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Noah:Best of Noah 2008の分析


名勝負 Jrヘビー級王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.KENTA(10/13/08)
好勝負 GHCJr王座戦:金丸義信(ch)vs.ロッキー・ロメロ(1/6/08)

GHCタッグ王座戦:丸藤正道、杉浦貴(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(3/2/08)

小橋健太、本田多聞、KENTAvs.高山善廣、佐野巧真、青木篤志(3/2/08)

@GHCJr王座戦:金丸義信(ch)vs.ロッキー・ロメロ (1/6/08)
 ロメロはもうキャリア10年なんですね。驚きました。
 試合は・・・
 両者曲者ぶりを発揮し
 張り合うように意表をついた攻めを見せます。
 またちょっとした伏線とその回収も見事。
 これぞスイングしていたと評するにふさわしい試合でした。
 若干盛り上がりが薄いかなという気がしますが、
 手を重ねればもっと凄い試合ができそうなので再戦に期待です。
 金丸もROHに呼べばいいのに。
 ぎりぎり好勝負。

AROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)vs.潮崎豪(1/20/08)
 ナイジェルがユーモラスな余裕を見せながら
 終始腕攻めをするという渋い内容に。
 良い感じに熱戦模様になってましたけどね。
 残念なのは腕攻めに対する潮崎の反応が微妙な事ですね。
 痛みをこらえながらチョップを打っていたのに
 ナイジェルがタワー・オブ・ロンドン系に走り
 腕攻めが弱くなった所で
 急にばったりと使わなくなるんですよ。
 痛みをこらえながらチョップ1本で試合を作るだけの気概があるのか
 それとも腕攻めのせいで腕が使えなくなるという方向性でいくのか
 どっちつかずの中途半端な印象を受けます。
 潮崎はここに来て伸び悩んでいるのか?
 後はフィニッシュがいくら何でもダメージ量無視 じゃないかという気が しますね。
 中々良い試合でした。

B田上20周年記念試合:秋山準、森嶋猛、田上明vs.三沢光晴、丸藤正道、鈴木鼓太郎(1/20/08)
 記念試合という事で 
 森嶋が三沢相手に見せた1シーン(王座戦が控えているので)を除けば
 ほのぼのした内容で
 良い感じのファン・マッチに仕上がりました。
 田上も見事に目立ってますし記念試合としては成功ですね。
 平均的な良試合。

CGHCタッグ王座戦:丸藤正道、杉浦貴(ch)vs.ブリスコ・ブラザー ズ(3/2/08)
 この完全にJrの超一流3人の間にあっては
 カートの劣化版、杉浦が足枷になっていますね。
 なので30分弱は少し長すぎました。
 しかし丸藤の天才的センスによる
 スポットが数多く見られ(フィニッシュなんかその極み)
 一方のブリスコズも素晴らしい連携を披露。
 ミスも1つの流れの中に取り込めてますから
 好調とまでは言わないものの完全に復調したと見て良いでしょう。
 丸藤、杉浦はタッグとしての完成度が今一つ物足りないし
 杉浦は中途半端な体格とはいえ
 1人ヘビー級として体格差をもって活かすべきでした。
 しかし文句なしに好勝負でした。
 やはり丸藤はJrに戻ったほうが良いなぁ。
 
DGHC王座戦:三沢光晴(ch)vs.森嶋猛(3/2/08)
 自称メジャーの10分切りロートル群と
 俺は違うぞという事で20分にしたかは定かではありませんが
 その無理のある時間のせいで
 森嶋のラリアット含め安直な必殺技、大技に頼りすぎに陥りました。
 (ROHの時もそうだったけど森嶋のバック・ドロップは本当に一撃必殺にすべき)
 三沢は王座交代劇という事で気合入っていて悪くないインサイド・ワークを見せてたんで
 肝心の森嶋が引っ張りきれなかったという結果。
 平均より少し上。
 さてとにもかくにも無事王座を引き渡した三沢、即刻引退を希望です。
 あなたは三沢さんになれません。
 これ以上続けるとリング上で殺されて
 その相手が他ならぬ小橋だったという最悪のシナリオが思い浮かびますので。

EROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)vs.BJウィットマーvs.KENTA(5/15/08)
 日本の各団体が今まで国民性の一言で片付け
 3ウェイ含めた特殊形式に取り組まなかったつけが結果として現れた駄作。
 とはいえやっているレスラーも
 こんなのしか見せれないなんて悪い。
 ナイジェル、BJは動きも悪かったし期待外れなんてものじゃない。
 大外れです。
 悪くない試合。
 

F小橋健太、本田多聞、KENTAvs.高山善廣、佐野巧真、青木篤志(3/2/08)
 小橋と高山の絡みは当然トップに位置づけられるとしつつも
 青木の小橋へのちょっかいや
 高山とKENTAの異常なハード・ヒッティングの攻防といった
 サイド・ストーリーが豊かに描かれています。
 本田は力強く持ち上げるスポットが印象的で
 佐野も他より見劣りするもののサポートとしてトリオに貢献。
 結局そこまで頑張っているのは
 小橋が復帰前と決して同じレベルにないからで、
 終盤小橋がリードすることもなかったですが
 上手くその問題を皆で解決したと思わせる内容でした。
 ぎりぎり好勝負。
 
GJrヘビー級王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.KENTA(10/13/08)
 2006年の試合とは違い観客に配慮せず、
 自分たちの戦いをしていれば自ずと観客もついてくるだろうというスタンス。
 それによりROHの一戦と負けじと劣らじの内容となっています。
 KENTAの蹴りに対し、ブライアンが素晴らしいダメージ表現で痛みを伝えてくる。
 このKENTAが押す展開も日本というシチュエーションを考えると
 盛り上げという観点からは余り適切ではないですけどね。
 早い段階でブライアンが柵越えダイブ。
 必要ならばスポットを早い段階で織り込んできます。
 KENTAも場外ダウンのブライアンにダイビング・ダブル・ストンプを叩き込み
 王座戦ならではの激しい後半戦へ。
 ブライアンのキャトル・ミューティレーションも必殺技として扱われ、
 部位狙いを絡めて深みのある一進一退を繰り広げました。
 Noahの悪癖で最後がややくどい部分もあるものの、ぎりぎり名勝負です。
 (執筆日:1/?/12)

注目試合の詳細

@GHCJr王座戦:金丸義信(ch)vs.ロッキー・ロメロ(1/6/08)

  ロメロがショルダー・タックルを決めるも金丸は倒れない。
  ヘッド・シザースに蹴りを打ち合って離れる。
  グラウンド・レスリングからロープ・ワーク。
  ロメロがドロップ・キックで金丸を落としダイブを狙う。
  金丸が即座に戻りキッチン・シンク。
  場外に移行しロメロを柵にぶつける。
  DDTを決め一人リングに戻る。
  ロメロがカウント4で戻る。 
  金丸が裏をかきヘッド・ロック。
  フォア・アームズの打ち合い。
  金丸が蹴りつけ再び攻める。
  ロメロがスプリングボード式で飛びつきDDT。
  花道に出た金丸にトペ・スイシーダ。
  リングに戻すと腕に狙いをつける。
  場外に転がり出た金丸にブレーン・バスター。
  1人リングに戻る。
  カウント7。
  ロメロが出て鉄柱に投げつける。
  リングに戻しレッグ・ドロップからカバー。カウント2。
  反撃されるも卍固めに捕らえる。
  金丸が何とかロープを掴む。
  コーナーを使ってのバック・クラッカーからカバー。カウント2。
  蹴りを放っていく。
  金丸が受け止めドラゴン・スクリュー。
  ミサイル・キックからカバー。カウント2。
  ヘッド・シザースの入りからDDT。
  カバーするもカウント2。
  ムーンサルトへ。
  ロメロは避けるとニー・ストライクからダブル・アーム・パワー・ボム。カウント2。
  ジャーマンを狙う。
  金丸はレフェリーを掴んでこらえるとロー・ブロー。
  ディープ・インパクトを狙う。
  ロメロはスピン・キックで迎え撃つとドラゴン・スープレックスの体勢。
  金丸のロー・ブローをガードするとバック・スライド。カウントは2。
  金丸が低空ドロップ・キックを決め垂直落下式ブレーン・バスターを狙う。
  ロメロがニーを入れて防ぎアーム・バー。
  金丸がロープを掴む。
  ロメロがダイビング・クロス・ボディへ。
  金丸は体勢を入れ替えると垂直落下式ブレーン・バスター。
  離さずもう1発狙う。
  ロメロが着地し丸め込む。カウント2。
  ロメロがバズソー・キックを決め両者ダウン。
  ロメロが攻撃を受け止めドラゴン・スープレックス。カウントは2。
  ツームストンもカウントは2。
  ならばと雪崩式の技を狙う。
  金丸がロメロを落とす。
  ロメロがもう1度登る。
  金丸が逆に雪崩式DDTを決める。
  垂直落下式ブレーン・バスターを決めるもカウント2。
  ディープ・インパクトもカウントは2。
  ローリング垂直落下式ブレーン・バスターで1,2,3!
  金丸の防衛!


