TOP日本のプロレスNoah 2000年代の大会 →Departure 7/10/04

Noah:Departure 7/10/04 の分析


名勝負 GHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準
好勝負 Jrタッグ王座戦:丸藤正道、KENTA(ch) vs. ケンドー・カシン、杉浦貴

3枚約4時間20分(CM、プレイバック含)です。
SlamBamJam製です。

@百田光雄 vs. 永源遥
 唾を観客に吐いてお金がもらえる仕事とは・・・ねぇ。
 それはともかく名物カードと聞いていましたが
 年の功を感じさせる訳でもファン・マッチとして見れる訳でもなかったですね。
 悪い試合。

A本田多聞、泉田純、菊池毅 vs. 井上雅央、川畑輝鎮、青柳政司
 この2試合はダーク・マッチ扱いされるべき。
 頼りの喋りネタもドームという事で1回しか使えず10分越えはきつい。
 悪い試合。

Bマイケル・モデスト、ドノヴァン・モーガン vs. 鈴木鼓太郎、リッキー・マルビン
 一部精度を上げる必要はあるけれども
 モデスト、モーガンが外人ならではのインパクトある技を出したので
 体格差が活きて盛り上がりましたね。
 特にマルビンは信じられないような動きを見せました。
 まあまあ良い試合。

Cスコーピオ、リチャード・スリンガー vs. 斉藤彰俊、橋誠
 試合を動かすポイントを活かせず
 だらだら続ける羽目になっていますね。
 軽く誤爆、連携を入れて終盤は一応形がついたか。
 もう少し何か絡みで良い物が生まれなかったかなぁ。
 悪い試合。

D田上明、佐野巧真 vs. 池田大輔、モハメド・ヨネ
 当時WLW王者をまかされた池田と
 ドームとあって小噴火した田上が歯車役として機能。
 早い仕掛けもヒットし充実した内容でした。
 予想以上の平均的な良試合。
 ちなみにヨネはこれが復帰戦でした。
 
 ラッシャー木村がビデオで引退すると告白。

EJrタッグ王座戦:丸藤正道、KENTA(ch) vs. ケンドー・カシン、杉浦貴
 カシンが素晴らしい役割を果たしました。
 スポットに絡んで工夫した物に改造しているし
 振る舞いでも杉浦との微妙な関係(カシンがオリンピック・スラムを決めてカバーすると杉浦がカットしたり)で魅せてくれました。
 これって日本人に欠けている表現力、アイデア力じゃないですか。
 見直しましたよ。
 これを持っていて、なんでROHで失敗したんだろう、って思ってしまいますね。
 話を戻すとパートナーの杉浦もこの頃はパワー・ファイターとして充実していて良い仕事をしました。
 象徴的な終盤のオリンピック・スラムは旋回力があってベスト・ムーブです。
 一方の丸KEN。
 他と比べれば高値安定ではありますが今回丸藤が良くなかったですね。
 相手が見せ場を作った後にすぐ反撃して切ってしまう。
 もう少し視野を広くして作っていく必要があります。
 加えて杉浦、カシンは微妙な関係にありながら
 それは1シーンのみの表現で(日本の限界か)
 終盤は連携力の弱いタッグに成り下がりますから
 杉浦、カシンの可能性をつんでしまった部分がある。
 KENTAも一部反撃の方法が良くないですね。
 サブに回っていたのでそんなに気になりませんけどね。
 十分面白かったけれど、丸KEN次第では名勝負も狙えたはずです。
 ぎりぎり好勝負。

FJr王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch) vs. 金丸義信→詳細
いきなりライガーのライガー・ボム、金丸のブレーン・バスターが決まる幕開けから
 ライガーが主導権を渡さず攻め続ける、という歪な内容。
 まず感情こそ見せませんでしたがライガーは忌々しいまでに王者としての高き壁を感じさせます。
 これ自体は見事です。
 しかし余りに雪崩式を多用しすぎました。
 ベテランの妙で構築としては出来ているけれども
 問題なのは金丸勝利への道筋が存在しなくなったという事。
 金丸自体切り返しが豊富ではありませんし
 方法論の無い偽りの熱戦に収束しました。
 90年の佐野戦を思い起こさせる悪癖が出た、と最初は思ったのだけど
 ライガーがNoahから受けた扱いに対して最後に次期王者に傷をつけた形で一矢報いたとも取れますね。
 平均的な良試合です。

