Noah:Best of Noah 2022 part.5の分析
| 名勝負 | ザ・ファイナル武藤カウントダウン:武藤敬司vs.清宮海斗(7/16/22) |
| 好勝負 | N-1V公式戦:鈴木秀樹vs.拳王(8/19/22) N-1V決勝:鈴木秀樹vs.清宮海斗(9/3/22) |
@GHCヘビー級王座戦:小島聡(ch)vs.拳王(7/16/22)
ベーシックながら丁寧にやりとり。
小島は衰えを隠せませんが、
自分より体格で上回っていることに対して拳王が上手く配慮を利かせています。
小島もその配慮を受けつつも、甘んじず、構成力で貢献していたので
観る前は余り期待していなかったのですが、好感度高く、
観ている内に移入感高まっていきましたね。
無視できない課題がある中で、構築としてベストな方策を取っているのに
表面的な攻守から拳王を落とすライガーには辟易しましたが…。
作り手の視線は伏せて勝負論出すにしてももう少し何とかならないか。
試合に話を戻すと拳王が煽りを入れつつハード・ヒットで締め後半戦。
王座戦にふさわしいタフなスポットが華を添えます。
それにより小島の技の精度も落ちてきましたが、
必殺技の返し合い等安易な方策に寄っていないので、
意外に最後まで下がるシーンはなく、
全編を通して上手くやったな、と思わされた内容でした。
藤田に武藤に小島、と途中では不安を感じさせる起用も
それぞれ終わってみれば想像だにしない成果を残して納得させるのだから
最近のNoahは凄いですね(唯一コンプラ関係はザルですが…)
好勝負に少し届かず。
(執筆日:7/?/22)
AN-1V公式戦:潮崎豪vs.拳王(8/17/22)
それぞれ軽快にカード切って一進一退。
先に主導権を握った潮崎は良い攻め見せますが良くも悪くも自己完結していますね。
拳王も良い受けを見せていますが、
なんだかんだ言ってポイントでは等価なレベルまで
攻守のバランスを引き上げた方が映えた印象です。
攻防の展開にロジックはあるものの
少し要素が散らっばっており、思った程のエネルギー量に満たず。
好勝負に少し届かず。
BN-1V公式戦:鈴木秀樹vs.拳王(8/19/22)
拳王が不意打ちの蹴りからダイビング・ダブル・ストンプ。
100/0のスタートからのロング・マッチになりましたが、
粘着質なグラウンドでじっくり自分の方に局面を手繰り寄せていくのは鈴木の得意ゾーンでしたね。
典型的な打撃の打ち合いシーンで
安易にすぐ返さないことで鈴木の読めない部分をショー・アップしていたのも良かった。
一方で鈴木はクラシックの雰囲気感の基に
大小の技を組み合わせつつ、決してその組み合わせ方は100点ではないですね。
自分の味として許容させているのは賢いですけれども。
時間切れも似合うレスラーの一人ですが、
決して30分の試合時間が最大限に有意義に使い果たされた訳でもありません。
色々書きましたが、化学反応は間違いなく起きていて、
ここまでのトーナメントの中では屈指の出来となっています。
ぎりぎり好勝負。
CN-1V決勝:鈴木秀樹vs.清宮海斗(9/3/22)
清宮は静かに相手に応対。
含みを持たせた冷静さ。
それを出す側に回ったのには成長を感じますね。
追撃せず鈴木のスタイルが最大限輝く領域に踏み込みます。
清宮の執拗なヘッド・ロック、鈴木の執拗なアーム・ロック、と展開して15分経過。
良い時間の使い方をしていますね。
均衡としては崩れない寸前で緊張感を保ちつつ
ダメージの蓄積もちゃんと感じさせるので15分かけた意味があります。
鈴木は微妙な変化でサブミッションの切れ味を
後半にかけてギアを上げていますが、
もう少しダイナミックにありたいですね。
サブミッション以外の派手な技に頼らずとも
部位狙いを複合的にまとめる中でもっと大きな流れを生み出せたはず。
その点では新しい風でありつつ、まだ優勝させられないかな、と
納得してしまったのが惜しいです。
対する清美はシャイニング・ウィザードの継承もあり、
情熱的なクライマックス作りに磨きがかかっていて素晴らしかったです。
再びの王座を戴冠するその日が楽しみですね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:9/?/22)
D拳王、近藤修司vs.小峠篤司、清宮海斗(9/16/22)
拳王が清宮にベルト見せつけたりして挑発。
この2人の絡みが目玉としてスパークしていましたね。
拳王は小峠への胸の貸し方も良かったです。
近藤は衰え目立ちますが、
あくまでサポートに徹して
それぞれの分をわきまえた役割分担なのでクオリティは上がりましたね。
熱量と共に優れた切り返し合いで〆たので視聴後感も良かった。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:8/?/25)