CGHCタッグ王座戦:丸藤正道、杉浦貴(ch)vs.ブリスコ・ブラザーズ(3/2/08)
  丸藤vs.ジェイで試合開始。
  素早いレスリング。
  離れる。
  力比べかと思いきやジェイが押し込み交代。
  丸藤が自陣に持ち込み交代するもマークはのがれ距離を取る。
  杉浦がショルダー・タックルで吹き飛ばす。
  ならばとマークは素早さを活かして攻める。
  場外に逃れた杉浦にダイブを狙う。
  丸藤がチープ・ショットで防ぎロープに振ろうとする。
  マークは振り返してジェイがお返しのチープ・ショット。
  丸藤の背中越しにマークがブランチャ。
  ジェイと丸藤の攻防。
  エプロンに出て殴り合い。
  同時にドロップ・キックを狙い転落。
  マークは杉浦をリングに戻すとスプリングボード式ドロップ・キックでカバー。カウント2。
  杉浦がジェイとのフォア・アームズの打ち合いに勝ち交代。
  捕まえたジェイを落とすと柵にぶつけリングに戻す。
  連係攻撃を狙う。
  ジェイは2人共にカウンターを決め交代。
  対角線の攻防。
  マークがダイビング・クロス・ボディへ。
  丸藤が体勢を入れ替える。カウント2。
  マークはスーパー・キックを避けると地獄突き。
  もう1度スーパー・キックを避け地獄突き。
  ロープに走る。
  丸藤も同ロープに走るが対応しファイヤーマンズ・キャリー。
  ラ・ケプラーダを狙うも失敗し自爆。
  ブラインド・タッチから丸藤に連係攻撃。
  丸藤を捕まえる。
  連係攻撃を狙う。
  第1撃を防がれるも第2撃を決めフェイス・ウォッシュ+ドロップ・キックへ持っていく。
  カバーするもカウント2。
  15分経過。
  杉浦を落としダブル・バック・ドロップを狙う。
  丸藤は後ろに着地すると同ロープ走りからマークにクローズライン。
  ジェイにも同ロープ走りからクローズライン。
  交代した杉浦がマークにスピアー。
  控えのジェイにビッグ・ブーツを決めるとマークにスピアーでカバー。カウント2。
  控えのジェイにビッグ・ブーツを決めるとマークにスリングショット・スープレックス。カウント2。
  投げ飛ばしていく。
  チープ・ショットからマークが反撃し交代。
  ジェイが攻めていく。
  フォア・アームズの打ち合いからジェイがビッグ・ブーツへ。
  杉浦は受け止めるとコーナーに投げつけ交代。
  丸藤がブレーン・バスターを狙う。
  ジェイがこらえてブレーン・バスターを狙う。
  丸藤がコーナーを使って体勢を入れ替えブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  20分経過。
  ジェイがジョー・ブリーカーからジェイ・ドリラーの体勢。
  丸藤が逃れ不知火の体勢。
  押し飛ばして防ぎコーナーへのエクスプロイダーを狙う。
  丸藤が丸め込みに切り返す。カウント2。
  クローズラインで相打ち。
  丸藤が低空ドロップ・キックを決めロープに走る。
  クローズラインで相打ち。
  スーパー・キックを決めあい両者ダウン。
  ダブル・タッチ。
  杉浦はマークのダイビング・クロス・ボディをを避けるとニー・ストライク。
