Noah:Best of Noah 2021 part.1の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | 潮崎豪、杉浦貴、丸藤正道、清宮海斗vs.拳王、中嶋勝彦、マサ北宮、征矢学(1/10/21) 丸藤正道、秋山準vs.清宮海斗、稲村愛輝(2/12/21) タッグ王座戦:杉浦貴、桜庭和志(ch)vs.中嶋勝彦、マサ北宮(3/7/21) |
@Jr.ヘビー級王座戦:原田大輔(ch)vs.大原はじめ(1/10/21)
大原のレスリング・テクニックが最初から爆発しています。
見事な動きで腰攻めに繋げます。
この攻めもまた立体感を意識していて試合をスティールしましたね。
対する原田はポイントでの反撃ですが、
単発にならなかったのは受けのダメージ表現と繋がっていたから。
両者の魅力がしっかり出た内容ですが、最後のフィニッシュ。
意表をつくものでしたが、どちらかというとマイナス、肩透かしなものとして受け止めざるを得なかった。
好勝負に少し届かず。
A潮崎豪、杉浦貴、丸藤正道、清宮海斗vs.拳王、中嶋勝彦、マサ北宮、征矢学(1/10/21)
年始はお年玉企画的だったので、2021年の実質的最初のメインか。
2021年の新しい展開は見えないものの
2020年Noahを引っ張った面子。
バラエティ豊かな見せ場を生み出しています。
潮崎vs.北宮、清宮vs.拳王の屈指の組み合わせは
8マンとしては少し浮いている程
じっくりとシングルの攻防を見せてくれます。
気持ちの伴ったものでしたね。
またシングルだけでも十分魅了できましたが、
8マンならではの工夫されたチーム・ワークも
要所に織り交ぜられていて感心しました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:1/?/21)
B丸藤正道、秋山準vs.清宮海斗、稲村愛輝(2/12/21)
秋山が稲村に対して、しごきとでもいうべき厳しい攻め。
パワフルな稲村相手に年齢感じさせず素晴らしい激突を見せ、
稲村が驚くほど輝いています。
清宮ともまた別の刺々しい当たり方をしていて秋山には実に感心します。
丸藤にタッチしたのに花道に転がり出た清宮の腕を掴んで床に打ち付けるシーン良かったですね。
丸藤もスマートに腕攻めを引き継ぎ
タッグとして統制の取れた動きで魅せました。
清宮も躍動感ある動き。
若さに似合わぬバランス感で場を適切に捉えていました。
ぎりぎり好勝負。
CJr.ヘビー級王座戦:原田大輔(ch)vs.吉岡世紀(2/12/21)
愚直な原田の良さが光りますね。
吉岡も身体能力高いので、
お互いが自分の良さを出せば出すほど相手も良さを出す機会に恵まれる。
エプロンでの鬩ぎ合いから軽快な丸め込み、かわしあい。
攻防のジェットコースターには数え歌になれる可能性を感じますね。
一方で終盤は吉岡のラッシュが強調されていたので、
まだニア・フォール合戦が後に控えていると錯覚し幕閉じは拍子抜け。
試合時間もまだ11分でしたからね。
とはいえ内容は良し。
まずは吉岡におめでとうを。
リマッチに期待します。
中々良い試合。
Dタッグ王座戦:杉浦貴、桜庭和志(ch)vs.中嶋勝彦、マサ北宮(3/7/21)
杉浦はマサと真っ向からパワー勝負する際には
50歳という年齢の限界を感じさせるものの
ボード・コントロール面では50歳ならではの
経験に裏打ちされた巧みな戦術を見せました。
それにより桜庭が自分の欠点を余り気にすることなく
自分のMMAスキルを前面に出して攻防することが出来ています。
桜庭の相手役を務めた中島は桜庭への配慮、受け方が素晴らしいですね。
桜庭の一撃性を引き立てて、
MMA背景の攻めとプロレスの形の攻めを上手く混在させています。
一方で攻め手に移れば50歳の桜庭に容赦ない蹴り。
事故が起きやすい意表を突く形は取らず、
受け手側が予期して我慢しやすい形を取っているとはいえ
良くここまでハードな蹴りを放つな、と驚きます。
北宮は不器用さもありつつも彼独自の耐えが他にない見せ場になっていて
最後のフィニッシュも良かったですね。
それぞれの欠点含めて30分超えるロング・マッチの構築に反映させた絶妙のタッグでした。
文句なしに好勝負。
(執筆日:?/?/21)





