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Noah:Best of Noah 2007 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 丸藤正道vs.森嶋猛(12/2/07)

小橋建太復帰戦:小橋建太、高山善廣vs.三沢光晴、秋山準(12/2/07)

@丸藤正道vs.森嶋猛(12/2/07)
 森嶋がラリアットにトペ。
 オーソドックスな攻めを物ともしないスケール感を見せます。

 しかし対するは丸藤。
 体は大きくなくてもユニークなスポットで
 負けない印象を生み出します。

 森嶋の攻めに合わせた受けっぷりで
 両者輝きながら試合を作り上げています。

 丸藤がコーナー上からのパワー・ボムや
 花道から場外への不知火を決めたりと、
 王座戦だっけと錯覚するレベルの大盤振る舞いでしたね。
 最高に盛り上がりました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:8/?/25)

A小橋建太復帰戦:小橋建太、高山善廣vs.三沢光晴、秋山準(12/2/07)
 まずは小橋もそれを見守る観客も一つ一つの小橋の動きをかみ締めます。
 続いて小橋と高山の幻のタッグが連携技を見せて盛り上げます。
 このターンは完全に秋山が受け役に達していて通常よりも反撃頻度控えめ。
 三沢が小橋にカウンターでエルボーを叩き込み小橋孤立の中盤へ。
 ある程度加減をしながらも容赦ない攻め。
 その微妙な按配から攻めている方も辛いが、
 厳しい攻めをしてこそ復帰を迎えるレスラーというものだろう、という
 彼らレスラーの心情がひしひしと伝わってくる結果になっています。
 再びこの孤立で小橋の一挙手一投足をかみ締める形に。
 孤立を脱した小橋が高山の指示から200発近いマシンガン・チョップ。
 ムーンサルトまで披露した時、小橋がこれからも見られるんだ、本当に復帰したんだ、と
 小橋に対する思いが確信に変わりました。
 その後は王道に小橋勝利へのお膳立てかと思いきや
 三沢が雪崩式エメラルド・フロージョンで小橋を沈めフィニッシュ。
 これはこれで素晴らしいフィニッシュでしたね。
 小橋以外の個々の働きの重み付けが小さく、
 タッグとしても決してトップ・レベルの構成ではないですね。
 尤も主役は小橋ですし、その小橋復帰という特殊な状況を
 最大限までスケール・アップして見せたという点では
 タッグとしての完成度は意外に高い。
 文句なしに好勝負で名勝負とは言えませんが、
 それでもMOTYに選ばれる資格のある試合です。
 (執筆日:?/?/07)