  ジェイをビッグ・ブーツで落とすと合体技。カット。
  丸藤がジェイを場外に押さえつける。
  杉浦がマークを投げ飛ばしていくもカウント2止まり。
  オリンピック・スラムを狙う。
  マークが逃れ丸め込み。カウント2。
  杉浦がスパイン・バスターからアンクル・ロック。
  ジェイが戻りスーパー・キック。
  それでも杉浦は離さない。
  ならばとジェイのスーパー・キックと同時にマークがミュール・キック。
  これには杉浦も離さざるを得ない。
  杉浦とジェイがビッグ・ブーツの打ち合い。
  ブリスコズがダブル・ショルダー・タックルからビッグ・ブーツ+バック・ドロップ。
  続けてコーナー上からダイビング・レッグ・ドロップ+ダイビング・ボディ・プレス。
  丸藤がカット。
  ジェイが丸藤を場外で押さえつける。
  マークが杉浦にエクスプロイダーを決めシューティングスター・プレス。カウントは2。
  25分経過。
  ならばとドゥームス・デイ・デバイスへ。
  杉浦は肩車から降りるとジェイをジャーマン。
  飛びついてきたマークにもジャーマン。
  交代した丸藤がマークを頭部を踏み降ろしスーパー・キック。
  カバーするもカットされる。
  ジェイを落としてからマークに連係攻撃を叩き込むもカウント2。
  不知火を狙う。
  マークは防ぐとレイザーズ・エッジへ。
  リングに入ってきたジェイが同時にネック・ブリーカー。
  続けてマークがラ・ケプラーダにいくも杉浦がカット。
  杉浦がマークにオリンピック・スラム。
  ジェイが杉浦にデス・バレー・ドライバー。
  丸藤がジェイに不知火。
  カバーする前にジェイが場外に逃れる。
  丸藤がマークにスーパー・キック。
  打ち返されるもスピン・キックを決めポール・シフト。
  カバーするもジェイがカット。
  ジャーマン+不知火を狙う。
  ジェイが妨害。
  マークは丸藤に雪崩式エクスプロイダーを決めると杉浦にドゥームス・デイ・デバイス。
  杉浦が場外でダウン。
  丸藤にもドゥームス・デイ・デバイスへ。
  丸藤が空中で不知火に切り返し1,2,3!
  勝利を確信していたジェイは見逃しカットできず。

試合結果

@GHCJr王座戦:金丸義信(ch)vs.ロッキー・ロメロ (1/6/08)
AROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)vs.潮崎豪(1/20/08)
B田上20周年記念試合:秋山準、森嶋猛、田上明vs.三沢光晴、丸藤正道、鈴木鼓太郎(1/20/08)
CGHCタッグ王座戦:丸藤正道、杉浦貴(ch)vs.ブリスコ・ブラザー ズ(3/2/08)
DGHC王座戦:三沢光晴(ch)vs.森嶋猛(新チャンピオン!)(3/2/08)
EROH王座戦:ナイジェル・マッギネス(ch)vs.BJウィットマーvs.KENTA(5/15/08)
F小橋健太、本田多聞、KENTAvs.高山善廣、佐野巧真、青木篤志(3/2/08)
GJrヘビー級王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.KENTA(10/13/08)