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Noah:Best of Noah 2019 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 丸藤正道vs.鈴木鼓太郎(8/4/19)

N-1 V公式戦:拳王vs.望月成晃(8/29/19)

N-1 V公式戦:潮崎豪vs.マサ北宮(8/29/19)

@丸藤正道vs.鈴木鼓太郎(8/4/19)
 ファンネルのカウンターでニーなど
 丸藤がセンスあるムーブで華を添えます。

 鼓太郎は歳か反撃が弱いものの
 ダイビング技、ロープ技を多用し強調した試合運びは良かったですね。

 旗揚げ記念試合というとことで
 過去の歴史のプレイバックの意識を持って展開。
 その分、各シーンの繋がりが弱い印象はあるものの、
 密度が落ちそうになれば即座に展開してフォローする感度は素晴らしい。
 ダメージ表現も自然で良かったですね。

 終盤がロープワーク、コーナー上を排した為に
 点の攻防になってスケール感が失われてしまったのは勿体ない。
 終盤で落としてしまったものの記念大会メインにふさわしい内容。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/19)

AN-1 V公式戦:潮崎豪vs.丸藤正道(8/23/19)
 (28分が17分に。頻繁なカットあり)
 やや展開は形式的ですが、
 場外で観客の目の前で激しくチョップを打ち合い、
 エプロンではパイル・ドライバーを決める激しさがある。
 汗迸るNoahの良さが出ていますね。

 潮崎の個性が出ていますが、
 丸藤も合わせつつも小技でらしさを出している。

 小会場だからと手を抜かず、
 終盤も一波乱二波乱用意しています。

 ただ明らかに攻防の蓄積で味わい深くなる試合において
 頻繁なカットを入れる編集は致命的です。
 何故この試合をフルで公開してくれなかったのか、と
 Noahに恨み節を言いたくなる上質な内容。

 好勝負に少し届かず。

BN-1 V公式戦:拳王vs.望月成晃(8/29/19)
 単純な攻め合いと思わせて
 意図的に変化を織り込みます。
 望月の脚攻めを展開として加えながらも
 感情的な張り合いこそこの2人に期待するもの、
 ということも忘れていない。

 後半は望月が拳王を押さえ込む展開になっていますが、
 望月も大ベテランだけあって巧みに演じ、
 疲れるどころか気力が満ちていったのは驚き。
 拳王もストレートに自分のなすべきことを成しました。

 ぎりぎり好勝負。

CN-1 V公式戦:潮崎豪vs.マサ北宮(8/29/19)
 オーソドックスで
 過剰に演出していないが、
 地味に2人の火花が感じられる攻防。

 潮崎がリング環境、場を利用して七色のチョップを使えば
 マサも同じく上手く場で段階を踏む脚攻め。
 構築方法が似ているのでスムーズにクオリティを稼いでいますね。

 特殊なことはやっていないものの
 2人の個性がストレートに活かされており、
 終盤の力強い投げによる高まりは素晴らしい。
 会場も凄い良い雰囲気でしたね。

 深みはないが、ここまで活き活きと試合をされると好きになってしまう内容。
 ぎりぎり好勝負。

DN-1 V公式戦:中嶋勝彦vs.拳王(9/15/19)
 期待する打撃の張り合いだけでなく
 相手を誘導してしっかり切り返す攻守転換も
 積極的に織り込んでいきます。

 かなり良い関係性が築けているのですが、
 15分という試合時間の為にショートカット仕様にしていて
 見ている方の感覚以上に疲労度を上げている感は否めない。

 また、壮絶な打撃戦ではありましたが、
 最後のKOフィニッシュの一閃が
 他の打撃に比べて違うものであると感じさせるに足るかというと否。
 連打する形か出会い頭にするか、
 少なくともレフェリーも意表を突かれて判断が遅れるくらいの表現が欲しい。
 非常に難しい表現の類ですからもっと熟慮・熟考が必要です。

 好勝負に少し届かず。