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Noah:Great Voyage in Tokyo 7/7/13の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦:矢野通、飯塚高史(ch)vs.TMDK(シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルズ)

@熊野準vs.マイバッハSUWA Jr.
Aカイザー、ザック・セイバーJr.、小峠篤司vs.ペサディーヤ、スレックス、原田大輔
Bマイバッハ谷口vs.齋藤彰俊
C越中詩郎、藤波辰爾vs.小川良成、井上雅央
Dモハメド・ヨネvs.中嶋勝彦
Eストリート・ファイト・トルネード・デス・マッチ:平柳玄藩、高山善廣、杉浦貴vs.保坂秀樹、矢口壹琅、大仁田厚
FJrヘビー級王座戦:石森太二(ch)vs.スペル・クレイジー

Gタッグ王座戦:矢野通、飯塚高史(ch)vs.TMDK(シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルズ)
 シェイン、マイキーが逆に奇襲を仕掛けスタート。
 ファンに認められているだけあって良くファンを見ていますね。
 外人ではあるもののホームと言う意識を持っています。
 ゴングがなった後コーナーのターン・バックルを外そうとして手間取るも
 ここでもファンと交流できるからこそそれで時間を稼げることもできている。
 矢野の孤立もマイキーは印象化、シェインは躍動感を武器に上手くテンションを維持させている。
 矢野が反撃から手際よくターン・バックルを外します。
 先の行為と上手いこと対比になりましたね。
 続けてTDMKが揃って流血。
 矢野、飯塚が手馴れた形で煽っていきます。
 流れの生み方は若干淡白なものの
 流血量が増えることが雰囲気は十分高まっています。
 毎日の積み重ねにこの瞬間の化学反応が加わり素晴らしい試合を生み出しました。
 ぎりぎり好勝負。
 
HGHC王座戦:KENTA(ch)vs.丸藤正道
 丸藤の間の見せ方は良いですね。
 一方でKENTAに間の余韻はなく、直情的に打撃を打って行く。
 丸藤の緩急の作り方は素晴らしく、
 リズム感、余計な動作を敢えて加えての魅了も上手くいっている。
 対してKENTAのレスリングは微妙。
 KENTAが打撃で丸藤をダウンさせ主導権を握ります。
 丸藤がエプロン角へのブレーン・バスター、エプロンへのパイル・ドライバーで反撃。
 打撃戦や場外シーンを挟んで構築するという共通認識はできていますが、
 今回序盤からして丸藤とKENTAの魅力に大きく差があるだけにそれを中間に落とし込むというのは勿体無い。
 相変わらず柵越えダイビング・ダブル・ストンプも繰り出しますが、
 年齢を重ねた数え歌の結果がより体に負担をかける方法とは情けない。
 KENTAが流れの援護なく動きまくって疲労感の概念を壊してしまいます。
 終盤も方向性がやや散漫になっている。
 丸藤はある程度落とし所をしっかり持って攻防を作っていますが・・・。
 最後の裏GTSも見せ方何も考えておらず唐突。
 とにかくこの試合においては状態の差が目だちましたね。
 中々良い試合程度。

 (執筆日:7/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@熊野準vs.マイバッハSUWA Jr.
Aカイザー、ザック・セイバーJr.、小峠篤司vs.ペサディーヤ、スレックス、原田大輔
Bマイバッハ谷口vs.齋藤彰俊
C越中詩郎、藤波辰爾vs.小川良成、井上雅央
Dモハメド・ヨネvs.中嶋勝彦
Eストリート・ファイト・トルネード・デス・マッチ:平柳玄藩、高山善廣、杉浦貴vs.保坂秀樹、矢口壹琅、大仁田厚
FJrヘビー級王座戦:石森太二(ch)vs.スペル・クレイジー
Gタッグ王座戦:矢野通、飯塚高史(ch)vs.TMDK(シェイン・ヘイスト、マイキー・ニコルズ)
HGHC王座戦:KENTA(ch)vs.丸藤正道