TOP日本のプロレスNoah 2010年代の大会 →Noah:Noah Matches 2014

Noah:Noah Matches 2014の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@Jrヘビー級王座戦:石森太二(ch)vs.原田大輔(3/8/14)
 身体能力全開で動く石森の動きは1つ1つ凄いものがあります。
 しかし相手とミックスするとなればズレが生じている。
 それを調整するよりも自分の身体能力を出すことに優先順位を置いているのはどうか。
 主導権を握った後も場外DDT、エルボーの打ち合いは
 タイミングに関して疑問があるものでしたね。
 エプロンでのDVDから原田が反撃ですが、
 攻守のこのバランス感、スピード感の中で、
 エプロンでのDVDというスポットを選ぶセンスは理解に苦しみます。
 終盤、こう動くからこう切り返して、と
 パズルのように作って豊かな攻防を生み出していますが、
 パズルの組み合わせ方がいまいちですね。
 動き自体は試合を通して本当に凄かったけれど、な内容。
 平均的な良試合。

A杉浦貴、田中将斗vs.KENTA、高山善廣(4/12/14)
 高山は張り手合戦が精いっぱいで、
 それ以外の攻防はどちらも割を食う形にしかならない。
 ということでKENTA絡みの激しい打撃戦が見所。
 しかし、バランスは意識している様子ですが、
 打撃中心の中で技の攻防の重みが良く分からないことになっていて、
 スポットも粗雑にばらまかれているだけ。
 特別良い試合にはなりませんでした。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:7/?/13)

BGHCヘビー級王座戦:永田裕志(ch)vs.丸藤正道(7/5/14)
 出だしの丸藤のチョップが上手く機能していましたね。
 王座奪還をもくろむ丸藤の感情が表出されたし、
 永田のヘビー級のタフさも出せました。
 花道も能動的に使って意気込みを見せます。
 永田が柵、鉄柱を使って反撃。
 攻め方はしっかりしているが、
 それまでのドラマ性が弱まっていますね。
 気負う丸藤に対し、永田は飄々としている、
 という見せ方であるので難しい塩梅ですけれども。
 永田が仁王立ちしてみたり、
 外敵王者として適切なアピールで舞台を整える中、
 丸藤はジャーマンを着地して切り替えしたり、
 バック・ドロップの体勢を入れ替えたりと
 方向性は間違ってないものの後一歩、
 その反撃には物足りなさが残りました。
 中々良い試合。
 (執筆日:7/?/14)

Cタッグ王座戦:杉浦貴、田中将斗(ch)vs.TMDK(10/12/14)
 セコンド入り混じって火花を散らします。
 互角扱いになっていますが、
 個では杉浦とか一つ頭抜ける設定でも良いのでないか。
 杉浦孤立の中TMDKが連携技を交えながら試合を進めますが、
 リアリティを薄めていて
 より緊張感を持ったものの方がフィットした印象。
 感情的な攻防が見られる一方で、
 ゆったりとした時間の流し方で緩さが目に付くんですよね。
 タッグならではの流れの作り方がなかったのもどうかと。
 終盤にかけての攻防はインパクトがあり良かったと思いますが。
 平均的な良試合。
 (執筆日:12/?/14)