TOP日本のプロレスNoah 2020年代の大会 →Noah:Noah Matches 2022

Noah:Noah Matches 2022の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@GHCJr.ヘビー級王座戦:HAYATA(ch)vs小川良成(1/1/22)
 スティンガー対決。
 
 まずは小川の腕狙いですが、
 まったりとしてフックの弱さが気になりますね。

 ただ腕攻めを動かしてどう帰結するかのやり取りは丁寧。

 HAYATAが腕の痛みでハンドスプリングを失敗し、
 腕に負担のかかりにくい攻めをする等
 理に乗せた流れは良く、意表をついた押さえ込みもOK。

 クオリティは伸び切らないものの2人らしさは出せた内容です。

 平均的な良試合。
 (執筆日:3/?/23)

Aハードコア・マッチ:拳王vs.佐々木大輔(Cyberfest 6/12/22)
 ガンダム・ヘルメットにヨシヒコなど
 通常の凶器に加えてDDTらしい物も加わりますが…

 昨年と同じく、お前のプロレスは認めねぇ、的なストーリーで煽る割に
 試合においてはそれぞれのスタンスが表明されず、
 ストーリーが語られないという欠陥があります。

 セコンドの乱闘も殺気がなさ過ぎて、
 その点では昔の新日を見習いたいですね。

 毎年行われる風物詩とはいえそういう見せ方をするからには本気で入り込みましょう。

 拳王が普段しないハードコア・マッチを見せるというレア感はありますが、
 普通にハードコアに対する受けはそこまで良くなかったです。

 終盤は画鋲入り棺桶や分かりにくい毒霧など
 演出は盛り盛りでしたが、最後まで入り込めなかった。

 平均的な良試合。
 (執筆日:6/?/22)

BGHCヘビー級王座戦:潮崎豪(ch)vs.小島聡(6/12/22)
 小島のやれること、やっていることの範疇では
 かなり緊密で大一番に合わせて仕上げてきた印象。

 潮崎が特異さを排除してオーソドックスに応対して
 やりやすい環境づくりを意識していましたね。

 場外、エプロンを使って構成も良いですね。

 小島は投げる時も投げられる時も高さは足りず身体能力の衰えは否めませんが、
 潮崎が単純に張り合い、一進一退の理に落とし込まず
 一つ一つ丁寧に調整していましたね。

 終盤はラリアット中心にまとまっていました。

 メインとしては合格点ですが、
 今の小島が出来ること全てやって頭打ちになっているので、
 これ以上は望めそうにない、という点で未来は余り見えない…。

 中々良い試合。

CN-1V公式戦:中嶋勝彦vs.船木誠勝(8/13/22)
 牽制ロー・キック合戦や蹴りの受け合い。
 中嶋の脚攻め、と試合を安定させる要素を押さえてはいます。

 ただ船木は刹那的見せ場には唯一無二な所はありますが、
 膠着する攻防はリアルMMAでのそれと同じく退屈な部分あり、
 22分もの試合時間は必要なかったですね。

 最後の〆方はインパクトあり、このトーナメントの中でも印象に残るシーンでしたが、
 15分くらいでこの内容を凝縮させたかったですね。

 中々良い試合。

Dマーシャル・アーツ・ルール:船木誠勝(ch)vs.桜庭和志(10/30/22)
 3カウントなしで場外エスケープ等にイエローカードが出るルール。

 独特の緊張感が漂っており、牽制合戦ですら見応えありますね。

 MMAの風景の中で意味性もあって
 船木の張り手にダウンしたり
 桜庭のレスラーとしてのアクセントが深読みの良いネタになっています。
 
 試合柄そんなに長い試合時間は望みませんが、
 そうはいっても3分は短すぎて、もう少し見たかったのが本音。

 面白い試合でした。

 平均的な良試合。

Eナショナル王座戦:エル・イホ・デル・ワグナーJr.(ch)vs.稲村愛輝(11/23/22)
 ワグナーは比較的体格ありますが、
 ハイ・フライ絡めた演舞を見せます。
 このルチャ風味はNOAHヘビー級において新鮮ですが、
 それで上質なものが生まれるかは別問題ですね。

 稲村もまた可もなく不可もなくな試合運び。

 ビッグ・ダイブ・シーンなど盛り上がるシーンはありますが、
 点で留まって線になり切らない印象がありました。

 ただ終盤なるとお互いのスタイルも交わってきて
 26分汗をかいただけのものも出てくるので最後の印象は良かったですね。

 平均的な良試合。