11)

Bデス・マッチ王座戦、クライマックス・ゲーム・オブ・デス:伊東竜二(ch)vs.アブドゥーラ小林(12/18/11)
 前年に比べると格段に良くなっていますね。
 蛍光灯にぶつかりながらもテンポは落ちず、
 またわざとらしすぎる部分もありません。
 また伊藤が自分の優位性を使って立ち回ろうとしており、
 良くある淡白な受け合い、という試合運びから脱却している。
 テンポ良くコンクリート、蛍光灯ロケット、剣山と
 凶器を出して試合を回していきます。
 メジャーと比べると見せ方はまだまだですが
 ファイティング・スピリットで起き上がるシーンや
 思わず崩れ落ちてしまうシーンなどで
 上手く特別な試合へと高めていっている。
 最後は小林の常でフィニッシュが弱いのが残念ですが
 BJWデス・マッチにしては珍しく試合を通してのストーリー・テリングが上手く機能していた一戦。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/11)