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Noah:Noah Matches 2021 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@Jr.ヘビー級タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(ch)vs.覇王、仁王(1/19/21)
 ベーシックな試合運びですがアクセント不足。
 
 それぞれ攻め手が見せ場を作りますが、
 受け手の貢献が足りず、攻め手側だけの試合です。

 後半にかけてエスカレートしていきたいのに足踏み。

 クイックも絡め最後は目まぐるしく最低限の形を作りました。

 平均レベル。
 (執筆日:2/?/21)

AJr.ヘビー級タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(ch)vs.NOSAWA論外、日高郁人(4/29/21)
 最初相手を場外に落として
 心理戦っぽく始めるも単発でいまいち線につなげられず。

 特に論外が相手とのコミュニケーションなく
 ファン・マッチ・テイストにしか帰結がならないのが辛い。

 小川がボディ・スラムを大連発したりしますが、
 テクニックがコミカル・マッチにミックスされそうで、
 特に両方の発展形にもなっていないのが事実です。

 平均レベル。
 (執筆日:8/?/21)

BJr.ヘビー級タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(ch)vs.原田大輔、大原はじめ(5/31/21)
 同じ土俵の中でそれぞれが自分の魅力を出すためのスタンスで臨めています。
 特に大原は見せ方の工夫が素晴らしく、本当に良いレスラーになりましたね。

 原田をパワー・ムーブで強大に見せて、そこを小川が足攻めする等
 タッグの相対としても良い感じです。

 ただ、その原田がパワーの見せ方が形式的で
 足攻めに対しても受け表現が丁寧とはいえ稚拙。

 4人の中に可能性が色々あったものの
 攻防量がそんなに無かったのもあって
 可能性を爆発させきれずに終幕。


 中々良い試合。
 (執筆日:8/?/21)

C武藤敬司、小川良成vs.清宮海斗、鈴木鼓太郎(7/11/21)
 4通りの攻防が出来るタッグの強みを活かした内容ですね。

 武藤x清宮は鉄板のレスリング。
 武藤が制止しにかかる動きに対する清宮の合わせも良く、
 ストーリーにのったものを表現出来ています。
 レスリングから続いて技の攻防に移ってもストーリーを語れていましたね。

 小川x鈴木は軽妙に息を合わせて形作りの面白さで魅せます。
 鈴木への脚攻めの起点作りも上手かった。

 小川x清宮はこの試合一番の躍動感を生んでいましたね。

 武藤x鈴木は他と比べると化学反応なく控えめながら
 最低基準のバーを満たしています。
 
 武藤の年齢による衰えも終盤で足を引っ張ることなく充実の内容でした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:8/?/21)

D拳王vs.中村大介(7/22/21)
 中村は20年格闘技をやってきた選手とのこと。
 そのキャリアに裏打ちされた動きは魅力的ですね。

 試合を作るという点ではプロレスの仮想性とのバランス模索中ですが、
 動きは一生懸命さが伝わってきて良い。

 惜しむらくは体重ですね。
 体重がもっとあれば刹那的ではないものも出来て
 試合の幅が広がったでしょう。

 拳王は中村を適切に理解して
 良いバランスで攻防を紡ぎました。

 中々良い試合。
 (執筆日:3/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@Jr.タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(ch)vs.覇王、仁王(1/19/21)
AJr.ヘビー級タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(ch)vs.NOSAWA論外、日高郁人(4/29/21)
BJr.ヘビー級タッグ王座戦:小川良成、HAYATA(ch)vs.原田大輔、大原はじめ(新チャンピオン!)(5/31/21)
C武藤敬司、小川良成vs.清宮海斗、鈴木鼓太郎(7/11/21)
D拳王vs.中村大介(7/22/21)