Noah:Best of Noah 2005 part.2の分析
| 名勝負 | 佐々木健介、中嶋勝彦vs.小橋建太、潮崎豪(11/5/05) |
| 好勝負 | Jr.ヘビー級王座戦:KENTA(ch)vs.SUWA(9/18/05) GHCヘビー級王座戦:田上明(ch)vs.森嶋猛(12/4/05) |
@Jr.ヘビー級王座戦:KENTA(ch)vs.SUWA(9/18/05)
SUWAが宣誓用紙を破り捨て荒々しいスタート。
早々に場外に移るとSUWAがゴングを叩きつけ、更にジュラルミン・ケース攻撃。
これで1分でDQ⇒ジョー樋口による再試合というNoahには珍しい演出になっています。
SUWAのヒールっぷりが素晴らしく、感情移入できる魅力的なストーリー・ライン。
ただKENTAはアンダードッグではないので
もう少しKENTAが細かな抵抗を混ぜた方が良かったか。
途中は少しこじんまりとまとまった感もある。
10分経過してようやく反撃に転じたKENTAが攻撃的な打撃を顔面へ。
フェイス/ヒールとタフな攻防がミックスされた素晴らしい攻防になりました。
フリーとして一時的な参戦だったSUWAですが、
Noahの歴史の一頁に間違いなく名前を残しましたね。
最後のKENTAのラッシュは異常でこの試合を更に印象深いものにしています。
文句なしに好勝負。
A小橋健太、田上明vs.天龍源一郎、秋山準(9/18/05)
天龍がゲスト参戦。
小橋との激突が目玉でチョップ対決も勿論しますが、
それだけに留まらず見せ場を提供しています。
しかし天龍以上に輝いていたのが田上。
意欲的な攻めで脇役に収まらない嬉しいサプライズを見せてくれました。
ゲストの天龍によりタッグ要素が希薄になりえる中、
控えの天龍にビッグ・ブーツを叩きこんだりと
タッグ的要素をフォローする面でも貢献していてMVP。
秋山は必然的に割を食うポジションになりますが、
堅実な試合運びで良かったですね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:3/?/21)
BKENTA vs.天龍源一郎(10/8/05)
天龍は奇襲を狙ったKENTAを返り討ちにして椅子攻撃。
KENTAの反撃を許さず圧倒し続けます。
KENTAは完全劣勢に回りつつも
タフに受け続ける様で魅せます。
そしてこのパワー・バランスでさえ
鋭い蹴りと年齢差により逆転があり得るのではないかと
信じさせるに足る説得力があります。
ニア・フォール合戦に限界がある中で
このカードにできる方法で注目を集める内容に仕上げています。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:8/?/25)
C佐々木健介、中嶋勝彦vs.小橋建太、潮崎豪(11/5/05)
シンプル・ザ・ベスト。
健介と小橋は7月の祭りと同じテンションの高さで肉のぶつかり合い。
チョップもこの絡みで計200発打ちました。
しかしこの試合の核になったのは意外にも小橋-中嶋、健介-潮崎ライン。
1,2年の新人とあって素直に相手を絶対的格上と見なす事ができていますね。
その上で決して引かずに果敢に攻めていきストーリーを描きました。
反撃方法が限られるためドロップ・キック系がやたらに大きいですが
真面目に練習してフォームが綺麗なので、またかという印象を与えなかったのは大きいですね。
終盤に投げを決めるのも効果的です。
潮崎と中嶋の絡みもお互いの火花を感じさせる良い内容でしたね。
構築面では何の工夫もないも同然ですが
シングルと違ってタッグはそれでも勝負できますからね。
馬鹿になって情熱を表現しきりました。
祭りではなく試合だったという意味でも健介-小橋より上位にランクされますね。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:7/8/09)
DGHCヘビー級王座戦:田上明(ch)vs.森嶋猛(12/4/05)
森嶋の規格外なパワフルさは魅力的。
それに対して田上は打ち合いに応じます。
現実的に比類するものにはできない中で
絶妙なバランスに位置付けていますね。
森嶋の勢いを殺さないポイントで
スポットを刻み、それにより優勢が逆転していくのが
自然と受け入れられる見事な攻防です。
森嶋が鼻血を出してビジュアル的にも疲労感増していく
試合のグラデーションも素晴らしい。
最後の田上のラッシュも絵になっていて、
予想を遥かに超える内容でした。
文句なしに好勝負。
(執筆日:8/?/25)





