Battlarts:Best of Battlarts 1997の分析
名勝負 | 池田大輔vs.アレクサンダー大塚(11/6/97) |
好勝負 | 池田大輔、小野武志vs.星川尚浩、石川雄規(3/14/97) |
@池田大輔、小野武志vs.星川尚浩、石川雄規(3/14/97)
序盤からハードな打撃でダウン・カウントの見せ場を作っていきます。
打撃と切っても切り離せない
レスリング部分も見応えがあって緊張感があります。
池田があばらを負傷中でいつもより受けに回っても
小野がその分積極的な攻めをするのでタッグとして完成している。
セコンドの舟木が星川を攻撃したりと
みちプロの抗争を絡めたアクセントをつけつつも
最後までハード・ヒットの神髄を見せました。
フィニッシュの大ちゃんボンバーも凄い!の一言。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:5/?/20)
AYGB公式戦:石川雄規vs.池田大輔(9/1/97)
石川がバックドロップを打てば
池田もジャーマンと技を比較的に早く出していますね。
それに伴い疲労感も早期演出。
正統なプロレスで言えば良いことなのですが、
彼らの異常なバチバチが
少し抑え目になるというデメリットも。
ライバリティを感じる攻防で
最後のフィニッシュも良かった。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:5/?/20)
B池田大輔vs.アレクサンダー大塚(11/6/97)
池田は大塚のタックルをいなしてサブミッションを狙いに行く技術的ムーブを見せたかと思えば
一方でハードさを極限までに高めただけの粗野な打撃を打ち込んだりする。
KO級の池田の打撃を耐え凌ぎながら大塚は技を効果的に配置しながら勝利を模索していきます。
このバチバチの世界観にトペコンがフィットしている程大塚の技使いは素晴らしかった。
しかしその見栄えする印象的なスポットの数々を無に帰すに値する程池田の打撃の当たりがやばすぎます。
まったく躊躇することなく狂いの感情もなく、
ここまで過激な打撃を打ち込み続けられるか理解できかねる異常さ。
ヘッド・ロックさえもこの打撃の後にくるとえげつない攻め口に変貌です。
リアルな打撃をひたすらに食らいつつも立ち続ける大塚に同調しなければ嘘ってなものです。
その大塚がこのまま力尽きるのも仕方ないかな、と思わせ、一瞬の切り返し。
思わず声を上げましたね。
サブミッションがロープ・ブレイクで今一歩届かなかった時は悔しみ、
投げで追いあげた際には後押しすべく吼える。
考える前に動かせる原初的なエネルギッシュな試合。
文句なしに名勝負です。
(執筆日:3/2/13)
注目試合の詳細
なし試合結果
@池田大輔、小野武志vs.星川尚浩、石川雄規(3/14/97)AYGB公式戦:石川雄規vs.池田大輔(9/1/97)
B池田大輔vs.アレクサンダー大塚(11/6/97)