Noah:Best of Noah 2014 part.2の分析
| 名勝負 | GHCヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.杉浦貴(12/6/14) |
| 好勝負 | GL公式戦:丸藤正道vs.中嶋勝彦(10/18/14) GL決勝:杉浦貴vs.関本大介(11/8/14) |
@GL公式戦:丸藤正道vs.中嶋勝彦(10/18/14)
片方がリズムを作れば、もう片方が抑揚を重ねて
一人では出ない豊かさを生み出しています。
丸藤がエプロンでのパイル・ドライバーから
ハードなチョップと首攻めで追い込み。
中嶋は首の痛みを適切に見せながら
ハードな蹴りをベースに構築の段組みも良好。
緩急/攻防の見せ方違うものを組み合わせタフな潰し合いに発展させました。
王座戦といっても言いレベルの内容でしため。
文句なしに好勝負。
(執筆日:3/?/21)
AJr.ヘビー級王座戦:原田大輔(ch)vs.ザック・セイバーJr.(11/4/14)
なめらかのセイバーのレスリング移行。
一つ一つ振り返るようにその型に転じて行きます。
それで観客を引き込みつつも
王座戦として原田のプライドを潰さない形で終えているのは配慮がある。
一方でセイバーのアーム・バーの怖さを見せ、
緊張感も持たせているのが良いですね。
中盤。
原田のターンになりますが、どうも試合運びが淡泊ですね。
インパクト大のスポットを使った展開、良質な攻防もありますが、
バックグラウンドの違う両者の化学反応という点で物足りない。
最後は原田がセイバーのレスリング技術を織り込んだ上で、
自分の形にして綺麗にまとめてフィニッシュ。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:12/?/14)
BGL決勝:杉浦貴vs.関本大介(11/8/14)
スピアーをヘッド・ロックで押さえつけたりと
怪力同士のぶつかり合いの中で
単純性に一振りのスパイスを加えています。
また杉浦のエルボーの打ち込みは容赦なく迫力十分。
ただ中盤はハード性にばかり目が向いているせいもあって
攻守のバランスが余り良くないですね。
杉浦の腹攻めを経て後半戦。
良くも悪くもNoahらしさ爆発です。
身体的なハードさは業界最高峰で
ほんとに体を壊すのではないか、と思わされるファイト。
しかし、クライマックスの中で、
杉浦が自分の土俵に強制的に引きずり込んで
その上で壊しに行く表現ができていたので、
最終的に感嘆する気持ちが十分に上回っている。
文句なしに好勝負。
(執筆日:12/?/14)
CGHCヘビー級王座戦:丸藤正道(ch)vs.杉浦貴(12/6/14)
(放送日は12/13/14)
杉浦が最高の腹攻めを見せました。
一貫性を持たせつつもリングを広くアクションも制約せず
見栄えと重厚感を両立させています。
丸藤も縦横無尽に動けてポテンシャルを最大発揮。
見せ方を散らしつつも線になっていて
組み合わせの妙も素晴らしいものがあります。
中盤にまったりする傾向があるものの
この試合は中盤が特に面白く、景色が大きく広がりました。
終盤は杉浦が破壊的なエルボーを中心にシフト。
壊れてしまいそうな攻めで怖さがありますね。
この半端ない杉浦に対し、丸藤は上回るに当たっては
もう少し一工夫二工夫欲しく、フィニッシュは弱く感じてしまいました。
クライマックスに課題があるものの飛び切りの試合でした。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:3/?/21)