GIWGPタッグ王座戦:高山善廣、鈴木みのる(ch) vs. 力皇猛、森嶋猛
 巨体相手に映えるみのるのレスリング・テクニックと
 巨体同士のぶつかり合いがミックスされた試合で面白い。
 しかしみのるがリアルな駆け引きを仕掛けた時に
 そういう視点を持たない今時のレスラーである力皇、森嶋はそれに気づかず受け入れてしまう。
 一方で高山は対照的にしっかりぶつかり合いを見せるのだけど
 これはこれで譲歩になっている。
 力で及ばないにせよ、もし力皇、森嶋がそれに気づいて
 同じ土俵に立ったならもっと面白くなったはずですね。
 こういう観点においてプロレスに「強さ」が必要になる事がある。
 平均的な良試合。 

Hタッグ王座戦:三沢光晴、小川良成(ch) vs. 武藤敬司、太陽ケア
 武藤、三沢の初遭遇が目玉。
 サービス・カットの域を超える物ではなかったけれど贅沢な見せ場でした。
 一方で実際に試合をまかされた小川、ケアの2人。
 小川はトリッキーという持ち味で持って試合をコントロールしていて良かったですね。
 ケアは気持ちが入っていて我の強さを押し出し
 この試合に新たな要素を加えたのは確かです。
 しかし王座戦なんて体裁を取っているけれど
 ファン・マッチに過ぎないこの試合にはそれは余り歓迎されず不協和音の小波も立てている。
 まあコントロバーシャルながら悪いとは言い切れない。
 まあまあ良い試合。

IGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準
 小橋が断崖式ブレーン・バスターをかけて吐血した事がクローズ・アップされますがそれは重要じゃない。
 1つに時間配分を含めた試合構築が絶妙です。
 場外に出そうとする秋山に対し、小橋が応じず
 まず10分間はリングで静かに相手への意識を迸らせま火薬を蓄積します。
 10分経過後えぐい打撃のスポットからエプロン技で秋山が主導を握り15分辺りまで。
 そこから小橋が執拗なヘッド・ロックという地味に効果を発するシーンを上手く滑り込ませてくる。
 そして20分経過時に上記断崖式ブレーン・バスターで四天王プロレスが爆発。
 25分経過時に秋山が断崖式をやり返して35分まで壮絶な死闘を繰り広げます。
 まったく勢いに頼らず生のリズムで人間の限界にまで挑みました。
 2つに秋山。
 四天王に彼を含めて五強と言われていたんだけれども彼は決して五天王になれなかった。
 それは他にバック・ボーンを含めた四天王の強烈な関係性に依る所が大きい。 
 しかし五天王になれなかった、という劣等感(彼が感じてようと感じていまいと)が
 時間を経て蓄積し小橋への偏愛と結びついた事で
 この試合の瞬間だけ、彼は五天王の一人になれたんですね。
 こうなると四天王プロレスの意味合いが出てくる訳で文句を言えない。
 秋山が追い込み側で、そこから気合で投げの打ち合い、小橋がフルコースという
 クライマックスは偏愛の表現としてもっと個人的で歪であるべきでした。
 只この唯一惜しまれる点もメジャー団体としてはこう締めるしか無かったかな、とも思います。
 歴史的な名勝負です。。
 
総評
 東京ドーム大会とあって良い試合が多かったですね。
 削れる試合が幾つかありJrが思った程ではありませんでしたが
 メインで一気に良い印象を決定づけました。
 (執筆日:7/4/09)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

