Noah:Best of Noah 2019 part.1の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | GHCヘビー級王座戦:清宮海斗(ch)vs.丸藤正道(3/10/19) |
@GHCヘビー級王座戦:清宮海斗(ch)vs.拳王(1/6/19)
清宮が柵越えタイガー・ドロップを決めれば
拳王も場外ジャーマンと
お互い譲らない一進一退の攻防を見せます。
ベースラインとしては悪くないですね。
ただ清宮が王者だから最低互角でなければならないという意識が強いか。
清宮が若いことは皆分かっているし。
それでも託してみるチャレンジが今は大事だと分かっている。
それを考えると今は難しい王者のあるべき姿に
過度に拘らなくても良かったのではないか。
エプロンでのドラゴン・スープレックス程のスポットを食らったのに、
清宮がすぐにカウンターを入れる必要はなかった。
また、ドロップ・キックを推し技にするにしても
ちょっと終盤で複数回使うには厳しいですね。
オカダという先駆者がいるので、
そこから学んでもらいたいところです。
まだまだ改善点はあるものの
リマッチする余裕はあるので積み上げて行きたいところ。
中々良い試合。
AGHCヘビー級王座戦:清宮海斗(ch)vs.マサ北宮(2/1/19)
北宮は杉浦みたいな形を作る脚攻め。
悪くないものの清宮をもう少し動かせて、
強弱をつけても良かったですね。
10分経過して相手の進捗を見ながら抑揚。
お互い主張しあって高めあっていて良し。
後半になると北宮の余裕を感じさせる表現が利いて
それぞれの立ち位置がストーリーを語っている。
30分弱のロング・マッチをこの2人で出来るのか、と
見る前は疑心暗鬼でしたが、想像以上に上手くやっていますね。
終盤もう少し今の技単発で十分かどうかの
判断の精度を上げれば尚クオリティはあがりましたね。
好勝負に少し届かず。
BGHCヘビー級王座戦:清宮海斗(ch)vs.丸藤正道(3/10/19)
清宮は細かな仕草を付け加えて、
キャリア差を感じさせないようにしています。
その清宮に対して丸藤は抜群の時間の使い方で
自分のスタイルを特化させて、
特別な存在として相対していますね。
清宮が王者然足りつつ、アンダードッグ要素も両立させている。
丸藤の部位を細かく絡めたパズルワークの攻めも見事でした。
終盤の力技感、印象の残し方では清宮も負けておらず、
独特の情感が出ていて30分まったく無駄のない素晴らしい試合でした。
文句なしに好勝負。
C杉浦貴vs.潮崎豪(3/17/19)
潮崎のチョップに杉浦の腹/首攻め。
定番ですけれども何度と無く戦ってきた割には
当たり障りの無い形で作ってきたなという印象。
後半への切り替わりで激しいチョップとエルボーの打ち合い。
会場が小さいので熱量はそこまでではないですが、
打撃ベースによりシフトすると攻防の精度が一気に上がりましたね。
潮崎のダウン・ベースによる終盤の演出も成功していた。
好勝負に届かずも中々良い試合。
DGTL決勝:KAZMA SAKAMOTO、杉浦貴vs.潮崎豪、中嶋勝彦(5/4/19)
潮崎気合十分のチョップで早くも杉浦の胸を切り裂きます。
中嶋もタフな蹴り。
杉浦は中嶋の足を攻めて凌ごうとする構え。
Noahの新しい風であるSAKAMOTO、
タッグとしては間違いない動きをしているものの
タッグは一人ではできないので、
大きなウネリまでは作れなかった。
決勝らしいスーパー・ハードな攻防は十分量ありましたが、
もう一歩タッグとしての面白さが欲しいというのは欲張りか。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:5/?/19)





