Noah:Best of Noah 2010 part.2の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | GHCヘビー級王座戦:杉浦貴(ch)vs.潮崎豪(9/26/10) GHC王座戦:杉浦貴(ch)vs.森嶋猛(12/5/10) |
@潮崎豪vs.中邑真輔(8/22/10)
数え歌2戦目。
ベース・ラインとその変化は初戦と同じく高いレベルで安定。
しかし2戦目で変化を求められる中で雰囲気・密度押しは諦め
場外を使った空間構築から中邑が主導権を握る中盤展開となっています。
中邑はチョップ封じの腕狙いかと見せかけつつ
挑発的な打撃とニー・リフトによる追い込みを見せている。
相手団体に呼ばれたゲストである事を理解しヒールを演じています。
良いですね。
一方受けに回った潮崎。
中邑のみである程度完成されているとはいえ、もう少し細かい反撃でクオリティ向上に協力して欲しい所。
反撃の狼煙となる脚攻めは1戦目を踏まえた戦略性として面白いが時間帯としては少しタイミングが遅い。
終盤はNoahらしさを感じるコンビネーションで素晴らしかったですね。
中邑も技種の使い分けが成長しているので良い攻防に繋がる。
しかし最後、連続で畳み掛けるも粘られ、変形の新技で仕留める、という
日本プロレスに生まれてしまった1つの定番的流れは良くない。
同じフィニッシュでもその過程の差異がある訳でそれを否定するような事ですからね。
初戦には劣るものの数え歌として成立しており、メインとしても通用する内容。
中々良い試合でした。
(執筆日:3/4/11)
A潮崎豪vs.鈴木鼓太郎(9/11/10)
同じような動きからスタート。
体格差も数ある差異の一つに過ぎないという考えで
鈴木が対等に戦えると信じて試合に臨んでいる。
そしてスマートな腕攻めでそれを実現しています。
ただ体重ゆえ打撃に重さを感じさせないのが辛いところですね。
潮崎は面白い攻め方で脚攻めで反撃する。
中々調節の利いた受けも見せていますね。
終盤も一進一退の攻防になっています。
惜しむらくは鈴木の気合の見せ方がいまいち、
格好良く見得を切れていない事。
せっかく既存概念に囚われない挑戦をしているのに
これでいいのかと不安に思っている印象を受けてしまいます。
鈴木はヒール挑戦といいアイディアは優れているのだけど
完全に形にしきれていない所がありますね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:6/1/11)
BGHCヘビー級王座戦:杉浦貴(ch)vs.潮崎豪(9/26/10)
潮崎のハード・チョップで杉浦が冒頭で胸から出血。
持ち上げるとロープ越しにエプロンに落とす等
潮崎が良い意味で挑戦者らしからぬ攻めを見せ掴みます。
杉浦は一発で逆転。
体力要素を入れた試合運びで、
潮崎も重い受けと耐え表現でメリハリ。
お互いのスキルが発揮されていました。
攻防のチェーンを巧みに操り、
Noahらしさ溢れる激闘。
クライマックスは潮崎がKOされるのでは、というぐらい
杉浦の容赦なさ目立って印象的でしたね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/25)
CJr.ヘビー級タッグ王座戦:金本浩二、タイガー・マスクIV(ch)vs.KENTA、青木篤志(11/23/10)
金本とKENTAがバチバチ。
この2人の攻防は序盤からその後もフル・スロットルでしたね。
この熱量に比べると他は置いてけぼり。
タイガー・マスクも対抗戦仕様の動きを見せていて良かったですが、
もう少し金本とタッグとしてまとまれば…。
良くも悪くもダメージ表現薄めの攻め合いで、
課題はありますが、対抗戦らしさはある内容でした。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:8/?/25)
DGHC王座戦:杉浦貴(ch)vs.森嶋猛(12/5/10)
ビッグ・ブーツを耐えた森嶋がいきなりラリアット。
カウント2で返されバック・ドロップを狙うも場外に逃げられる。
冒頭のこのシーンに代表されるように
体重を絞って瞬発力、インパクトの増した森嶋の一発を活かした攻防の1セットがこの試合の肝。
Noahではこの程度で決まらないという常識に依存している部分もあるが
上手くそのセットを紡ぎ合わせています。
杉浦が雪崩式ハリケーン・ラナを決めようとするも、
森嶋がパワー・ボムに返すつもりだったことでヒヤリとする場面もありましたが
大丈夫だったようでその後も壮絶な一戦に発展させました。
森嶋の攻めを耐え切った杉浦の最後の打撃での沈め方は素晴らしかったですね。
方法論が単調ながらNoahにしかできない試合でもあります。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:?/?/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@潮崎豪vs.中邑真輔(8/22/10)Aグローバル・リーグ戦:杉浦貴vs.秋山準(5/2/10)
BJrヘビー級王座戦:金丸義信(ch)vs.丸藤正道(7/10/10)
C棚橋弘志vs.潮崎豪(7/10/10)
DGHC王座戦:杉浦貴(ch)vs.高山善廣(7/10/10)
E潮崎豪vs.佐々木健介(7/24/10)
F秋山準、KENTA vs.永田裕志、田口隆介(7/24/10)
GJrタッグ・リーグ戦:KENTA、青木篤志vs.ロデリック・ストロング、エディ・エドワーズ(10/17/10)
HJrタッグ・リーグ決勝戦:KENTA、青木篤志vs.ロデリック・ストロング、エディ・エドワーズ(10/30/10)
IGHC王座戦:杉浦貴(ch)vs.森嶋猛(12/5/10)





