Noah:Best of Noah 2016の分析
| 名勝負 | GL公式戦:杉浦貴vs.潮崎豪(11/4/16) |
| 好勝負 | GHCヘビー級王座戦:杉浦貴(ch)vs.中嶋勝彦(10/23/16) GHCヘビー級王座戦:中嶋勝彦(ch)vs.鈴木みのる(12/2/16) |
@GHC王座戦:杉浦貴(ch)vs.潮崎豪(5/28/16)
5年ぶりの対決。
潮崎がキレ良い真っ直ぐなチョップを繰り出します。
それに対し杉浦は内出血しながら受け続けますが、
王者として受けるにしても表現が少しずれているか。
また、三沢亡き後エルボーの打ち合いを意図的に避けていますが、
打撃を打ち合うべきスポットも間違いなくある。
火花のちらし合いが不十分です。
守勢に回った潮崎は今度はチョップで疲労感を表現。
素晴らしいですね。
一方で杉浦は寡黙なファイトとはいえ
表現としてどうとでも受け取れるもの。
椅子攻撃こそありましたがヒールにもなりきれていません。
鈴木軍乱入も蛇足の印象を助長している。
杉浦が迫力ある張り手の連打を叩き込み、
そこから潮崎が逆転を試みる流ながら
カタルシスに昇華しそうで昇華しきれないまま終了。
変わろうとしているのに大成しきれないNoahを象徴するような内容に。
好勝負に届かずも中々良い試合。
A柴田勝頼vs.潮崎豪(10/23/16)
団体として圧倒的な差がついてしまった今、
一昔前の対抗戦としての熱量は生まれません。
それでもしっかり仕事をする両者。
自分の型をベースにしながらぶつかり、
ちょっとしたこの試合ならではのムーブも見せて華を添えます。
ただ状況が違えば観客関係なく、
この2人自体が団体を超えた若手?ライバル対決として
もっと情念をもって枠を超えた試合に仕上げてきたのでは、と思うほど綺麗にまとまりすぎている。
中々良い試合。
(執筆日:6/?/17)
BGHCヘビー級王座戦:杉浦貴(ch)vs.中嶋勝彦(10/23/16)
3月の再戦。
中嶋が背中にテーピングを巻いている状況。
セコンドのみのるによる気を逸らす行為や、椅子攻撃といったヒール・ワークが
これまで変なポイントで使われていましたが、
前半のボルテージを高めていく中で上手く配置されていますね。
中嶋の一撃必殺性も強調しているので、
そのコントロールをめぐる攻防が戦略的意味を持ってくる。
杉浦の冷徹な攻めの追い込みに対し、
中嶋が気迫を見せる終盤も見応えがありました。
前半適切に使いこなせていたので、ここでヒール戦略を再度混ぜても良かったですけどね。
純粋な潰し合いの攻防だけで見せました。
前回と違って大成功の内容。
文句なしに好勝負です。
(執筆日:3/?/21)
CGL公式戦:杉浦貴vs.潮崎豪(11/4/16)
潮崎再入団後初めての激突。
杉浦が並々ならぬ感情で背中を蹴り、エルボーを叩きこみます。
Noah復帰の潮崎に強烈なしごきを加えます。
ベースの強度も相当ですが、ここぞはまさに殺気に満ちていますね。
潮崎も徹底的な受けっぷりで禊。
表現も素晴らしいですが、
自分の形での反撃だけでなく、
杉浦の世界線に合わせたカウンターも織り交ぜていて良かった。
杉浦が終盤は更にギアを上げた破壊的なエルボー。
凄惨というべき攻め。
当時のヒール道として椅子を無駄に絡めたりしますが、
それを脇道に追いやる程笑ってしまうほどの気迫の打ち合いは必見です。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:3/?/21)
DGHCヘビー級王座戦:中嶋勝彦(ch)vs.鈴木みのる(12/2/16)
打撃の耐え合いからみのるが脚攻め。
観客席の中でも中嶋を甚振り観客を巻き込んでいきます。
中島がスリーパーから反撃。
中島の必至さが伝わってくると同時に、
みのるはやられつつもブラフではないかと疑わせる表現が重層的に重なります。
激闘の型に当てはめる中で、
様々な可能性が爆発しきるまではいかずにまとまった感はありますが、
それでも尚、高値安定で素晴らしい試合です。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/25)