EJrタッグ王座戦:丸藤正道、KENTA(ch) vs. ケンドー・カシン、杉浦貴
  カシン対丸藤で試合開始。
  と思いきやカシンは杉浦にタッチ。
  カシン・チャントを聞いて出てくる。
  バックの取り合いから丸藤がリスト・ロック。
  カシンがリスト・ロック。
  丸藤が回転から取り返す。
  カシンが逃れる。
  カシンがファイヤーマンズ・キャリーで倒して腕を取る。
  やられる毎に丸藤はすぐ飛びあがる。
  丸藤がファイヤーマンズ・キャリーから脚を取ろうとする。
  カシンが丸め込みに返す。
  丸め込みの応酬。
  カシンがカウント2で返した所で仕切り直し。
  カシンが握手を求める、と思いきや外して杉浦にタッチ。
  丸藤もKENTAにタッチ。
  KENTAがいきなりビッグ・ブーツ。
  ビッグ・ブーツとフォア・アームズの打ち合いになる。
  KENTAが連発で打ち込みロープに振ろうとする。
  杉浦が振り返してエルボーを狙う。
  KENTAは避けるとビッグ・ブーツで倒す。
  杉浦がすぐに起き上がりスピアー。
  起き上がってきたKENTAにベリー・トゥー・ベリー。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  KENTAがロープに脚をかける。
  杉浦がタッチを求めるもカシンはその前にストンピングをしろ、と言って何度もさせる。
  交代したカシンはKENTAを場外に落とし自身も場外へ。
  控えの丸藤がブランチャを狙おうとする。
  カシンが避けるとセコンドのヘルス・クラブが丸藤をキャッチ。
  カシンがエプロンで拳を振り上げる。
  いつの間にかリングに戻っていたKENTAが背後からドロップ・キック。
  KENTAは入ってきた杉浦にスーパー・キック。
  カシンがリングに戻る。
  カシンがKENTAを自陣に押し込む。
  交代した杉浦と共にKENTAへ脚を押し当てる。
  杉浦がKENTAにブレーン・バスターを狙う。
  KENTAが逆にブレーン・バスターを決め交代。
  丸藤は杉浦をロープに振るとフライング・バック・エルボー。
  カバーするもカウント2。
  クラバートを決めると自陣に移動。
  交代したKENTAはロープに振りバック・エルボー。
  控えのカシンをフォア・アームズで落としてからカバー。カウント2。
  背中を蹴りつけカバー。カウント2。
  首4の字。
  杉浦がロープを掴む。
  ロープ越しに飛びレッグ・ドロップ。
  タッチした丸藤が続いてロープ越しに飛びエルボー・ドロップ。
  丸藤がカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  杉浦がロープを掴む。
  丸藤は杉浦をロープに振る。
  ロープを掴んで止まった杉浦に突進。
  ショルダー・スルーを食らうも場外に着地。
  場外に引き摺り下ろすとリングに戻りスライディング・キックへ。
  杉浦が避けて押さえつける。
  カシンが丸藤を蹴りつける。
  杉浦は丸藤をエプロンに上げると場外へのガット・レンチ・スープレックス。
  カシンは殴りかかってきたKENTAを場外に投げ捨てる。
  丸藤はぐったりしている。
  杉浦はリングにあげる必要はないと考え自分だけリングに戻る。
  カウント20になるかと思われたがカシンがカウント19で丸藤をリングに戻す。
  杉浦がカバー。カウント2。
  杉浦は終わってただろ、とカシンに言う。
  交代したカシンは丸藤にアッパーカート。
  杉浦に見とけよ、と言う。
  丸藤を担ごうとする。
  丸藤がロープを掴んで逃げる。
  タッチするとコーナーに丸藤をセット。
  カシンに振られた杉浦がバック・エルボー。
  杉浦が戻ろうとするとカシンは俺を振れ、と言って呼び戻す。
  レフェリーが控えのカシンにリングにいすぎだとして腕を掴んで攻撃させまいとする。
  カシンはレフェリーを振って丸藤にぶつける。
  カシンがカバー。
  レフェリーはカウントしない。
  カシンは見とけよ、と言う。
  羽交い絞めにすると杉浦を呼び込む。
  杉浦がスピアーにいくも避けられカシンに誤爆。
  今度は杉浦が丸藤を羽交い絞め。
  カシンが張り手を狙う。
  丸藤が避けたので寸前で踏みとどまるもカシンは杉浦の顔に張り手。
  カシンが丸藤にオリンピック・スラムを決めカバー。
  味方の杉浦がカットする。
  交代した杉浦がキャメル・クラッチ。
  KENTAがカットしようとしたのを見て離す。
  丸藤を持ち上げてフェイス・バスター。
  カバーするもカウント2。
