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Noah:Best of Noah 2021 part.6の分析


名勝負 GHCヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.中嶋勝彦(10/10/21)

ナショナル王座戦:望月成晃(ch)vs.拳王(11/13/21)
好勝負 N-1 V決勝:中嶋勝彦vs.拳王(10/3/21)

中嶋勝彦、望月成晃vs.田中将斗、杉浦貴(10/17/21)

@N-1 V準決勝:拳王vs.清宮海斗(10/3/21)
 黒髪にして以降の清宮を初めて見ますが、
 気持ちに体が動かされるような
 より若いファイトにシフト・チェンジしていますね。

 それぞれ攻めを絡めて良い手合わせ。

 最後の丸め込みが勝利への貪欲さを見せつけて
 準決勝としての抑制を利かせながら
 決勝とはまた違う味わいを残しました。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:9/?/21)

AN-1 V決勝:中嶋勝彦vs.拳王(10/3/21)
 中嶋間合いを空ければ表現で魅せ、
 間合いを詰めればトップ・クラスのハードさの蹴りを叩きこみます。

 拳王も同じようにアピールを意識し、
 決勝としてのトップ対決の体裁に配慮しています。

 エルボーの撃ち合いの音がやばいですね。
 その一方で中嶋のダメージ表現の妙も光ります。
 絶対値だけのプロレスでもありません。
 
 中嶋が凄すぎて拳王が軽く霞んでいるのが課題点か。
 もう少しポージングを利かせたかったですね。

 最後の平手の打ち合いによる
 尖ったクライマックスもやや好みが分かれる所かと。

 とはいえ公式戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた2人が
 決勝に残るべくして残ってそれまで以上の内容を残す、という理想的な結果でした。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:9/?/21)

BGHCヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.中嶋勝彦(10/10/21)
 中嶋がスカして仕掛けるも丸藤は揺れず。
 良い心理戦が表現されていますね。

 その心理戦があるからこそ中嶋の初撃の展開も光ります。

 中嶋が執拗にコーナーで足を顔に押し付けアピール。
 会場の観客も、カメラの後ろの観客もしっかり掴んで煽っていますね。
 それでいて丸藤への視線も緩まないのだから恐れ入る。
 このバランス感覚は凄まじいものがあります。

 そして一方の丸藤も冷徹で狂いのない攻め。
 この対比が昂りますね。

 アクション、間、絵作り。
 アクションに振り回されずトータルの完成度を追求できていますね。

 打撃一つとっても打ち方、受け方細かく印象付けしています。

 全ての動きをコントロールして作り上げた圧巻の王座戦でした。

 ぎりぎり名勝負。

C中嶋勝彦、望月成晃vs.田中将斗、杉浦貴(10/17/21)
 当月に王座戦を控えてW前哨戦ながら
 当然に王者対決という豪華なマッチアップも見られて目が離せないですね。

 シングルの切り抜きを上手くつなげて構成しています。

 望月は良いダメージ表現で孤立役をこなすと共に
 控えとしての動きも良くタッグ要素の貢献量では一番。

 中嶋は相変わらず見得の切り方が神がかってきて確変モードは継続中です。

 杉浦のバチバチっぷりは出し惜しみなく、
 田中も終盤の役回りをきっちりこなして盛り上げました。

 前哨戦として満点ですね。

 ぎりぎり好勝負。

D清宮海斗vs.小川良成(10/24/21)
 小川と清宮の師弟対決再び。

 まずはレスリング。
 リズムに乗せて予定通りに動く快感と
 予想を外す変化の驚きをバランスよく織り交ぜます。

 清宮の執拗なヘッド・ロックに対し、小川は腕攻め。
 ここら辺は2戦目なので、狙う部位を変えても、という気がしますね。

 打撃にシフトした清宮に対し、
 小川は打撃を混ぜながらも腕攻めを主旨貫徹。
 その厳しさをコントロールして徐々に圧を強めていく様は圧巻でした。

 清宮は気持ちを出して反撃も
 もっとアクションにも勢いを出したかったか。

 序盤のヘッド・ロックをスリーパーで回収したりと
 バランスの良い構築ではあるのですが、
 特殊な偏った試合なのでもう少し振り切った方が良かったですね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/?/22)