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Noah:鉄人 小橋建太〜絶対王者への道〜 全日本プロレス時代 Disc 5の分析


名勝負 GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.高山善廣(4/24/04)

GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準(7/10/04)
好勝負 なし

総時間は約2時間50分。

1試合目−GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.高山善廣 (4/24/04)
 粗さを逆に生かしてヘビー級ならではの重厚なファイトを披露。
 ハンセンの異名、
 ブレーキの壊れたダンプカーという言葉を想起させる程でした。
 前半投げを押さえたりと
 1つ1つのシーンを大切にしてたのも好印象です。
 フィニッシュも良かったし壮絶な名勝負でした。
 ぎりぎりベスト・マッチ。 

2試合目−GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準(7/10/04)
 小橋が断崖式ブレーン・バスターをかけて吐血した事がクローズ・アップされますがそれは重要じゃない。
 1つに時間配分を含めた試合構築が絶妙です。
 場外に出そうとする秋山に対し、小橋が応じず
 まず10分間はリングで静かに相手への意識を迸らせま火薬を蓄積します。
 10分経過後えぐい打撃のスポットからエプロン技で秋山が主導を握り15分辺りまで。
 そこから小橋が執拗なヘッド・ロックという地味に効果を発するシーンを上手く滑り込ませてくる。
 そして20分経過時に上記断崖式ブレーン・バスターで四天王プロレスが爆発。
 25分経過時に秋山が断崖式をやり返して35分まで壮絶な死闘を繰り広げます。
 まったく勢いに頼らず生のリズムで人間の限界にまで挑みました。
 2つに秋山。
 四天王に彼を含めて五強と言われていたんだけれども彼は決して五天王になれなかった。
 それは他にバック・ボーンを含めた四天王の強烈な関係性に依る所が大きい。 
 しかし五天王になれなかった、という劣等感(彼が感じてようと感じていまいと)が
 時間を経て蓄積し小橋への偏愛と結びついた事で
 この試合の瞬間だけ、彼は五天王の一人になれたんですね。
 こうなると四天王プロレスの意味合いが出てくる訳で文句を言えない。
 秋山が追い込み側で、そこから気合で投げの打ち合い、小橋がフルコースという
 クライマックスは偏愛の表現としてもっと個人的で歪であるべきでした。
 只この唯一惜しまれる点もメジャー団体としてはこう締めるしか無かったかな、とも思います。
 これ以上ない歴史的名勝負です。
 (執筆日:7/4/09)
 
3試合目−GHC 王座戦:小橋建太(ch)vs.田上明(9/10/04)
 もう田上もすっかりロートルです。
 スタミナがないので仕方無しに小橋が引っ張るシーンが目立ちます。
 時間稼ぎにしか見えない脚攻めとか
 ダウンが多かったりと、ややぐだぐだです。
 迫力はありニーズは一応満たしてますけれど
 中々良い試合程度です。

4試合目−GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.鈴木みのる (1/8/05)
 小橋のパワーに悪童みのるがスピードと変則の腕攻めで対抗する構図。
 新鮮な内容ながら
 クライマックス含め一方的な展開が多く
 もう少し面白くできたはずという思いが残ります。
 中々良い試合。

5試合目−7番勝負、最終戦:潮崎豪vs.小橋建太(1/23/05)
 必然的に小橋が試合を完全にコントロールです。
 潮崎はいかに気迫を見せるか
 小橋の攻撃に耐えるかが焦点になっています。
 まあ新人なら十分合格点を与えられる
 まあまあ良い試合でした。

総評
 3〜5試合目は収録する必要をあまり感じません。
 他に収録すべき試合はなかったのか。
 量を考えると全日:Noahは4:2でも良かったのでは。
 勿論Noah製作という事情があるのも分かるのですけれど。
 しかし1,2試合目が名勝負だったので、十分満足です。
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

@GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.高山善廣(4/24/04)
  焦れた小橋がコーナーに押し込みローリング・チョップ。
  ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  高山は防ぐとハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  小橋は防ぐとフライング・ショルダー・タックルへ。
  高山はビッグ・ブーツで迎撃するとニー・アタック。
  小橋は起き上がるとフォア・アームズに対しチョップで応じる。
  小橋がバタフライ・ロックに捕らえる。
  高山が脚を踏みつけ逆にバタフライ・ロック。
  そしてバック・ドロップへ。
  小橋が首投げに返しヘッド・ロック。
  ロープ・ブレイクで逃れた高山にチョップを浴びせながら場外へ。
  高山を柵にぶつけるとマットをはがしDDT。
  リングに戻しカバーするも高山の脚がロープにかかる。
  滞空式ブレーン・バスターを狙う。
  高山は防ぐとフロント・ヘッド・ロック。
  小橋はロープに脚をかける。
  小橋にハイ・ニーからバタフライ・スープレックスでカバー。カウント2。
  強烈な蹴りを叩き込んでいく。
  小橋がカウンターでビッグ・ブーツを狙う。
  高山は受け止めるとドラゴン・スクリュー。
  脚を蹴りつけていく。
  逆さ吊りにしてニー・アタック。
  小橋はたまらず場外に落ちる。
  リングに戻ってきた小橋がチョップ。
  高山は小橋の腕を取りニー・リフト。
  腕を攻める。
  小橋を落とすと柵にぶつける。
  小橋は耐えるとカウンターでラリアット。
  高山がリングに戻ろうとする小橋を捕らえジャーマン。
  両者カウント18で戻る。
  チョップの打ち合いから高山がニー・アタック。
  小橋は受け止めるとローリング・チョップ。
  ヘッド・バッドを決めていきネック・ブリーカー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  高山は防ぐとバタフライ・スープレックスからアーム・バー。
  小橋は何とかロープに脚をかける。
  高山がアーム・ブリーカーを決めていく。
  小橋がスリーパーに捕らえる。
  コーナーにぶつけて逃れると
  ダイビング・ショルダー・タックルを狙った小橋にニー・リフト。
  そしてハーフネルソン・スープレックス。
  後頭部にニー・アタックからジャーマン。カウントは2。
  ダブル・アーム・ジャーマンを狙う。
  抵抗する小橋にドロップ・キックからニー・リフト。
  何とか起き上がる小橋にビッグ・ブーツを狙う。
  小橋は避けるとコーナーに引っ掛かって動けない高山にローリング・チョップ。
  そしてハーフネルソン・スープレックス。
  ファルコン・アローはカウント2。
  ならばとショート・レンジ・ラリアットへ。
  小橋は避けると腕を取りニー・リフト。
  そしてタイガー・スープレックスを決めるもカウント2。
  ニー・アタックを決める。
  カウント9で起き上がった小橋がカウンターでラリアット。
  両者カウント8で起き上がると同時にラリアット。
  高山は倒れるが小橋は倒れない。
  高山が不意をついて打撃を連打。
  小橋は立ち上がるとビッグ・ブーツを食らいながらも
  裏に回りハーフネルソン・スープレックス。
  そしてリアル・ブレーン・バスターを決めるもカウント2。
  ならばとバーニング・ハンマーを狙う。
  高山は逃れるとハイ・キックを決める。
  小橋は耐えるとラリアットからカバー。カウント2。
  ならばと封印を解きムーンサルトで1,2,3!
  小橋の防衛!


AGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準(7/10/04)
  秋山がショルダー・タックルするも小橋は倒れない。
  チョップを打ち破ってのハイ・ニーも小橋はガード。
  逆に小橋がショルダー・タックル決めるも秋山は倒れない。
  力比べの攻防から小橋がチョップ。
  秋山のビッグ・ブーツを避けるとフライング・ショルダー・タックル。
  秋山はすぐ起き上がるとハイ・ニーを決め小橋を落とす。
  小橋はすぐに戻り場外戦に持ち込ませない。
  チョップとフォア・アームズの打ち合い。
  小橋は打ち勝つとキッチン・シンクからロシアン・レッグ・スイープを狙う。
  秋山がレッグ・ロックに切り返す。
  小橋がロープを掴む。
  秋山がレッグ・ロック。
  小橋は首筋にチョップを叩き込んで逃れるとチョップを胸に振り下ろす。
  フェイス・ロックに捕らえる。
  再びチョップを振り下ろしカバー。カウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  防いだ秋山が腕を取ろうとする。
  小橋は防ぐとチョップで打ち勝つ。
  秋山も耐えてみせる。
  小橋は首筋へのチョップからローリング・エルボー。
  秋山は避けるとフォア・アームズ連発。
  小橋はロープに走った秋山にチョップを打って止めると自らロープに走る。
  秋山がフライング・ショルダー・タックルを狙った小橋にハイ・ニーを叩き込む。
  秋山はエプロンでのDDTに柵へのカーフ・ランディング、
  そしてエプロンの小橋の後頭部にダイビング・ニー・ドロップ。
  リングに戻ろうとした小橋にニー・アタック。
  容赦なく首を中心に小橋を痛めつけていく。
  バック・ドロップを決める。
  それを利用して小橋がヘッド・ロックに捕らえる。
  秋山はバック・ドロップを2度決めるも外せずロープに手を伸ばす。
  小橋が不意をついてスリーパー・スープレックス。
  マシンガン・チョップにローリング・チョップを決める。
  崩れ落ちた秋山を捕らえエプロンから場外へのブレーン・バスター。
  技を決めた小橋自身が吐血している。
  小橋はカウント15でリングに戻るも、すぐに崩れ落ちる。
  起き上がるとハーフネルソン・スープレックスでカバー。カウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットを狙う。
  秋山は防ぐとエクスプロイダーを狙う。
  小橋は防ぐとオレンジ・クラッシュ。
  カバーするもカウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットもカウント2。
  バーニング・ハンマーを狙う。
  秋山は逃れるとエクスプロイダーからシャイニング・ハンマー。
  今度は秋山がエプロンから場外へのエクスプロイダーを狙う。
  小橋は防ぐとハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  抵抗する秋山にチョップを浴びせコーナー上へ。
  秋山は捕らえると場外への雪崩式エクスプロイダー。
  秋山はカウント15で戻る。
  小橋もカウント19で戻る。
  秋山がカバーするもカウント2。
  エクスプロイダーを決めカバーするもカウント2。
  トップ・ロープ上から雪崩式エクスプロイダーを決めるもカウント2。
  変形のフロント・ヘッド・ロックを狙う。
  抵抗する小橋にヘッド・バッドを決め変形フロント・ヘッド・ロックに捕らえる。
  秋山は途中で止めるとアーム・ロック・エクスプロイダーでカバーもカウント3ならず。
  スターネス・ダストを狙う。
  小橋は防ぐとリアル・ブレーン・バスター。
  秋山は起き上がるろビッグ・ブーツ。
  小橋はガードするとハーフネルソン・スープレックス。
  秋山が起き上がりエクスプロイダー。
  小橋が起き上がりハーフネルソン・スープレックス。
  秋山が起き上がりエクスプロイダー。
  小橋がラリアット。
  両者ダウン。
  小橋がショート・レンジ・ラリアットを決めカバーするもカウント2。
  ムーンサルトを決めるもカウント2。
  ならばとバーニング・ハンマーで1,2,3!
  小橋の防衛!
  両者握手を交わす。

試合結果

@GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.高山善廣(4/24/04)
AGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準(7/10/04)
BGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.田上明(9/10/04)
CGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.鈴木みのる (1/8/05)
D7番勝負、最終戦:潮崎豪vs.小橋建太(1/23/05)