  丸藤は両手を掴むと飛びあがってサンセット・フリップへ。
  逃れられるもスーパー・キック。
  KENTAにタッチする。
  KENTAはまず控えのカシンにビッグ・ブーツ。
  コーナーの杉浦にビッグ・ブーツ。
  もう1発。
  トルネードDDTの要領でロープに打ち付ける。
  入ってきたカシンにスプリングボード式ドロップ・キック。
  杉浦のクローズラインを避けると蹴りを連続で入れる。
  スプリングボード式ドロップ・キックを決めカバー。カウント2。
  フィッシャーマンズ・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  杉浦は耐えてロープ際までいくと場外へのブレーン・バスターを狙う。
  KENTAは場外に着地するとフォア・アームズ。
  スプリングボード式ハリケーン・ラナを狙う。
  杉浦は耐えるとパワー・ボム。
  交代したカシンがクローズライン。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴りを入れ突進。
  KENTAがカウンターでパワー・スラム。カウント2。
  ブサイクへの膝蹴りへのコンボへ。
  カシンは全て避けると股間を蹴り上げる。
  レフェリーは杉浦に注意を引かれ見ていない。
  カシンは自身もロー・ブローを食らった振り。
  カシンはKENTAをロープに振る。
  KENTAは股下を通ると低空ドロップ・キック。
  ドラゴン・スクリューを決めると丸藤に交代。
  丸藤はカシンをコーナーに振るとフライング・バック・エルボー。
  雪崩式ハリケーン・ラナを狙う。
  外されるも着地し突進。
  コーナーのカシンはカウンターで蹴りを入れるとロープを使って首4の字。
  ヴィクトリー・ロールへと持っていく。カウントは2。
  丸藤がドロップ・トー・ホールドからロープに走りドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  スーパー・キック。
  不知火を狙う。
  押し飛ばされるとコーナーを使って裏に回る。
  カシンは股間を蹴り上げると体勢を崩しながら不知火。
  カバーにいく。KENTAがカット。
  交代した杉浦がロープに走り突進。
  丸藤がかわして場外に落とす。
  エプロンに上がってきた杉浦にサンセット・フリップ・パワー・ボムを狙う。
  杉浦が耐える。
  カシンがリングに入って杉浦の手を掴む。
  KENTAが入ってきて背後からカシンの背中を蹴りつけるとカシンと杉浦がぶつかる。
  杉浦が手を離してしまい丸藤の場外へのパワー・ボムが炸裂。
  KENTAはカシンに蹴りを入れ場外に落とす。
  杉浦をリングに入れるとコーナーに振る。
  KENTAの蹴りから丸藤がKENTAを踏み台にレッグ・ラリアット。
  入ってきたカシンにはスーパー・キック+ハイ・キックを決めて追い出す。
  丸藤が杉浦を肩車。
  KENTAがコーナー上へ。
  杉浦が殴りつけて逃れ丸藤にバック・ドロップを狙う。
  丸藤が後ろに着地。
  カシンがロープを揺らしてKENTAの体勢を崩す。
  丸藤の蹴りを受け止めるとアンクル・ロックまで持っていく。
  カシンはコーナー上のKENTAに駆け寄ると飛びつきアーム・バー。
  丸藤がロープを掴む。
  杉浦は丸藤をコーナーに振る。
  水車落としを狙う。
  丸藤がサンセット・フリップに返そうとする。
  杉浦は逃れてスピアー。
  ジャーマンを決めカバー。カウント2。
  もう1発狙う。
  丸藤が着地してスーパー・キック。
  不知火へ。
  杉浦がキャッチしてツームストン。
  ジャーマンを決めると跳び起きてドラゴン・スープレックス。
  KENTAがカット。 
  カシンはKENTAを落とすと柵にぶつけようとする。
  KENTAが振り返して柵にぶつける。
  杉浦が丸藤にオリンピック・スラム。
  コーナーにのせると雪崩式オリンピック・スラムを狙う。
  KENTAが入ってきて杉浦を捕まえる。
  パワー・ボム+雪崩式不知火を決める。
  カバーするもカシンが寸前でレフェリーを突き飛ばす。
  KENTAがカシンにコンボからブサイクへの膝蹴り。
  丸藤が杉浦にスーパー・キック。
  不知火を決めてカバー。カウントは2。
  コーナーにいくとシューティング・スター・プレスを狙う。
  回転が足らずダイビング・セントーンにする。
  カバーするもカウントは2。
  KENTAが場外でカシンを押さえている。
  丸藤は杉浦をコーナーに乗せると雪崩式不知火を決め1,2,3!
  丸藤、KENTAの防衛!


FJr王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch) vs. 金丸義信
  ゴングが鳴るなり金丸がビッグ・ブーツ。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるも619で止まる。
  突進してきたライガーにカウンターで蹴り。
  セカンド・ロープからムーンサルトへ。
  ライガーは避けるとロープに走り掌底。
  ライガー・ボムを決めるもカウントは2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  逆に金丸がブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ライガーは場外に転がり出る。
  金丸は入ってきたライガーに蹴りかかるとチン・ロック。
  ライガーがロープに脚をかける。
  逆さ吊りにするとドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  キャメル・クラッチ。
  首4の字。
  ライガーは反転させるとすり抜けヘッド・ロックへ。
  金丸が抜けヘッド・ロック。
  ライガーが立ち上がりコーナーへ。
  金丸は離すと蹴り。
  コーナーに振り突進。
  ライガーがカウンターで蹴り。
  掌底へ。
  金丸は避けるとロープに走る。
  ライガーがカウンターでバック・ブリーカーを狙う。
  外れるもウィール・キックを叩き込む。
  場外の金丸にスライディング・キック。
  場外でパワー・ボム。
  リングに戻る。
  カウント19で金丸がリングに戻る。
  ライガーが金丸をロープに振ろうとするも金丸が崩れ落ちる。
  ライガーがパワー・ボムを決める。
  レフェリーがダウン・カウントを数える。
  カウント9で金丸が起き上がる。
  ライガーがジャーマンを決めカバーするもカウントは2。
  コーナーにのせるとスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  変形バタフライ・ロック。
  そこから両肩をつけにいく。カウント2。
  スリーパー。
  ロメロ・スペシャル。
  そこからドラゴン・スリーパー。
  レフェリー・チェックが入る。 
  金丸の意識はまだある様子。
  ライガーは外すとチョップ。
  コーナーの金丸に突進。
  カウンターで蹴りを食らうも蹴りを入れパワー・ボムへ。
  金丸は逃れるとロープに走る。
  クローズラインを避けると低空ドロップ・キック。
  起こしてヘッド・ロックへ。
  ライガーがバック・ドロップに切り返す。
  雪崩式技を狙う。
  金丸が抵抗しサンセット・フリップ・パワー・ボムへ。
  耐えられるも引き離してランニング・パワー・ボム。
  ディープ・インパクトを決めるもカウントは2。
  ムーンサルトへ。
  ライガーは避けて自爆させるとインサイド・クレイドル。カウントは2。
  バックを取る。
  金丸がバック・エルボーを避けロープに走る。
  ライガーがグラウンド・コブラ。カウントは2。
  コーナーにのせると雪崩式ハリケーン・ラナへ。
  金丸がサンセット・フリップに切り返す。カウントは2。
  ロープに走る。
  ライガーがカウンターで掌底。
  コーナーに振り掌底。 
  コーナーにのせると雪崩式垂直落下式ブレーン・バスター。
  カバーするもカウント1。
  金丸が吼えて起き上がる。
  金丸が突進してきたライガーにビッグ・ブーツ。
  ブレーン・バスターを決める。
  カバーするもカウントは1。
  15分経過。
  ライガーが掌底へ。
  金丸が受け止める。
  ライガーが右で掌底。
  左で掌底。
  ブレーン・バスターを決めてカバーするもカウントは2。
  コーナーにのせる。
  雪崩式垂直落下式ブレーン・バスターを狙う。
  金丸が殴りつけて落とす。
  ライガーが起き上がり捕まえにくる。
  金丸が抵抗し雪崩式DDT。
  カバーするもカウントは2。
  ムーンサルト。カウントは2。
  起こすとブレーン・バスター。
  ロックを離さずきりもみ式で2発目。
  カバーし1,2,3!
  金丸が新チャンピオンに!


IGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準(7/10/04)
  秋山がショルダー・タックルするも小橋は倒れない。
  チョップを打ち破ってのハイ・ニーも小橋はガード。
  逆に小橋がショルダー・タックル決めるも秋山は倒れない。
  力比べの攻防から小橋がチョップ。
  秋山のビッグ・ブーツを避けるとフライング・ショルダー・タックル。
  秋山はすぐ起き上がるとハイ・ニーを決め小橋を落とす。
  小橋はすぐに戻り場外戦に持ち込ませない。
  チョップとフォア・アームズの打ち合い。
  小橋は打ち勝つとキッチン・シンクからロシアン・レッグ・スイープを狙う。
  秋山がレッグ・ロックに切り返す。
  小橋がロープを掴む。
  秋山がレッグ・ロック。
  小橋は首筋にチョップを叩き込んで逃れるとチョップを胸に振り下ろす。
  フェイス・ロックに捕らえる。
  再びチョップを振り下ろしカバー。カウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  防いだ秋山が腕を取ろうとする。
  小橋は防ぐとチョップで打ち勝つ。
  秋山も耐えてみせる。
  小橋は首筋へのチョップからローリング・エルボー。
  秋山は避けるとフォア・アームズ連発。
  小橋はロープに走った秋山にチョップを打って止めると自らロープに走る。
  秋山がフライング・ショルダー・タックルを狙った小橋にハイ・ニーを叩き込む。
  秋山はエプロンでのDDTに柵へのカーフ・ランディング、
  そしてエプロンの小橋の後頭部にダイビング・ニー・ドロップ。
  リングに戻ろうとした小橋にニー・アタック。
  容赦なく首を中心に小橋を痛めつけていく。
  バック・ドロップを決める。
  それを利用して小橋がヘッド・ロックに捕らえる。
  秋山はバック・ドロップを2度決めるも外せずロープに手を伸ばす。
  小橋が不意をついてスリーパー・スープレックス。
  マシンガン・チョップにローリング・チョップを決める。
  崩れ落ちた秋山を捕らえエプロンから場外へのブレーン・バスター。
  技を決めた小橋自身が吐血している。
  小橋はカウント15でリングに戻るも、すぐに崩れ落ちる。
  起き上がるとハーフネルソン・スープレックスでカバー。カウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットを狙う。
  秋山は防ぐとエクスプロイダーを狙う。
  小橋は防ぐとオレンジ・クラッシュ。
  カバーするもカウント2。
  ショート・レンジ・ラリアットもカウント2。
  バーニング・ハンマーを狙う。
  秋山は逃れるとエクスプロイダーからシャイニング・ハンマー。
  今度は秋山がエプロンから場外へのエクスプロイダーを狙う。
  小橋は防ぐとハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  抵抗する秋山にチョップを浴びせコーナー上へ。
  秋山は捕らえると場外への雪崩式エクスプロイダー。
  秋山はカウント15で戻る。
  小橋もカウント19で戻る。
  秋山がカバーするもカウント2。
  エクスプロイダーを決めカバーするもカウント2。
  トップ・ロープ上から雪崩式エクスプロイダーを決めるもカウント2。
  変形のフロント・ヘッド・ロックを狙う。
  抵抗する小橋にヘッド・バッドを決め変形フロント・ヘッド・ロックに捕らえる。
  秋山は途中で止めるとアーム・ロック・エクスプロイダーでカバーもカウント3ならず。
  スターネス・ダストを狙う。
  小橋は防ぐとリアル・ブレーン・バスター。
  秋山は起き上がるとビッグ・ブーツ。
  小橋はガードするとハーフネルソン・スープレックス。
  秋山が起き上がりエクスプロイダー。
  小橋が起き上がりハーフネルソン・スープレックス。
  秋山が起き上がりエクスプロイダー。
  小橋がラリアット。
  両者ダウン。
  小橋がショート・レンジ・ラリアットを決めカバーするもカウント2。
  ムーンサルトを決めるもカウント2。
  ならばとバーニング・ハンマーで1,2,3!
  小橋の防衛!
  両者握手を交わす。

試合結果

@百田光雄 vs. 永源遥
A本田多聞、泉田純、菊池毅 vs. 井上雅夫、川畑輝鎮、青柳政司
Bマイケル・モデスト、ドノヴァン・モーガン vs. 鈴木鼓太郎、リッキー・マルビン
Cスコーピオ、リチャード・スリンガー vs. 斉藤彰俊、橋誠
D田上明、佐野巧真 vs. 池田大輔、モハメド・ヨネ
EJrタッグ王座戦:丸藤正道、KENTA(ch) vs. ケンドー・カシン、杉浦貴
FJr王座戦:獣神サンダー・ライガー(ch) vs. 金丸義信(新チャンピオン!)
GIWGPタッグ王座戦:高山善廣、鈴木みのる(ch) vs. 力皇猛、森嶋猛
Hタッグ王座戦:三沢光晴、小川良成(ch) vs. 武藤敬司、太陽ケア
IGHC王座戦:小橋建太(ch)vs.秋山準